three2four

 

日常の出来事など含めて気ままに綴っています

 

TAISHI NOBUKUNI bespoke #5 視点整理

2019-1228

 

何回も着用してみて僕なりに信國さんに作って頂いたスーツの視点整理をしてみました(コチラ)。構築的なイギリス仕立てってなんとなく堅いようなイメージを持っていたんだけど、実際は全く異なりましたね。造形が美しくキッチリした上半身とゆったりした下半身が自然に同居する寛いだ着心地だった。服としての基本性能も高いので普通にワードローブとして使いたいなと思っています。新たな服飾体験を求めている方は信國さん(コチラ)に一回相談されてみてはどうでしょうか。新しい扉がひらくかも。

 

crocodile items from one body #4 FLASH

2019-1227

 

最後のFLASH(FLAt SHoehorn)はカードサイズのフラットなシューホーン。踵の滑りが良いクロコのウロコの谷間に沿って曲がる様に芯材となる革に溝を掘ってあります。裏張りは靴の内装とグリップするように耐久性抜群のエレファントを使用。以上で納品です。「お気に入りのオレンジ色に、とても息子も喜んでいます。」 いつも心のこもった応対をしてくださるお客様で頭が下がります。ご注文ありがとうございました。

 

crocodile items from one body #3 CARDCASE

2019-1226

 

3点目はカードケース。小さめの個体で顎下部位が中途半端に余ってしまうので、作れそうなアイテムを作ってみました。カード5枚と大きなフリースペースに2つ折りの紙幣が入ります。

 

crocodile items from one body #2 RAD

2019-1225

 

2点目は3つ折り財布RAD。厚みがあるけどスリムで手に収まりがよく容量もある、厚小さい財布です。開いた瞬間に全てが見やすく取り出しやすい状態で並ぶ。本のページをめくるような操作感が特徴です。動画はコチラ

 

crocodile items from one body #1 SWITCH

2019-1224

 

1点目は長財布SWITCH。以前お客様とお会いした時に「大好きな財布」と大変気に入って頂いており、プレゼントなど含めて本作でたしか6個目(汗)。SWITCHの外装が胴体からギリギリ切り出せる小さめの個体。そのためセンターの竹斑から脇腹の丸府への変化が財布の中に収まっています。鮮やかなオレンジと焦げ茶のコントラストが格好良いですね。

 

crocodile items from one body #0

2019-1223

 

鮮やかなオレンジ色のクロコダイル一頭から何点か製作を。胴体からはメインアイテムの長財布SWITCH。あとはお任せでカードケースやシューホーン、3つ折り財布RADなど。一頭まるごと使うと結構いろいろなアイテムが作れます。明日から1点1点をご紹介させて頂きます。

 

SIZ -TEGU x Bridle-

2019-1219

 

イベント用に製作した超希少素材TEGUのSIZ。常連のお客様がご注文くださいました。「センター取りの最高のバランスで綺麗ですね。ずっと以前見た時からTEGUのSIZが欲しくて手に入り嬉しいです!」 SIZの面積の中にTEGUの身体の特徴が綺麗におさまっていますよね。パッと見はリザードだけれども良く見ると明らかに異なる通好みの一品。いつもありがとうございます。

 

POCKET レーデルオガワコードバン

2019-1217

 

レーデルオガワさんのコードバンで製作したPOCKET。日本らしく繊細で美しい仕上げが特徴です。「かっちりとした質感と刀のような精緻な作り。Made in Japan と黒にこだわりたかったので最高です。」2013年に行ったロシアンカーフのオーダー会にてロシアンの長財布と黒桟革のノートカバーLOFを購入してくださったお客様。ご注文ありがとうございました。

 

SIZ Horween社シェルコードバン colors

2019-1216

 

シェルコードバンのサンプル帳のような財布。外装は#4、内装は#8(左)、バーボン(中)、ダークコニャック(右)を使用しています。これだけ色を使うと開いたときの驚きがあって非常に面白いですね。革の色数が多いのでコバと床面は黒で引き締めています。 ご注文ありがとうございました。

 

R.Motion@国分寺

2019-1214

 

イベント翌日に立ち寄ったのがコチラ。国分寺の駅から歩いて10分ちょっとのところにあるR.Motionさん(HPはコチラ)です。three2fourのお客様でプロレスラーの原学さんが経営されているトレーニングジム。大きな交差点から脇道に入って建物の裏手にある階段を下りていくと、赤と黒にカラーリングされた印象的な空間が広がります。手前はトレーニング機材のスペース、奥は鏡がある広いスペース。普段まともに運動してない僕もちょっとトレーニングさせてもらいました。ヨガやピラティスなどもできるらしい。オープンしたてなので全部ピカピカ。でも何よりも素敵なのは原さんの穏やかな人柄です。人間健康が第一。ご興味のある方は是非足を運んでみてください。

 

ENLIGHTMENTの御礼

2019-1211

 

お陰様で今回も無事にイベントを終えることが出来ました。ありがとうございます。今回は会場が取れずに一日の開催となりましたが、常連のお客様に加えて新規のお客様も来てくださりまたちょっぴり自分のプロダクトが広がって良かったなと思っています。それにしてもイベントの後って疲れがどっと押し寄せます。年内にもう一つ大型アイテムをつくらないといけないので、ちょっと休んでからもうひと頑張りします。

 

SIZ for ENLIGHTMENT

2019-1206

 

個性的な一品をと思って作りました。紫っぽい色合いが気に入って購入したエレファント。内装はイタリアンヌメの紫を合わせ、引手はガーゴイル金獅子(素材は真鍮無垢)です。さりげなくもしっかりと個性を主張できる仕上がりを目指しました。いつもそうなんですがエレファントって色合いが上手く写真で出ないので動画(コチラ)もあわせてご覧いただければと思います。

 

新作引手 TETORI 大獅子 for ENLIGHTMENT

2019-1204

 

新作の引手です。「TETORIさんがカッコイイと思うものを作ってください」という僕からの丸投げ依頼に対してTEORIさんが出した答えがこのリングを咥えた大獅子。初めて見たときは格好良すぎて笑いましたね。他に言葉も見つからず「スゴイ!」、「良い!」をずっと繰り返して興奮していたのを覚えています。LIZ、SIZ、POCKETなどに簡単に交換取付可能。素材は左からsilver925+真鍮リング、silver925、真鍮です。

 

新作RAD for ENLIGHTMENT

2019-1202

 

新作RAD(半径:RADiusから抜き出し)。厚小さい3つ折り財布です。開けた瞬間に全てが見やすく取り出しやすい状態で並びます。「新作の使用感ですが、めちゃ最高です。バッグ使用時や冬のアウターなら厚みがあっても問題ない。名刺入れプラスアルファ位コンパクトにも関わらず必要な物が入る。お札の出し入れが思ったよりスムーズに出来る。(これは使ってみないとわからないですね。これで躊躇される方はいると思います) 財布をガバッと開くためのベロが、お札を出し入れする時に小銭入れの蓋みたいに使える。特に自分が感動したのは、小さい本のページをめくる様な慣れ親しんだ動作と感覚です。最高です。」異なる素材であと何点か製作予定です。

 

TAISHI NOBUKUNI bespoke#4 納品

2019-1130

 

ビスポークスーツが最終調整を経て遂に完成しました。「これを着て外を歩てみたい」、「色んな合わせ方をしてみたい」、着ることをワクワクさせてくれる仕上がりで、これからの僕の日常を豊かにしてくれるであろう一着にとても満足しています。僕から信國さんに最初にお願いしたのは「信國さんが僕に合うと思うスーツを作ってください」。その後は。提示された4種類の生地の中から一つ選択。「ショールカラーはどうですか?」(信)「それでお願いします。」(僕)。という程度のやり取り。ですが、信國さんが持っているスタイルと僕の好みの交わりをキチンとカタチにしてもらうことが出来ました。服そのものを細かく指定するよりは自分のバックグラウンドを伝えて信頼してお任せし、出来上がったものを受け入れて楽しむ。スーツのことを全く分かっていない僕にはそんな注文の仕方が良かったみたいです。信國さんの服って僕の好みとちょっと違うような気が最初はしていたんだけど(ゴメン、、、w)、飛び込んでみたら好みの世界が広がってより豊かになりました。それが出来たのは実際にお会いしてみて「格好良いな」「イイ人だな」と思ったから。「体験してみないとわからない」 今回の注文で一番感じたことです。新しい体験を与えてくれる素晴らしい一着をありがとうございました。

 

POCKET for ENLIGHTMENT

2019-1129

 

コンパクト財布の決定版POCKET。外観は普通のL字ミニ財布ですが、大きなマチと仕切りがあるだけの他で見ない構造。これが抜群に使いやすくシンプルで飽きが来ない。コードバンは日本のレーデルオガワ社、アメリカのホーウィン社、イタリアのROCADO社。クロコ、ヌバッククロコ、エレファントで製作をしました。

 

LIZ for ENLIGHTMENT

2019-1128

 

イベントに向けて製作した在庫のご紹介。まずはLIZ。マチのない独自構造により、薄さだけでなく見たいところを好きな具合で開けるストレスフリーな使い勝手を実現。コインケースは浅い舟形にしてあるので見やすくコインが隅に引っ掛かることがありません。カードは縦入れで4か所。幅にゆとりを持たせてあり1か所に3,4枚程度はいります。カードの露出面積が大きいため出し入れがしやすいのが特徴。財布を開くところから中身を確認し取り出してお釣りをしまい閉じるまで、すべての動線が滑らかに繋がるように考え抜いて設計したコンパクトな極薄長財布。素材はクロコ、シェルコードバン、超希少素材のTEGU。構造や質感がわかりやすいように動画も載せてあるので是非商品サイト(コチラ)をご覧ください。

 

VIEW -nubuck porosus x Horween shell cordvan black-

2019-1125

 

一目惚れで購入を即決したヌバックのポロサス。内装はHorween社シェルコードバンのブラックです。左側にマネークリップとカード、右側はダブルボックスのコインケースを備えており、全体を見渡しやすいというのがモデル名VIEWの由来。 開いて左側はマネークリップとその下部によく使うカード入れ。裏にはカードを重ねて10枚程収納できるのでコンパクトながら容量たっぷりです。コインケースはダブルボックス仕様で1円、5円を分けておけるので支払いの際に小銭を探す手間が省けて非常に快適です。 「もう感無量というか待ったかいがありました。どこにもないオリジナルの形状に憧れてVIEWをオーダーさせていただきましたが、サイズ感がいい意味で財布っぽくなくていいですね。使う際の所作というか一連の流れが考えられていて使っていて面白いです。ヌバッククロコの質感も素晴らしく、竹腑から丸腑へのグラデーションに痺れました。」ご自身でレザークラフトをされているお客様からのオーダーでした。ご注文ありがとうございます。

 

SEAL PAD -Horween shell cordvan bourbon x velor-

2019-1123

 

表はシェルコードバンのバーボン、裏は牛ベロアを共に元厚で使用した印鑑パッド。クッション性があり印鑑が押しやすいのです。コバは革の色をそのまま出す仕上げにしました。以上、4点で納品。「DixとSizに毎日紙幣やコイン、カードを出したり入れたりしています。ティッシュケースやSealPadも触りまくりです。ほんとうに気持ちいいです。表裏の質感もコバも縫い目も。」後日お客様から緑寿庵さんの金平糖が送られてきてびっくり。緑寿庵さんの金平糖は家族みんなが大好きで、心配りが細かいところまで行き届いている品物なので選んでくださったお客様のお気持ちまで伝わってくるように感じました。ご注文ありがとうございました。

 

SIZ -TEGU x Bridle-

2019-1122

 

超希少素材のTEGUを使用しました。腹の中心から脇腹にかけての特徴的な鱗がSIZのサイズにキレイに納まっています。イベントで一度お会いしたことのあるお客様で素材はこちらにお任せ。一見控えめだけれども実は非常に個性がある素材なのでご注文くださったお客様にお似合いになるのではと考えました。内装はグリーンのブライドルです。テジューの焦げ茶とグリーンは個人的に好きな樹木の色の組み合わせです。

 

TISSUE CASE 藍染エレファント

2019-1121

 

表はDIXと同様で、裏張りは牛ベロアを用いています。カラーはグリーン。お客様の健康を願って。

 

DIX 藍染エレファント

2019-1120

 

外装の藍染エレファントは繊細なシワが綺麗に入った部位を繰り返し藍染することで非常に濃い色まで持ってきました。裏張りはアメ豚。エレファントもアメ豚も中央の折り曲げ部分だけを少し薄くしてから張り合わせてあるので真ん中で自然に曲がる様になっています。 カードは全て右向き。開いて右側のカード入れは外向きになるので落下リスクがゼロではないのですが革がカードをホールドする力が十分にありますし、普段の使いやすさを優先して外向きにしてあります。 何点かご注文いただいているので引き続き紹介させて頂きます。

 

ENLIGHTMENT vol.17 12/8 13:00-17:00@恵比寿

2019-1118

 

告知がちょっと遅くなりましたが展示販売イベントENLIGHTMENTを恵比寿にて開催いたします。フライヤーはコチラ。今回はいつもと違う会場で一日開催となります。現物を手に取って購入できるのはENLIGHTMENTだけ。新作を含め魂の入った品物を用意してお待ちしていますので是非ご来場ください。

 

TAISHI NOBUKUNI bespoke#3最終フィッテイング

2019-1116

 

仕上がりの良さに驚かされました。フィットしているのはもちろん、立っていても動いても格好良い。身体に沿う生地が常に美しい表情を見せてくれます。スモーキングジャケットの立体的な胸部からいったんシェイプされて下半身のワイドパンツに繋がる流れも極めて滑らかです。どこまでも自然で違和感がなく寛いで着ることができる。正直言ってスーツのことはよくわかりませんが、テーラーとしての信國さんの力を身をもって存分に感じることが出来て非常に満足しています。最終調整でこれからもう一段階アップするらしい。楽しみだな。

 

POCKET -Horween shell cordvan bourbon-

2019-1115

 

こちらもHorween社シェルコードバンのバーボンで製作したPOCKET。「早速使っているのですが、非常に軽快で、大変使いやすいアイテムですね!!シェルコードバンのバーボンも非常に良い色で、ずっと触っています笑 」 この単純な構造がとても使いやすいんですよね。 財布の中が必然的に単純に整理された状態になるので脳に負荷がかからず楽に使えるのだと思います。ご注文ありがとうございました。

 

POCKET -Horween shell cordvan bourbon-

2019-1114

 

Horween社シェルコードバンのバーボンで製作したPOCKET。「本当にきれいに仕上げてもらって満足しております。また、自分の使用方法にも 問題なく対応出来そうです。 」カードと紙幣を入れてお使いになるそうです。手前のスペースにカードを入れても良いですし、POCKET自体が使い方の自由度が高いモデルと思います。 ミニ財布2FACEplusや靴ベラFLASHを既に所有されているお客様。ご注文ありがとうございました。

 

SIZ -elephant x bridle-

2019-1112

 

エレファントらしいシワの入った部位を切り出しました。非常に頑丈な革ですし、持っている方が少なくまた世の中に2つと同じ模様がないのも魅力だと思います。内装はボルドーのブライドル。引手は間に革を挟むことで厚みと剛性をだして引きやすくしてあります。 海外にお住いのお客様でご実家に発送をしました。受け取りは年末の帰国時になる様です。ご注文ありがとうございました。

 

SIZ -shell cordvan #2-

2019-1111

 

内装まですべてHorween社シェルコードバンの#2という豪華仕様のSIZ。#2は今年の夏頃から日本でも入手できるようなりました。#4よりやや明るくて色ムラがわかりやすいという印象。外装の#2に対して白糸を通してコバは黒。縫い目が整っていると非常に格好良くて個人的に結構好きな組み合わせです。すべて白糸にするとちょっとうるさい気がするので内装に使用する糸は地の色に合わせてあります。ご注文ありがとうございました。

 

LIZ -lizard x bridle-

2019-1108

 

フロントカット(腹を開いて背中の中心が革の真ん中に来る)のリザードをご希望のお客様からのオーダー。竹斑と丸斑が両方入っているのではなくなるべく背中側の面積が多いもの、要は大きめの個体を選びました。リザードは養殖ではなく野生個体なので大きくなると必然的に傷も増えるため、綺麗な個体を探すのが大変になるのです。「希望通りの財布で大変満足しております。オーダーが多く入って大変だと思いますが、頑張ってください。応援しております。 」ありがとうございます!

 

LIZ -shell cordvan navy x bridle-

2019-1106

 

シェルコードバンネイビーのPOCKETをお使いのお客様からご注文頂きました。「長財布としてはとてもコンパクトなサイズ感なのに、使っていてちっとも窮屈さを感じないです。第一印象では「小さい」と感じた小銭入れは、使う度にその実用性の高さを実感しています。視認性が良く、深さも開き具合も指を入れた時に本当に丁度良くて、小銭が無駄に溜まることがないです。カードを取り出す、札を取り出す、小銭を取り出す。それらを行うときの負荷の掛かり方がこれまで使ってきた長財布と全然違うと感じました。使い続けたときに蓄積されるダメージがとても少ない構造になっているのではないか、と。色々と感想を書かせて頂いたのですが、結局のところシンプルに使いやすいです。」ありがとうございます。LIZは僕の考える長財布のひとつの理想形とも言えるアイテム。 お役に立てて作り手として嬉しい限りです。

 

POCKET plus -shell cordvan bourbon-

2019-1104

 

Horween社シェルコードバンのバーボン。内装にはスタンプを全て用いて製作したスペシャルバージョンです。ご要望で仕切りの部分には鍵差しをつけています。このスタンプの使い方はかなり格好良いのでもっと作ってみたくなりました。ご注文ありがとうございました。

 

黒桟革TISSEU CASE

2019-1101

 

もう11月。早い、ホントに。年明けたのってこの間じゃなかったっけってくらい。写真は黒桟革のティッシュケース。持っているとちょっとした格上げアイテムとして活躍してくれます。折り返して縫製しただけの極めてシンプルな構造ですが、作り方は何回も変更してきました。単純なことの中に信じられないほどの奥行きがあるのが製作の面白い所でもあると思います。

 

SIZ 黒桟革 x Bridle

2019-1030

 

外装に黒桟(焦茶)、内装はブライドルのボルドー、引手にクロコを用いたSIZです。オーダーしてくれたのはべるさんというレザークラフトをされている方。ご自身のブログの記事(コチラ)にもしてくださったのでご覧ください。ご注文ありがとうございました。

 

SIZ porosus x bridle

2019-1028

 

外装はポロサス顎下部位のセンターでSIZの面積に綺麗に斑の変化が入るように切り出しています。革自体は彫りが深くモチモチとした手触りの非常に良い革。引手は縫い目が綺麗に見えるように大きめの斑の部分からセンターを切り出しました。 「斑の入り方も綺麗でとてもカッコいいです!感触も良く迫力もあり大満足です!3部屋それぞれに入れる物を使い易いように選べるのも素敵です。しばらくはニヤニヤする事になりそうです。」ご注文ありがとうございました。

 

SIZ shell cordvan navy x bridle bordeaux

2019-1025

 

外装はHorween社シェルコードバンのネイビー、内装はブライドルレザーのボルドーという組み合わせ。非常に良いコントラストですね。糸は3色使用しています。まず外装はネイビー、内装は茶色でセンターポケットの後ろの部分は床面の色に合わせて黒。基本的に革の色に対して目立たない色を使っています。ご注文ありがとうございました。

 

POCKET & SIZ review on 機能的な財布あります

2019-1024

 

機能的な財布ありますさんでレビューして頂きました。記事はコチラ。相変わらず内容が濃い(笑)。そしてユーザーとしての正直な感想なので内容が違和感なくスッと入ってくる。自分が作ったものでも人のレビューを見ると勉強になりますね。いつもありがとうございます。

 

SIZ ロシアンカーフ x シェルコードバン + 大獅子 #2

2019-1022

 

この一品のために新たな引手を製作しました。動画はコチラ。作り手はもちろんTETORIさん。これまでの付き合いからお互いにわかっている部分があり、信頼しているので「TETORIさんがカッコイイと思うものを作ってください」と完全に丸投げの依頼をしました。そして出来上がってきたのが金輪を咥えた大獅子。初めて見たときは格好良すぎて笑いましたね。他に言葉も見つからず「スゴイ!」、「良い!」をずっと繰り返して興奮していたのを覚えています。

 

SIZ ロシアンカーフ x シェルコードバン + 大獅子 #1

2019-1021

 

常連のお客様からご注文いただきました。ロシアンカーフで製作したSIZ。革の表面に凹凸が多くてすこし武骨な表情です。内装はHorween社シェルコードバンのバーボン。やはりロシアンと色味が合いますね。今回は引手も特別なものを製作したので引き続き明日ご紹介します。

 

KABAN by northface

2019-1019

 

都内出張の際に欠かせないバックパックを新調しました。KABANという日本的なネーミングだけどアメリカで企画された商品らしい。気に入ったのはやっぱり見た目。これ以上すっきりしたデザインのバックパックってないんじゃないでしょうか。使い勝手や背負い心地も良好です。写真だと何もわからないので気になる方は紹介動画(コチラ)をご覧ください。KABANの容量は26Lで小ぶりなKABYTE、大きめのKABIGというモデルもラインナップされています。何故か品薄?で僕は実店舗の在庫を取り寄せました。ミニマルなデザインのバックパックを探してる方にはおススメです。

 

紫根染クロコSINGLE PENCASE

2019-1017

 

藍染クロコSIZを製作させて頂いたお客様にもう1点お作りしたのがコチラ。紫根染クロコの一本挿しペンケースです。裏張りにはグリーンのベロアを使用。グニャリと曲げて取り出します。動画はコチラ。お気に入りの一本を入れておくのに良いですね。

 

SIZ 藍染クロコ #2

2019-1015

 

アコーディオンの様な構造で好きな具合で大きく開けるのが特徴です。POCKETと比べると幅は少し厚めになっているのですが構造物が多い分、容量はPOCKETほど多くはないので仕切って整理したい方向けです。引手は斑の大きめの部分を使用して縫い目が綺麗に見えるようにしてみました。「革にメリハリがあり、色も綺麗で最高の仕上がりです。大変気に入りました。」栃木のお客様なので近所で待ち合わせて直接お渡し。いつもありがとうございます。

 

SIZ 藍染クロコ #1

2019-1014

 

藍染クロコで製作したSIZ。大きめの個体の顎下部位を用いているため、斑が細かくかつ彫りが深いのが特徴です。小さいながらも非常に迫力のあるアイテムに仕上がりました。

 

TAISHI NOBUKUNI bespoke#2仮縫い

2019-1012

 

今回は仮縫いでのフィッティングです。お任せでという僕のオーダーに対して信國さんが提案してくれたのはショールカラーのジャケットとワイドパンツ。ひと目で信國さんだからこそ作れる服だなと感じました。ジャージにジャケットを羽織ってスケボーに乗るイメージだそうで(笑)。パンツはシルエットが凄くきれいでスニーカーとあわせても良いとのこと。要は自由に楽しんでくれということなんだと解釈しました。全く新しい体験を与えてくれそうで来月の完成が楽しみです。それまでにジャージ買っとこ。

 

POCKET -horween sherll cordvan black-

2019-1010

 

POCKETを気に入って頂いてHorween社シェルコードバンの色違いで2つ目のご注文。今回のカラーはブラックです。汎用性の高いカラーですね。仕切りと大きなマチという単純な構造ですが、これが非常に使いやすいのです。構造物が少なく容量が多いためこればかり使っている方も多い定番モデルです。

 

POCKET -nubuck porosus x sherll cordvan- #2

2019-1008

 

追加の仕様は鍵挿しです。仕切りの部分に小さな革を縫いつけて鍵を挿し込めるようになっています。頂いた寸法に基づいて挿したときにちょうど鍵の頭が取りやすい位置に来るように。形状を平行四辺形にしているのは少し入り口を広げて挿しやすくする意図があります。

 

POCKET -nubuck porosus x sherll cordvan- #1

2019-1007

 

「純粋にとてもカッコ良くて、観ているだけでもテンションが上がります!ヌバックは初めてだったのですが、こんなに雰囲気があるのですね。早速今日からガシガシ使って、機能美も堪能させて頂きます!」ありがとうございます。POCKETの面積の中にちょうど斑の変化がうまくおさまるように切り出すことが出来ました。革質も良いですし表面の繊維が寝てくるとツヤが出てくるので変化も楽しめます。非常にシンプルな構造なんですがこれがとっても使いやすいのでこれからたっぷり味わてください!! 追加の仕様も入れてあるので明日ご紹介させて頂きます。

 

custom penny by FESN laboratory

2019-1005

 

「この人のスケートめちゃくちゃカッコイイ」 たまたまネットで見つけたFESN laboratory(HPはコチラ)森田貴宏さんの滑りは僕の中に強く残るものでした。技とかじゃなく滑りのスタイルそのものが格好いいと感じさせてくれるスケーター。そんな森田さんのお店が中野にあると知り行ってきました。実際にお会いして喋ってみるとアツくてストレートで清々しい男。たまたま同い年だったので親近感も。「世界各国の大統領がスケーターになったら絶対に世の中から戦争はなくなります」と語っていたのが印象的でした。僕が購入したのは森田さん仕様にカスタムしてもらったペニーボード。小さいクルーザーに乗ってみたかったんですよね。laboratoryというだけあってお店のバックヤードに工房があり、カスタムだけじゃなくオリジナルの板の開発もされています。ちなみに僕がスケートを始めたのは40歳になってからで理由はカッコイイから。気になった方は中野のFESN(コチラ)に今日行ってみましょう。技術、知識、人柄に富んだ森田さんが相談に乗ってくれると思います。ただ、ケガにはくれぐれも気をつけて、、、。

 

新作 三つ折り財布 RAD #3

2019-1002

 

紙幣は差し込むような構造で、財布を開くとバラけて露出するので見やすく出しやすくなっています。カードとコインケースの高さを揃えて並べるイメージは最初から持っていたのですが、この札入れの構造は試作の過程で決定しました。ホチキスで色んな場所を留めたり外したりしているうちに「あ、コレでいいじゃん」と発見したという感じ。RADは非常に良い構造になったので、これから定番モデルとして色々な素材で製作していこうと思います。

 

新作 三つ折り財布 RAD #2

2019-1001

 

まず使用動画はコチラ。開いた瞬間に全てが見やすく並びます。カード、コイン、紙幣のそれぞれが出しやすい状態で自分に向いており、引っ張って中を覗く構造がひとつもありません。最大容量はカード10枚、コイン15枚、紙幣20枚を収納。財布を開くことでカードが取りやすくなります。コインケースの蓋はかぶせてあるだけで、こちらも開くことで見やすく出しやすい状態になります。

 

新作 三つ折り財布 RAD #1

2019-0930

 

今まで薄い財布ばかりを作ってきましたが、こちらは厚小さい三つ折り財布。以前からリクエストはあったのですが、その時はいまひとつ意味のある構造が思い浮かばず。取り残された課題となっていた三つ折り財布にこの夏あらためて取り組み、沢山の試作を経てようやくこれならと思えるものをカタチにできました。モデル名のRADは半径(RADius)から抜き出したもの。明日から構造をご紹介させて頂きます。

 

藍染リザードx黒桟極 KEYCASE #4

2019-0927

 

silver925のナスカンはTETORIさんに彫りを入れてもらいました。こちらから指定したのは、イニシャルとお客様の名前に因んだ笹の図柄をいれること、アッサリめな感じで彫ってほしいということ。なぜなら僕が勝手に入れた仕様だから。実はこの品がオーダー番号777だったので、ストーリー性のある仕様をプレゼントさせて欲しいとお伝えしていたのです。さすがTETORIさん、彼は技術だけでなくバランス感覚が優れているので良い匙加減でやってくれました。「インスタグラムで見てて実物見るの楽しみにしてました!実物の方が何倍もいいですね。色合いといいコバのかんじだったりすっごいきれいで更にスマートキーの革巻きは厚み薄くてものすごいスマートで気に入りました!エングレービングのサービスありがとうございます!細かいですね!tetoriさんの作品もいつか欲しいの思っていたのでめちゃ嬉しいです!全体的にものすごい満足しています!」ロシアンCLIPとシェルコードバン2FACEplusを所有されているお客様。いつもありがとうございます。

 

藍染リザードx黒桟極 KEYCASE #3

2019-0926

 

革にはボタンをつけて本体に取り付けられるようにしてあります。取り外した状態でスマートキーを使うときに表面の出っ張りがなるべく少なくなるように、凹ボタンをスマートキーにつけてあります。

 

藍染リザードx黒桟極 KEYCASE #2

2019-0924

 

愛車のスマートキーを収納するのがご要望の一つでした。外周を何点かで計測して立体にピッタリ沿うように。縫い代が出っ張らないように、革の端と端をつなぐ縫い方で。この縫い方ってあまり見かけないんだけどやってみると意外と出来るので製作されている方は機会があればトライしてみてください。スマートキーの革巻きはボタン部分に穴をあけるやり方が多いですが、耐久性の観点とデザイン的にカワイイこともあって縫い目で表現するというアイディアでやってみました。トランクは緑の四角、開けるは青V字、閉めるは赤逆V字。スマートキー単体で使ってもすっきりしててて良い感じです。

 

藍染リザードx黒桟極 KEYCASE #1

2019-0923

 

凝りに凝ったキーケースを製作させて頂きました。外装は藍染リザード。染めを繰り返してかなり濃い色にまで持ってきています。裏張りは黒桟極で内装はブライドルです。やってみてわかりましたがネイビーのブライドルと黒桟極の並びは非常に相性が良くて格好良いですね。金具はTETORI氏の手による彫金が入ったsilver925。明日から詳細をご紹介させていただきます。

 

新作 HEAD2TAIL #4

2019-0919

 

尻尾の付け根はリング、顎先はボタンで接続して自由な角度に曲がるため身体にフィットします。「凄いの一言ですねえ~、このようなデザイン、まったく考えつきませんよね~!使い勝手も考えておられると思いますので益々たのしみです」 自由にやらせてもらってありがとうございました。HEAD2TAILが誰かの刺激になってまた何処かで新しいものが産まれたら嬉しいなと思います。

 

新作 HEAD2TAIL #3

2019-0918

 

中を覗く時に窮屈感が出ないようにジップは斜めの部分まで。開けやすいループの引き手をダブルで。ジップの反対側は折り返しでモノを入れた時に膨らむ様にしてあります。

 

新作 HEAD2TAIL #2

2019-0917

 

表は外周以外には縫い目を入れたくなかったのですが、首の部分はどうしても縫わないといけない。ただ、首の部分に横に真っすぐな縫い目が入っていたら印象がかなり変わってしまいます。そこでウロコの谷間に沿って縫うことにしました。表から見ると縫い目がほとんどわかりません。

 

新作 HEAD2TAIL #1

2019-0916

 

長いこと温めてきたアイディアが遂にカタチになりました。頭の先から尻尾の先端までクロコの身体すべてを活かしたワンショルダー。身体の形をそのまま活かしているので置いとくとワニっぽい。肩から斜め掛けすると小ワニを背負ってるような感じ。全体を映した動画はコチラ。肩を跨ぐ部分は幅広で荷重を分散して背負いやすく。サイドジップはスライダーが干渉しないギリギリの幅にしてあり、正面から見るとほぼクロコの胴体しか見えない様にしてあります。これを依頼してくださったお客様のオーダーがまたスゴイ。課題なし、納期なし、もちろん金額の指定もなし。「自由に作ってください」。お陰様で思考に何の制約もなく発想して誰も見たことのない自分らしいモノを世の中に発表することが出来ました。 ありがとうございます。

 

THE LOUNGE by Brift H@札幌

2019-0913

 

代表の林田直樹さんとご縁をいただいて、東京に来られるタイミングでお会いしてきました。場所はBriftH青山本店。履いていったモンキーブーツの磨きをお願いしたら、表情がグッと良くなったのはもちろん革が柔らかくなって履き心地まで良くなっていたことに驚きました。靴本来の魅力や性能を引き出してもらったように思います。プロってすごいですね。ありがとうございます。

 

ONEPIECE SHOEHORN -紫藍ポロサス-

2019-0911

 

継ぎ目のない一枚革でセンター取りした非常に贅沢な一品。芯材は入っておらず、曲げた状態で張り合わせてカットしてあり表と裏の革の面積が微妙に異なるため曲面になっています(裏の方が回り込んでいる分すこし大きい)。当たり前ですが尻尾って元々丸いので曲面を作るのに向いていて、表面は踵が滑りやすい方向に革を使っています。2FACEplus、スマホ、ONEPIECE SHOEHORNという最低限の組み合わせで身軽に出かけるのもおすすめです。

 

2FACEplus -紫藍ポロサス-

2019-0910

 

クラスト(染色前の革)を何回も藍染してから更に紫根を染め重ねることで完成する紫がかった深い藍色。顎下部位は2FACEplusに用いると表と裏で斑の入り方がことなるので面白みがあります。「鞄のどこにでも入れられてすぐに取り出せる機能性とサイズ、細かい買い物にサッと出して支払うのに困らない収納性の高さのバランスにとても気持ち良さを感じました。おかげで細かい買い物が増えて出費が増えそうです(笑)」ありがとうございます(笑)。紫藍ポロサスのLIZをお使いのお客様。メインにLIZ、サブとして2FACEplusという薄くてコンパクトな組み合わせは非常に相性が良いと思います。もう1点製作したので引き続き明日ご紹介いたします。

 

9/10までタイムセール 3点セット5万円 BIT、2FACEplus、ONEPIECE SHOEHORN

2019-0909

 

たまにはこういうのもやってみようかと初めての試み。Horween社シェルコードバンの代表カラーともいえる#8。その貴重なスタンプ部分を全て使った極薄札カード入れBIT(コチラ)、究極のミニ財布2FACEplus(コチラ)、継ぎ目なしのONEPIECE SHOEHORNの3点セットで5万円という超お買い得プライスにしました。BITは財布を開けたり閉めたりすることなく紙幣やカードを直接取り出せるスマートな長財布。2FACEplusは手元財布として抜群の機動力。ONEPIECE SHOEHORNは鍵を一緒にしておくことで毎日の外出、帰宅時に活躍してくれます。使用動画はコチラ。紙幣20枚、カード5枚、コイン15枚と収納力も十分です。極めて薄く使い勝手も良いアイテム構成なので、ジャケットのポケットにものを入れて膨らませたくないという方は快適にお使い頂けると思います。

 

TAISHI NOBUKUNI bespoke#1採寸

2019-0907

 

指定された場所は銀座サワモトビル7Fの生地屋さん。エレベーターを上がり扉が開くとスーツを着たトルソーが並び、奥は壁一面が生地棚になったスペース。ドキドキしながら「こんにちは」と声をかけると、寛いだアロハシャツに身を包んだ信國さんが笑顔で現れました。「じゃあサイズ計っちゃいますね」と言われてから生地を選び10分後には終了。「もっと打ち合わせとかするのかと思ってました」「まぁそこは任せて頂いて」。そう。僕の方からお任せで作ってほしいと依頼していたのです。もともと知り合ったのはzinryuさんがきっかけ。彼が信國さんに僕の事をあることないこと吹き込んだら「殴りあうか肩を組むかどちらかだな」と言っていたらしいんだけど、幸い殴りあうことなく仲良くさせてもらっています(笑)。信國さんの印象は感性、知性に富み独特の空気感をまといながらどこまでも自然体。一言でいえばカッコイイ。そんな人に興味が湧いて「信國さんが僕に似合うと思うものを作ってほしい」とお願いしたわけです。さて、どんなものが出来上がるのか。

 

2FACEplus -ブライドルレザー-

2019-0906

 

外装はブライドルレザー、マチは極薄のアメ豚を折り返し張り合わせたものを使用することで強く動きが良くなっています。色は革の裏面に合わせて黒。コバも黒にして引き締まった雰囲気に仕上げました。 カードは2枚程度、お札は2つ折りで最大10枚程度、外ポケットから直接取り出すことが出来ます。コインを取り出すときは脇から親指を割り込ませると楽に開けることが出来ます。お釣りをもらったらケースに放り込んでパチンと閉じるだけなので非常に楽です。ラバーマグネットは物理的な特性はゴムなので柔軟性がありますが長期間負荷をかけ続けるとヒビが入るケースがあるようです。ヒップポケットに入れても良いのですがそのまま座ることはおすすめしません。 ご注文ありがとうございました。

 

2FACEplus -藍染エレファント-

2019-0904

 

外装の藍染エレファントは染めを繰り返すことで非常に濃い色にまで持ってきています。マチは極薄のアメ豚を折り返し張り合わせたものを使用することで強く動きが良くなっています。 「ポケットにスムーズに入るコンパクトさが良いのと、エレファントの発色や掘りも良くカッコいいので毎日の相棒としてテンションを上げながら使えそうです。まだ慣れの領域な気もしますが、左右に非接触カード入れた都合でどっち側かを直感的に理解できたら良かったので、内側ののブライドルを異なるレザーでお願いしていたら良かったかもとも思いました。」既にPOCKETをお使いのお客様。僕もシーンによっていろいろな財布を使い分けています。ご注文ありがとうございました。

 

2FACEplus -Horween shell cordvan #8-

2019-0902

 

究極のミニ財布2FACEplus。Horween社シェルコードバンの#8で製作しました。サイズは10x8x0.5cm。紙幣やカードの大きさを考えるとこれ以上小さくすることが出来ないサイズです。ラバーマグネットを縫いこむ事で厚みをおさえると同時に開閉が非常に簡単。マグネットには少し溝を掘ることで糸を埋めてぴったりとくっつくようにしてあります。両サイドのマチによって内部に空間が出来るためコインは15枚程度入ります。 「想像以上の使い心地の良さで、とても満足しています。」ご注文ありがとうございました。

 

ELEPHANT TOTE #5

2019-0830

 

本体、ハンドルの接続仕様を決めてパーツごとに製作するモジュール設計。作る立場からすると製作効率が良く、使う立場からはハンドルをショートに付け替えたり内装の付け替えたりとフレキシブルな利便性を実現するものです。「エレファントかなりいいです。検討から購入まで5年くらいかかってる気がしますが、ようやくという感じです。表の革は言うことないのはもちろんですが中のグリーンが意外と表側の荒くれ感を上品にしてくれている感じです。あとはデザインもそうなのですがカバンは工夫されて作られているので使いやすくなっている印象です。カバンは使いやすいのが一番。問題はもったいなくて使えない状況です。」満員電車でひしゃげたりしたらもったいないですからね。格好良いものが仕上がりようやく納品できてほっとしています。もう5年ですか汗。長い間お待ちいただいてありがとうございました。

 

ELEPHANT TOTE #4

2019-0829

 

内装には深いグリーンのベロアを用いました。ベロアを使用したのは、厚みのある革で裏張りをしたかった、内装のポケットに同じ素材を使いたいと思ったからです。ポケットの左側はご指定の財布サイズにあわせた大型ポケット、右側は最近の売れ筋のスマホが大体入るサイズにしてあります。今回は取り出しやすい様に縦にしてみました。スマホのポケットはスペースに余裕があるので下の方に取り付けて上部にカード入れなどつけようかと思ったんですがボタンと干渉するのでやめて出しやすい様に上に寄せました。 持ち物が変わったらポケットのみ製作が出来ます。反対側はキーリングを下げられるようになっています。財布、スマホ、鍵。この3点は特にアクセス頻度が高いので定位置が決まっていると便利です。

 

ELEPHANT TOTE #3

2019-0828

 

ハンドルの表は全てエレファントを用いており、ブライドルで裏張りすることで引っ張り強度を確保しています。持ち手は革を重ね厚みを出して握りやすく。裏は鹿革を折り返し張り合わせたパッド。クッション性と吸湿速乾性に優れた素材で柿渋に浸けているので抗菌作用も期待できます。

 

ELEPHANT TOTE #2

2019-0827

 

胴体と底はフラットに縫い合わせてあります。これが実はすごく大変。巨大なパーツの真ん中を手縫いしていくためです。よくある底面がバッグの内側に湾曲する作りってしっくりこないんですよね。底にはしっかりした芯材を入れて底鋲を打ってあるので汚れを気にせず床に置くことが出来ます。これがホントに便利で、例えば電車で床に置いたり座った時に足の間に置いたりするととっても楽。マチにはフリクション3色が入るサイズのペン挿しをつけました。ペンクリップの部分だけ折り返し張り合わせたリザードを用いることで、ペンの抜き差しがしやすくしてあります。見た目が格好良く機能的で耐久性も上がるお気に入りの仕様です。

 

ELEPHANT TOTE #1

2019-0826

 

極上レベルのボルドーエレファントを贅沢に使って製作したトートバッグです。シワの入り方も素晴らしいのですが、色が本当に複雑で写真ではその迫力が伝わりません。光の加減や見る角度によって非常に豊かな表情を見せてくれます。極めてシンプルだけれども圧倒的な存在感。まさに僕好み。素材の良さを存分に味わえる格好良い仕上がりになりました。どんな洋服に合わせるのかを考えるのも楽しそうですね。

 

焼ジビエ 罠@神田

2019-0824

 

都内出張の夜にzinryuさん、信國さんと食事したのが神田にある焼ジビエ 罠さん(コチラ)。鹿、猪、キジなどを焼いて頂きます。匂いやクセが強いのかと思ったら、全然そんな印象はなくどれも美味しかった。鮮度が良いからなんでしょうか。特に猪の脂分は独特の良い香り。少し変わった食体験をしたい、そんな日には行ってみてください。お店を探してくれたのは(いつもだけど笑)zinryuさん。ありがと!

 

PALM -紫藍ポロサス x イタリアンヌメ- #2

2019-0822

 

マグネットボタンで開閉がカンタン。上部が大きく開くためカードを扇状に動かすことが出来て探しやすい構造になっています。マチや裏張りはイタリアンヌメ。コントラストが非常に強いですね。構造的な特徴はマチの部分。極薄にしたイタリアンヌメを折り返し張り合わせることで強度と柔軟性を確保。開いたときに外装に対してマチが垂直に立ち上がる様に縫い付けてあるので大容量で見やすい作りになっています。以上、4点。オーダー主様は栃木の方なので直接お会いして納品させて頂きました。ご注文ありがとうございます。

 

PALM -紫藍ポロサス x イタリアンヌメ- #1

2019-0821

 

コンパクト大容量で探しやすいカード入れPALM。外装は胸から顎下にかけての部分を切り出して、斑の変化を楽しめるようにしてあります。エキゾチックレザーならではの面白みですね。

 

LIZ -紫藍ポロサス x イタリアンヌメ- #2

2019-0820

 

内装はイタリアのヌメ革。ヒマワリの様に濃くて鮮やかな発色はイタリアならでは。何故かわからないんだけど国内ではタンニン鞣しで鮮やかな発色の革ってないんですよね。

 

LIZ -紫藍ポロサス x イタリアンヌメ- #1

2019-0819

 

奥様の紫藍ポロサスLIZ。斑の変化が財布の面積の中に綺麗におさまるように、また縫い目がなるべくウロコの谷間に掛からないように切り出し。ファスナーはゴールドで少し華やかさを出しています。

 

2FACEplus -紫藍ポロサス x ブライドル- #2

2019-08015

 

外ポケットには二つ折りの紙幣とカードを入れて直接出し入れ。脇から指を入れて開けるとコインを15枚程入れることが出来ます。紙幣やカードのサイズから考えると、紙幣、カード、コインが入る財布としてこれ以上薄く小さくすることは出来ないので究極のミニ財布と謳っています。でも一番大事なポイントはやはり使いやすい事。使いにくいと使わなくなるので道具としての根本的な存在意義が揺らいでしまう。容量の制限は当然あるのですが手元財布として機能する容量と機動性を重視したモデルです。

 

2FACEplus -紫藍ポロサス x ブライドル- #1

2019-08014

 

2点目は2FACEplus。顎下部位を使用しており、表と裏で異なる斑の入り方になっています。クロコを藍染するとウロコのフチの部分が濃い色になり内側にかけてグラデーションがかかったような染まり方になります。顎下部位はウロコが特に細かいので相対的に濃い藍色に染めあがります。

 

LIZ -紫藍ポロサス x ブライドル- #2

2019-08013

 

内装はネイビーのブライドルレザー。コシがあり丈夫なので内装に好んで使っています。マチのないアコーディオンのような独自構造は見たいところを好きな具合で開けるので窮屈感がありません。カードは出し入れしやすい縦入れで4か所。コインケースは宙に浮くように浅く作ってあり隅が切ってある舟のような形。見やすく隅にコインが引っかかることがありません。

 

LIZ -紫藍ポロサス x ブライドル- #1

2019-08012

 

ご夫婦お揃いでの紫藍ポロサスの財布、カードケース、ミニ財布などオーダーして頂いたのでご紹介していきます。今週は旦那さんのアイテムから。まずは長財布LIZです。僕自身が選び抜いたポロサスのクラスト(染色前の革)を業者さんにヌバック加工してもらい、藍染を繰り返して濃い色まで持って行ってから紫根を染め重ねてようやく完成するのが紫藍ポロサス。写真だと現物の格好良さが伝わらないのが残念なんですが、動画はコチラ。光とカメラの関係でちょっと明るめに見えてます。

 

クロコで作った野球のボールとグローブ

2019-0810

 

こんなものが世の中に存在したんですね(笑)。クロコで作った野球のボールとグローブ。お客様が革を持ち込んでメーカーさんに作ってもらったそうで。そんなこと出来るの?って思いましたが、普通に考えたらやってもらえませんよね。というかそもそも発想が湧かないし、実現しちゃうところがスゴイ。ボールもグローブもちゃんと斑の入りの良い部分が使われていました。面白いものをみせて頂きありがとうございました。

 

LIZ -藍染エレファント x ブライドル-

2019-0809

 

外装は藍染エレファントの一枚革。藍染を繰り返すことでかなり濃い色まで持ってきており、同時にほんのりと赤みが出てきます。 長さは17.5cmで長財布としては非常にコンパクトかつ薄くなっており、Lジップで素早く開き全体を見渡せます。 マチのないアコーディオンのような独自構造により見たいところを好きな具体で開けるのでストレスのない使い勝手を実現しています。 「使い勝手よさそうです。このようにすべてをこだわって製作したものは大好きです。」剣道をされているというお客様。藍染エレファントはどこか道着にも似ているのでぴったりな選択だったのかもしれませんね。 ご購入ありがとうございました。

 

ID CASE -黒桟 x ブライドル-

2019-0807

 

黒桟とブライドルのID CASE。黒桟革を部分的に使っているのは摩擦を減らしてカードの出し入れをしやすい様にするためです。 衣服への色移りのリスクを避けるため化学繊維の編紐を使用。フィルムなどで窓を覆っていないのは革に対して耐用年数が短いためです。ボタンを開けるとカード入れが2室あります。金具はキーリリースで紐部分を取り外すことが出来るので昼休みに外出するときなどに便利。自分が会社員だったころ紐をぐるぐる巻くのが面倒だなと思ってたんですよね。銀色の筒の位置を移動させることで簡単に紐の長さを調整することができます。 「また1つ、人生のお供が増えました。しっかり手入れして定年まで使います(笑)」ご購入ありがとうございました。

 

LIZ -紫藍ポロサス x ブライドル-

2019-0805

 

外装はポロサスのクラスト(染色前の革)をヌバック加工し、藍染繰り返してから更に紫根を染め重ねたものです。小型個体のセンター取りなので財布の面積に竹斑と丸斑がバランスよく収まりポロサスであることが分かる財布になっています。 「構造が少し違うだけでここまで使い勝手が良くなるとは思っておらず感動しています!革もポロサスといえば堅いイメージでしたが、もっちりした触り心地が気持ちよく、instaで見た以上の色の深さに驚かされました。」LIZ独特の開放的な使用感をこれから存分に味わってください。「高い買い物でしたが、それ以上の価値を得られる予感をひしひしと感じています!」使いやすくシンプルで飽きがこないのでこれから長いこと愛用して頂ければ価格以上の価値を十分にお返しできることと思います。 ご購入ありがとうございました。

 

2FACEplus -藍染クロコ x cordvan-

2019-0802

 

藍染クロコで製作した2FACEplusです。「サイズ感もバッチリで、クロコの存在感が素晴らしい商品で、とても気に入りました!職場でのサブ財布として早速使って行きたいと思います。」藍染を何回も繰り返すことでかなり濃いところまで色を持ってきているので、小さいですがかなり存在感のある一品です。 「ワイシャツの胸ポケットに入れて、少し擦れたら色移りしてしまいました。」申し訳ありません。染色革は色移りが起こり得ますので特に汗をかく夏の時期ということもあり、注意書きとして記載をしておくべきでした。使っていくうちに落ち着いてくると思います。「とにかく、とても気に入りました。染め具合もとても綺麗な藍色で、模様も左右対象の竹ふが凄い素敵です!」ご購入ありがとうございました。

 

POCKET -elephant x cordvan-

2019-0731

 

エレファントとコードバンの組み合わせで製作したPOCKET。「とっても使いやすくてニヤニヤしながら使わせていただいてます!」エレファントは扱いがとっても楽なので私物のPOCKETも同じ素材合わせ。毎日使うとどんどんツヤが出てくるので最初に写真を撮っておくと1年後にかなり異なる表情になっていることに驚くと思います。エレファントは非常にタフな素材なのでガンガン使い込んでください!ご購入ありがとうございました。

 

LIZ -nubuck porosus x bridle + gargoyle獅子-

2019-0729

 

極上ヌバックポロサスで製作したLIZ。「見た瞬間気に入りました。色々入れみましたが仰ってた通り使い勝手もすごくよくサイズ感もすばらしいです!」ここ1,2年ホントに気に入る財布がなくてネットなどで探していくつも購入したけれどもしっくり来るものが見つからず、お困りになっていたとのこと。お役に立てて何よりです。自分の仕事を受け取った方に喜んでもらえるとホントに嬉しい。そのために頑張るっていう単純な生き方が出来るのは独立革職人の良い所です。ご注文ありがとうございました。引手をガーゴイルに交換したんだけど撮り忘れた、、、。

 

HATCOFFEE@蔵前

2019-0727

 

友人のお友達(会ったことない人です笑)がカフェをオープンしたとのことで行ってきました。最近お洒落スポットとして注目を浴びつつあるという蔵前のHATCOFFEEさんです(twitterはコチラ)。ここに行ったらやっぱりオーダーしたいのはラテアート。実力派として有名なイケメン店主のまっつん氏が、好きな絵柄や立体を目の前で作ってくれるエンターテイメントなコーヒー屋さんなのです。僕は縫製の時に使う指ぬきを描いてもらいました。平日の昼間でしたが店内はお客さんでいっぱいで活気に溢れている。みんな思い思いのラテアートをオーダーして楽しんでいましたね。ちなみに料理もしっかりと美味しかったです。ご馳走さまでした。仕入れのときにまた寄らせてもらいます!

 

ONEPIECE SHOEHORN -orange croco-

2019-0726

 

尻尾の先端で製作したシューホーン。継ぎ目のない一枚革でセンター取りした非常に贅沢な一品です。コバに黒く見えるのはアメ豚で剛性を出すために中に張っています。以上、ヒマラヤとオレンジのクロコ2頭丸ごとを使った3点セット。※顎下は小さくてフィットするパターンがありませんでした。これだけ揃うとさすがにすごい迫力。納品後お客様から直接お電話を頂きました。非常に喜んでいただけて何よりです。いつもありがとうございます。

 

PALM -orange croco-

2019-0725

 

尻尾の根元で作ったカードケースPALM。マグネットボタンで開閉がカンタン。上部が大きく開くためカードを扇状に動かすことが出来て探しやすい構造になっています。マチは薄く漉いたアメ豚を折り返し貼り合わせたもので、非常に薄く強いパーツになっています。開いたときに外装に対してマチが垂直に立ち上がる様に縫い付けてあるので大容量で見やすい作りになっています。

 

SWITCH -orange croco- #2

2019-0724

 

チョコの革に対してオレンジの糸を通しているので、縫製の精度が非常に重要になってきます。粗があるとものすごく悪目立ちしてしまうし、逆にきれいな縫い目が作れるとものすごく格好良い。実際にやってみると分かるんだけど手縫いでまっすぐな縫い目を作るのって実はメチャクチャ難しくて、最初はホントに不思議なくらいガタガタになります。単純に真っすぐ縫うということの中に信じられない程の奥行きがあるんです。逆にそれが面白いところでもある。今回は革の色をそのまま活かすようなコバの仕上げにしてみました。良い感じで仕上がってホッとしました。

 

SWITCH -orange croco- #1

2019-0723

 

もう1セットはオレンジ色のクロコダイル。発色が良くて傷のないキレイな個体です。ヒマラヤ同様にこちらも小さめの個体なので竹斑と丸斑が財布の面積の中にバランスよく収まりました。縫糸は外装と同色のオレンジで、内装はブライドルのチョコ。中と外のコントラストが良い感じです。

 

ONEPIECE SHOEHORN -himalaya croco-

2019-0718

 

尻尾の先端はシューホーンにしました。継ぎ目のない一枚革でセンター取りした非常に贅沢な一品。芯材は入っておらず、曲げた状態で張り合わせてカットしてあり表と裏の革の面積が微妙に異なるため曲面になっています(裏の方が回り込んでいる分すこし大きい)。当たり前ですが尻尾って元々丸いので曲面を作るのに向いていて、表面は踵が滑りやすい方向に革を使っています。以上、胴体、尻尾を丸ごと使って製作した3点セット。顎下は小さくてフィットするパターンがありませんでした。実は別のカラーでもう一セット作ったので来週からまた紹介させて頂きます。

 

PALM -himalaya croco-

2019-0717

 

尻尾の根元で作ったのがカードケースPALM。マグネットボタンで開閉がカンタン。上部が大きく開くためカードを扇状に動かすことが出来て探しやすい構造になっています。いつの間にか増えてしまうカード類をコンパクトに探しやすく収納したいと考えたのが開発のきっかけ。たくさん入るカードケースはあっても、探しやすいカードケースで革のものってなかったんですよね。色々と調べた中で樹脂や紙で蛇腹の構造を作りこんだ市販のカードケースは見やすいんだけど革で作りこもうとするととんでもなく大きくなってしまう。そこで内部の構造物は省いてカードの動きだけを外装の構造で確保したのがPALMの発想です。

 

SWITCH -himalaya croco- #2

2019-0716

 

内装はブライドルのチョコ。生成りの糸とのコントラストが格好良いです。カードは出しやすい縦入れで12枚。メインの2室の他に、レシートなどを一時的に入れるスペースも確保してあります。コインケースはマグネット留めで開くことで底が浮き上がりコインが平らな部分に並ぶ仕組みになっています。

 

SWITCH -himalaya croco- #1

2019-0715

 

ヒマラヤクロコって初めて使ってみました。モノが出来てみると想像以上に格好良い仕上がりになってビックリ。外装は贅沢にぐるりと継ぎ目なしの一枚革で胴体丸ごとです。糸は生成り、内装はブライドルのチョコを合わせました。明日引き続きご紹介させていただきます。

 

櫻井焙茶研究所

2019-0713

 

青山のスパイラルビルにあるお茶屋さん。研究所らしく白衣姿の店員さん達。静寂に包まれた非日常空間。お茶自体ももちろん美味しいですが、珍しい和菓子を食べたり、抽出した後の茶葉にポン酢をかけて食べたり。小さい頃から慣れ親しんできた日本茶の魅力を再発見することが出来る素敵なお店でした。行く際は予約した方が良いみたいです。

 

Interview on 機能的な財布あります

2019-0711

 

前回のイベント当日に、サイト機能的な財布ありますを運営されているお客様にインタビューを受けました(記事はコチラ)。写真が入ると見映えがするしボリュームあるので読みごたえもありますね。取り留めなく話した内容がうまく構成されていて「こんな風になるんだな」と感心しきり。体温が伝わってくる記事をありがとうございます。自分のことを喋る機会ってあまりないので良かったらご覧ください。僕のことを少し身近に感じてもらえるかも知れません。

 

LIZ -elephant x bridle + gargoyle豹-

2019-0710

 

以前から贔屓にしていただいているお客様がイベントで購入してくださいました。ブログを運営されている方で早速掲載(記事はコチラ)。使い勝手やサイズ比較などが丁寧に記載されています。そして、追加記事がコチラ。LIZって通帳を入れられるんですね(笑)。コインケース下のスペースに入れるなんて思いもつきませんでした。確かに空きスペースなので空間が有効利用できる。LIZを所有されている方、購入を検討されている方はご参考までに。いつもありがとうございます。

 

SIZ -horween shell cordvan #4 x bridle-

2019-0708

 

LIZのショートバージョンとして開発したのがSIZ。モデル名はShort ZIpから抜き出しました。ショートのLジップで仕切りのあるものが欲しいというご要望を頂いたのが始まり。ブログ機能的な財布ありますさんで紹介されてから(記事はコチラ)非常に沢山のお問い合わせがあり、次回イベントなどなるべく早いタイミングでまとめて製作したいなと思っています。商品の詳細は記事の中で徹底的に紹介されていますのでご参考ください。ブログ主さんは100個以上の財布を自分で購入し実際に使ってみて記事を書いているので、沢山の視点でレビューされていて動画まで載っているので情報量が圧倒的。感じたことを正直に書いてあるのもフェアで良いなと思います。今回もご注文ありがとうございました。

 

茶酒 金田中@表参道

2019-0706

 

タオルみたいな服着て現れた友人がとっても洒落たお店に連れて行ってくれました。表参道にある茶酒さん。階段を上がっていくとまずお店の入り口で驚かされます。見たこともないスッキリとした内装の店内。上下2段の長テーブルだけが配置されており、外から見ると食事をする人が棚にキレイに並べられた商品みたいに見える。通路を挟んで反対側は日本庭園的な感じ。席に座ると段差により他のお客さんと視線が合うことなく庭の景色を存分に楽しむことが出来ます。ご飯もの2種類というのも変わっていますがすごく美味しかった。表参道の賑わいの中から急に静寂の京都に来たような落差を楽しめるお店です。驚くようなアイディアと洗練されたセンス。また脳の栄養になりました。

 

ENLIGHTMENTの御礼

2019-0703

 

お陰様で今回も無事にイベントを終えることが出来ました。まずはお礼申し上げます。あ~、疲れた(笑)。でも心地よい疲れ。お客様のエネルギーをずっと浴び続けるからか、こちらもエネルギーを放電したような感覚です。常連のお客様に加えて新規のお客様の多くいらっしゃってこれまででも最高の来客数となり、十分に対応が出来ませんでした。買いたいなと思ってイベントに来たけどあまり説明が聞けず購入に至らなかった方には非常に申し訳なく思っています。どういうオペレーションをしたら良いものか、僕自身もっと考えていかないと。一休みして鋭気を養い、また一つ一つ熱のこもった品を縫いあげていきます。それが好きだから。これから暑い夏。身体に気を付けて頑張りましょう。

 

SWITCH for ENLIGHTMENT

2019-0627

 

バッグの中に入れて使う大容量タイプの財布SWITCHも用意しました。素材は黒の極上ポロサス(動画はコチラ)、美しいグラデーションがお洒落なボルドーのクロコ(動画はコチラ)、繊細な格子状のシワがバランス良く収まったエレファント(動画はコチラ)の3点です。マグネットボタンで開け閉めが早くてカンタン。カードやコイン、紙幣へのアクセスもとっても楽な財布です。「これを使ったら他のは使えない」とご家族の分まで含めて4点ほど購入された方も。容量が多い、バッグに入れる、楽に使える財布をお探しの方におススメです。

 

紫藍ポロサス(ヌバック)LIZ for ENLIGHTMENT

2019-0626

 

今までで最も濃く深い色合いに染め上がった紫藍ポロサス(ヌバック)。画面だとあまり伝わらないのが残念ですがなるべく分かりやすい様に動画をとりました(コチラ)。藍染と紫根染めを掛け合わせ紫がかった藍色を実現した紫藍。選び抜いた最高品質のポロサスのクラスト(染色前の革)をヌバック加工しソフトな手触りにすると共に紫根の浸透性を向上し、繰り返し藍染をした後に色合いを見ながら紫根をベストのバランスにまで染め重ねた究極素材です。

 

篠原珈琲店 in ENLIGHTMENT

2019-0625

 

three2fourの初期の頃からのお客様であり、近年はいつも東京イベントのお手伝いをしてくれている篠原さん。今週末開催のENLIGHTMENT@恵比寿会場にて無料でコーヒーを出してくれることになりました。「素晴らしい作品たちを吟味するお供に、是非アイスコーヒーもお楽しみ下さい。その場で豆を挽いて、一杯づつドリップします。無料です笑」。ものに対して尋常ならざる(?)こだわりを持ちながらどこまでもおおらかで穏やかな人柄の彼。道具も気になりますが、どんなコーヒーを飲ませてくれるか楽しみです。皆様も是非味わってみてください。

 

究極のミニ財布2FACEplus for ENLIGHTMENT

2019-0624

 

究極のミニ財布2FACEplus。両面の外ポケットには二つ折りの紙幣とカード、開くとコインが15枚程度入ります。当然ながら容量の制限はありますがこれが非常に使いやすい。お客様の感想はコチラ。パスケースとしても良いですし、出社してから建物の中で使ったり、ランチやコンビニなどちょっと外出にも。とにかく小さくてワイシャツの胸ポケにもスッキリと収まります。藍染クロコやヌバックパイソンなど希少素材で多数ご用意してありますのでこの機会に是非。

 

スーツのシルエットを崩さないアイテム構成 for ENLIGHTMENT

2019-0621

 

来週末に迫った販売イベントENLIGHTMENTのために用意しました。一枚の革のような財布BIT、究極のミニ財布2FACEplus、キーリング付きのONEPIECE SHOEHORN。紙幣20枚、コイン15枚、カード5枚を収納した上で極めて薄い。Horweenスタンプとロゴを配置したスペシャルなセットです。カラーは定番の#8とブラック。シェルコードバンの靴と合わせたら最高の贅沢ですね。使用イメージ動画はコチラ。BITはジャケットの内ポケットに、2FACEplusはシャツの胸ポケにすっきりと収まります。ジャケットのサイドポケットにモノを入れたくない方におすすめです。

 

CLIP -horween shell cordvan + russian calf- #2

2019-0618

 

右利き用の仕様になっており、右手で紙幣をめくりやすい、コインケースを開けやすい、カードを出しやすい(マネークリップ裏のフリースペースに2,3枚のカードが入ります )ようになっています。札押えの位置が少し低めにしてあるのは財布を持った時の親指の位置に合わせるため。お会計のときに札を数枚めくっておいてコインをピックアップして札を一緒に出します。お釣りをもらったときは先にコインを入れて札をしまうとスムーズです。最初は札を仕舞うときのがやりにくかもしれませんが徐々に慣れてきます。 「凄いの一言です。造り、縫製、コバ、最高です。エイジングが楽しみです!」ありがとうございます。いつか直接お会いできたらいいですね。

 

CLIP -horween shell cordvan + russian calf- #1

2019-0617

 

成人の記念にとCLIPをご注文いただきました。three2fourって何故か若いお客様も多いんですよね。シンプルだからいいんでしょうか。モノを通して自分を表現し、世代を飛び越えて若い方とコミュニケーションがとれることを嬉しく思っています。素材はHorween社シェルコードバンの#8で裏張りはスタンプ。ポイントとして札押えにロシアンを入れてあります。格好良くて使いやすいマネークリップの財布が欲しいなと思い、製作を始めた2012年に開発したモデル。技術は上がったけど構造は当時と全く変わっていません。

 

横茹でパスタ鍋

2019-0615

 

パスタを茹でるときに鍋からはみ出さずそのまま入れたいと思って買いました。蓋に穴が開いているのでカップ焼きそばのように湯切りしてからフライパンで作ったソースを鍋に入れてそのまま食卓に出すことができます。使う水の量も少なくて済むしなかなか便利。ただ、ひとつ注意しないといけないことがあります。鍋本体がアルミニウムのため、IHの場合はオールメタル対応の口を使わないとまともに沸騰しません。オールメタル対応じゃない口で沸騰しないからと強火でやったりすると中のテフロンがすぐにダメになるのでご注意ください。

 

DIX for ENLIGHTMENT

2019-0613

 

ENLIGHTMENTに向けてアイテムの製作を進めており、新作DIXもご用意しました。ポロサス(コチラ)とエレファント(コチラ)の2点です。どちらも非常に良い革を用いています。というよりは生産数が少ないため良い革が手に入ったときしか作らないというのが実態で、納得のいくものを追いかけられるのはこじんまりとした商売スタイルの良い所です。シンプルな構造と使いやすさをバランスさせた僕らしいパターンになっていると思います。使用動画はコチラ。長財布をお探しの方はよろしければ是非ご検討お願い致します。

 

DIX -russian calf x shell cordvan- #2

2019-0611

 

開いて左側の札入れは出し入れがしやすいように上部が開く構造にしてあります。隠し仕様として見えない部分にHorweenロゴを入れてあります。もう一つは見えている隠し仕様。重ねる革の向きを変えることで左右の色がダイナミックに異なる変化をします。動画はコチラ「ロシアンのにおいも久しぶりですし、内装のコードバンの輝きと裁縫の丁寧さ、加えて新たなデザインもとっても気に入りました。妻も、想像以上と喜んでおります。これからも、お仕事がんばってください!!応援しています」ありがとうございます。それにしても二人揃ってロシアンの財布ってお洒落なご夫婦ですね。

 

DIX -russian calf x shell cordvan- #1

2019-0610

 

新作DIXを開発したのは、実はこのロシアンアイテムを製作するためでした。6年程前にロシアンCLIPをご注文いただいたお客様から、奥様が使う長財布をロシアンで欲しいとのご要望が。それ以来カードや部材の重なりを最小限におさえた収まりの良い財布を作りたいと思うようになり、少しづつじっくりと思考を巡らせて完成に漕ぎつけたのがブログ2019-0522の品。写真や動画による説明の上で提案を受け入れていただいて本作を製作しました。外装はロシアンカーフの一枚革、内装はシェルコードバンで開いて左側が現行カラーのバーボン、右側がデッドストックのウィスキーという組み合わせです。

 

バーミキュラで肉を低温調理

2019-0608

 

いつもお世話になっているお客様から見たことないような肉の塊を頂きました。ジップロックに入れて空気を抜き密封してバーミキュラで58度60分、じっくりと中まで火を通していきます。この温度をキープすると肉が固くならないんです。表面はしっかりとフライパンで焼き、食卓でスライスして。「ん~~~!!!」と最初に食べた息子。続いてカミさんも僕も「ん~~~!!!」。美味しすぎる。家族で楽しくいただきました。ありがとうございます。僕もささやかながら御礼を贈らせて頂きました。ちなみに炊飯器の保温機能だとちょっと温度が高めなんですよね。炊飯器にも低温調理機能をつけたら売れると思うんですけど。

 

WATCHBELT -藍染エレファント x 黒桟-

2019-0607

 

2本目は藍染エレファントです。藍染を繰り返してかなり濃い色までもってきた貴重な素材です。上品な時計との相性も良いですね。「期待以上の出来映えで、Pocket plusに続いて松山さんの魂が入った商品が新たに加わりました!大切に使わせていただきます。」ありがとうございます。より良いものをお届けできるようにこれからもしっかり汗かいていきます!

 

WATCHBELT -クロコ x 黒桟-

2019-0606

 

5年程前にPOCKETを納品させて頂いたお客様からのオーダー。焦茶のクロコは大型個体の顎下先端部分から切り出しています。通常のクロコ時計ベルトに比べると変化に富んだ立体感のある斑だ特徴。小さなアイテムですが異様な迫力があります。裏張りは贅沢に黒桟革。着け心地がさらりとして快適です。また、バネ棒はレバー付き。工具なしで簡単にベルト交換が可能です。動画はコチラ。もう一本製作したので続いて明日ご紹介いたします。

 

VIEW -新喜皮革コードバン ナチュラル- #2

2019-0604

 

内装は左にマネークリップとカード入れ、右はダブルのボックスコインケースです。製作を始めた2012年に開発した初オリジナルデザインでJAPAN LEATHER AWARD(コチラ)にエントリーしたモデルがこのVIEWでした。今考えると初心者でよくこんな面倒なものをつくったなと思います(笑)。難しく考えず気軽にトライするところは今も変わっていません。これがきっかけとなりzinryu氏はじめ様々な方と知り合い僕の人生は信じられないくらい大きく変わっていきました。まだ初心者だからとか考えていたら何も起こらなかったのでやってみて良かったです。
HorweenシェルコードバンCLIPに続いてのご注文ありがとうございました。

 

VIEW -新喜皮革コードバン ナチュラル- #1

2019-0603

 

新喜皮革コードバンのナチュラルで製作したVIEWです。コードバンは僕自身好きな素材。ですが5年前と比べると価格が倍くらいになってしまい、またシェルも大きいものがあまりなくて正直かなり使いにくくなりました。楕円形のシェルから長方形のパーツを切り出すので、大きいシェルじゃないと端材が多く出てしまい利用効率がどうしても悪くなってしまうんですよね。問屋さんに問い合わせをすると次の入荷は未定とのことで、サンプルとして置いてあった貴重な一枚を贅沢に使って外装、内装まですべてコードバンで製作しました。

 

RHODIA n12 COVER -elephant x cordvan- #3

2019-0601

 

ペン挿しは縫製部分を斜めに薄くしたり、折り癖をつけたりすることでループを立ち上げています。カバーを閉じたときに上下の穴位置があうのでペンを挿しやすいんです。自分だったらこんな風に使いたい。そんな自分のカケラが膨大に積み重なり僕のアイテムを形作っています。

 

RHODIA n12 COVER -elephant x cordvan- #2

2019-0531

 

内装とペン挿しはコードバンです。右側のメモ挟みをエレファントにしてあるのは筆記の際に右手を乗せるという実用性を考慮したもの。裏張りのアメ豚中央部分はシワシワしてますが、折り曲げ部分なので張り合わせの前にもみ混んでコシを取ってあるためです。「商品実際に使用して、メモ帳のサイズ、ペンのサイズもバッチリでとても快適です! 市販の物では無く、松山さんにオーダーして本当に良かったです。」ありがとうございます。サイズについては必要以上の余裕を持たせることはしていないのでおさまりが良く非常にしっくりときますよね。

 

RHODIA n12 COVER -elephant x cordvan- #1

2019-0530

 

エレファントのRHODIA n12カバー。まずは外装から。「インスタで拝見した物より、実際の方が落ち着いた感じで仕事用にピッタリでした。」そうなんですよね、、、。エレファントの黒って撮影の時位ちょっと黒が浮いたような写り方になってしまって。革自体はエレファントらしいシワがカバーに対して綺麗に入る様に切り出しています。

 

LIZ -nubuck porosus x bridle + gargoyle leo-

2019-0527

 

ヌバックポロサスを使って製作したLIZ。元々通常のポロサスで製作予定でしたが、たまたま素晴らしい革質のヌバックポロサスが手に入ったのでお客様にご連絡したところ変更することになりました。「いや~、本当にかっこいい!松山さんのお奨め通り、ヌバックのボロサスにして本当に良かったです。斑も本当に綺麗ですし、ヌバックはソフトな中にも革の立体感が本当に迫力があって抜群にかっこいいですね。もちろんはTETORIさんのガーゴイル豹も緻密で迫力があり、LIZの機能性は申し分ないです。」喜んでいただけて僕も本当に嬉しいです。ご注文ありがとうございました。イベント用に同じもの(コチラ)を製作したので薄くて使いやすい長財布をお探しの方は是非ご覧ください。

 

東京レザーフェア

2019-0525

 

行っておいて良かった。今回は使ってみたいと感じる魅力的な素材をいくつも発見することが出来ました。木目型押革コチラ、 イタリアンカーフ(コチラ)、 イタリアンコードバン(コチラ)、 シュリンクカーフ(コチラ)、 シェルコードバンマーブル(コチラ)、 黒桟極ジュエルグリーン(コチラ)。 やりたいことがどんどん増えていく汗。ちなみに浅草界隈をまわるときはヒューリック浅草橋ビルでレンタサイクルすると非常に便利です。

 

新作長財布 DIX -黒桟極 x ブライドル-

2019-0522

 

新作DIX(10という意味で厚みがだいたい10mmくらいなので)です。紙幣、カード、革の重なりをなるべく減らして収まりの良いように考えました。外装は黒桟極。平面的なアイテムに立体感やボリュームを与えてくれる。twitterで新作をアップしたところ反応が良かったので初めて企画的なことをやってみました。ツイートはコチラ。ツイートは1.3万回見られ、ビデオは4700回再生されてびっくり。広告は宣伝費を使ってメディア掲載するのも手ですが、お客様の力を借りて直接お客様に還元したいなと考えたんです。必要としている人に早く安く簡単にキャストできる広告は今の時代ならではですね。いつになるかわかりませんがまたそのうち何か出来たらと思っています。リツイートやイイねしてくださった皆様、大変ありがとうございました。p.s. プロフィールページのプロモーションビデオ(コチラ)も是非ご覧ください。再生回数は600回くらい(笑)。僕が手縫いしているところを知人が格好良く動画にしてくれたので。新田さん、ありがと~。元気にしてるかな。

 

ENLIGHTMENT vol.16 6/29,30 13:00-17:00@恵比寿

2019-0520

 

恒例の展示販売イベントENLIGHTMENTをいつもの恵比寿で開催いたします。フライヤーはコチラ。7SENSEさんと「じゃあやってみようか」と2015年に始めて今回でもう16回目。東京以外でも大阪、名古屋などで回数を重ねてきました。こんなに続くイベントってやっぱり珍しいし、お客様と直接触れ合える貴重な機会でもあり大事にしています。今回も新鮮な気持ちで魂の入った品物を用意してお待ちしていますので是非ご来場ください。

 

DOUZE -shell cordvan x porosus- #2

2019-0517

 

複雑な折り目をつけるので裏張りなしの仕上げで、折り目部分だけは革を少し薄くしてあります。全体を薄くするとふにゃふにゃしてしまうので。蓋裏はクロコの折り返し張り合わせで中に芯となる革をいれて剛性を出しています。ボタン裏の部分は丸くくり抜いてあるので外装にボタン裏の出っ張りが出ずフラットにしてあります。 「 実際に触ってみると、予想以上に薄く感じますし、クリップ、小銭入れともに動きがスムーズですね。まだ実生活の中には投入していませんが、とても使いやすそうです。」 仰る通りで財布の動きはまたちょっぴりレベルアップ出来たかなと思っています。個人的にはクロコの内装というのが初めてで作るのも楽しかったです。ご注文ありがとうございました。

 

DOUZE -shell cordvan x porosus- #1

2019-0516

 

コインケースは名作パターンをアレンジしたDOUZE。国内でもいろいろな工房さんで作られていますが僕のはボタンをマグネットにして開け閉めを簡単にしているのと、手の中に納まりの良いサイズ感にしてあります。

 

CLIP without coin -shell cordvan x porosus- #3

2019-0515

 

カード入れは利便性を優先して外向きに。クロコはカードを入れやすい向きに使っています。重なっていて見えない部分も全部クロコ。かなり革使った~汗。ちなみにコードバンとアメ豚を張り合わせた外装はセンターで自然に曲がる様に作ってあります。動画はコチラ。コードバンは中心部分を少し薄くして、アメ豚は中心部分だけもみ混んでコシを取ってから張り合わせてあるため。写真だとわからない工夫です。合わせて使うコインケースも製作させて頂いたので引き続き。

 

CLIP without coin -shell cordvan x porosus- #2

2019-0514

 

内装はこんな感じ。左側のマネークリップの部分は顎下部位、右のカード入れは尻尾の付け根です。左側は財布の中に斑の変化がおさまるようにセンターから切り出しました。

 

CLIP without coin -shell cordvan x porosus- #1

2019-0513

 

外装がシェルコードバンのブラックで内装がクロコという変わったオーダーを頂きました。普通?に考えたら外装がクロコで内装がコードバンにするところをその逆。自分一人では辿り着かない素材使いでした。まずは外装から。手縫いでひと針ひと針引き締めるため糸がコードバンに食い込み立体感のある縫い目がうまれます。糸が摩擦を受けにくいため耐久性が非常に高いのが特徴です。

 

靴磨きイベント@渋谷

2019-0511

 

昨日渋谷で開催された靴磨きイベント。ブロガーのくすみさん(コチラ)や靴職人のカタオカさん(コチラ)が主宰されて盟友zinryu氏(コチラ)も行くとのことだったので僕も栃木から参加してみました。久しぶりの渋谷の空気を懐かしみながら会場に到着すると穏やかなのにすごい熱気。好きなことで繋がっている人たちが集まった空間は良質なエネルギーに満ちていて、みんなお気に入りの靴を見せ合い超良い顔してる。僕が履いていったのはzinryuさんに作ってもらったモンキーブーツ。なおやんさん(コチラ)に磨いて頂いたら俄然生き生きとした表情になりこんなに変わるんだと驚かされました。20代、30代の方が多いのですが初参加のオジサン(僕です汗)にも分け隔てなく接してくださり皆様ありがとうございました。

 

CLIP without coin -crocodile x shell cordvan x kurozan- #3

2019-05-08

 

札押えは顎下の先端部分から斑の細かい部分を切り出しました。黒桟革で裏張りをしています。カード入れは使い勝手を優先して外向き。右手で出しやすいので。「素晴らしい出来で非常に満足しております。やはり待った甲斐がありました。」気に入って頂けてめちゃくちゃ嬉しいです。「今回も美しい財布で大事に使っていきます。」ご注文ありがとうございました。

 

CLIP without coin -crocodile x shell cordvan x kurozan- #2

2019-05-07

 

内装はこんな感じです。外装の裏張りは黒桟革の焦茶。内装はHorween社シェルコードバンのダークコニャックでポイントに札押えのみクロコダイル。黒桟とシェルコードバンのダークコニャックって色味の相性が非常に良くて、そこに金色のマネークリップがうまく効いています。外装のクロコ、裏張りの黒桟ともにセンター部分は少し薄くしてあり、さらに黒桟はセンターだけ少し揉み混んでから張り合わせてあるので真ん中で自然に曲がるようになっています。この方法だと外装が180度開けて完全にフラットになるのがメリットです。

 

CLIP without coin -crocodile x shell cordvan x kurozan- #1

2019-05-06

 

焦茶のクロコダイルを用いて製作したCLIP without coin。CLIPはコインケースを備えたモデルとして開発したのですが、右側のボックスコインケースをカード入れにしたものが欲しいとのご要望を頂いてCLIP without coinが生まれました。外装のクロコダイルは小さめの個体を用いて竹斑と丸斑が財布の面積の中にバランスよく収まるように。ちなみにクロコダイルを切り出すときは、カットする直線がなるべくウロコの谷間にかからないようにしています。コバの仕上げがキレイにできるので。

 

湯シャン

2019-05-04

 

実はもう5年以上シャンプーやリンスをしていません。髪をシャワーで流しながらシャンプーブラシで頭皮を洗うだけ。フケやかゆみは全くありません。動物の皮膚や毛って身体から出る油分でコーティングされて本来の健康な状態を保つので、シャンプーの界面活性剤で髪や頭皮からきれいさっぱり油分を取り去ってしまうのは良くないんじゃないかと思って始めてみたんです。最初の頃は髪の毛がかなりギシギシしてリンスだけしてたんだけど、数か月やってみて頭皮環境が改善されてからはとても調子良くなりました。個人差もあるだろうし時間がかかるので気軽におすすめは出来ないんだけど、、、。かゆみがあるから一生懸命シャンプーするって逆のことやってたのかも?と今では思っています。

 

CLIP -elephant x cordvan + python- #3

2019-05-01

 

彼こだわりの隠し仕様も入れてあります。札押えのヘビは財貨の守り神、裏の刻印はお金(カエル)が返るおまじない。あわせてヘビににらまれたカエルです(笑)。ちなみに日本一美しいと言われている奄美のイシカワガエルがモデル。実は彼の先輩に作った財布に入れた隠し仕様を彼が気に入って自分の財布にも入れたもの。「思っていた以上のクオリティの高さと二つ折りなのにあの薄さには脱帽です!!本当にありがとうございました!」 スタイリッシュな財布なので格好良く使いこなしてください! ご注文ありがとうございました。今日から令和ですね。新たな気持ちでより良いものを目指して頑張っていきますので今後ともよろしくお願いいたします。

 

CLIP -elephant x cordvan + python- #2

2019-04-30

 

内装は新喜皮革のネイビーコードバンで札押えだけネイビーのパイソンをアクセントにいれています。外装の裏張り(内装センターの部分)は黒のアメ豚。見やすいボックスコインケースのマチはアメ豚を折り返し貼り合わせたもの。薄くて強く動きが良いのです。

 

CLIP -elephant x cordvan + python- #1

2019-04-29

 

みなさま連休はいかがお過ごしでしょうか。世の中はGWですが僕は通常運転しております。もう何年かの付き合いになる若いお客様からのご注文。外装はブラックのエレファントで内装は新喜皮革のネイビーコードバン。外装のエレファントは財布に対して斜めに格子状のシワが入る様に切り出しました。エレファントは部位によって表情が全く異なるのでそこが魅力でもあり、製作する上で悩ましい部分でもあります。

 

鉄火丼 おやじ@秋葉原

2019-04-27

 

秋葉原の”おやじ”さん。マグロがおいしくてたまにお昼を食べに行きます。こんなところに?と思わせる狭い階段を上がっていくと、広い空間が広がっており配置されたコの字型のカウンターは昼時になるとサラリーマンで賑わいます。”頭でっかち”(ネタ多め)にするのがおすすめです。

 

FLASH -croco x suede-

2019-04-26

 

茶色のツートンカラーのクロコにグリーンのスウェードを合わせたFLASH。茶と緑って樹木のようなイメージで好きな組み合わせです。「大事に使わせて頂きます」黒のクロコxエレファントFLASHをお使いのお客様。ありがとうございます。

 

FLASH -shell cordvan #4 x elephant-

2019-04-24

 

シェルコードバンの#4とエレファントの組み合わせで製作したFLASH。カードサイズのフラットなシューホーンです。芯材となる革に溝を彫り、使用時に曲がる様になっています。エージングが早く進みそうですね。

 

CLIP -shell cordvan #8 x #4-

2019-04-23

 

このモデルを開発したのは製作を始めた頃。マネークリップの格好良くて使いやすい財布が欲しくて、考えて試してをひたすら繰り返しカタチにしました。札をめくる、カードを出す、ケースを開けてコインを見て取り出す。すべての動作が右手でやりやすい様にしてあります。基本設計が全く変わっていないのは納得のいくところまで詰めたからだと思います。ついこの間の様な気がするんだけど、もう7年も前になるなんてびっくりです。当時は仕事としてお客様に提供するなんて思いもしなかった。興味をもってご注文くださるお客様のお陰で今日も生きてます。ありがとうございます。

 

CLIP -shell cordvan #8 x #4-

2019-04-22

 

外装をHorween社シェルコードバンの#8、内装は裏張りまで全て#4で製作したCLIPです。マネークリップとボックスコインケースを備えカードも3枚程度入るショート財布です。ちなみに#8の色の濃さを半分にしたのが#4。外装を濃色にしたのは汚れが目立ちにくく煩わされないという実用性を考慮した配色です。

 

フクモリ 万世橋店

2019-04-20

 

都内出張に行くと必ず通る秋葉原。先日行ってみて面白いなと思ったカフェがフクモリさんです。万世橋の構造をそのまま利用しており、空間がとても楽しくて居心地が良いんです。夜は予約可能でお手頃な飲み放題コースもあるので友人と楽しくやるにはおすすめのお店。秋葉原にこんな洒落た空間があるのねっていう意外性も良いので機会があれば行ってみてください。

 

2FACEplus -藍染エレファント x コードバン-

2019-04-18

 

同じ素材合わせで製作した2FACEplus。札、カード、コインが入る究極のミニ財布です。当然ながら容量の制限はありますが、使い勝手は良好。紙幣とカードは外ポケットで直接出し入れでき、コインケースは必要な時に脇から指を割り入れて開きます。お釣りのコインをもらったら放り込んで閉じるだけ。ちょっとした用途に非常に活躍してくれます。今週ご紹介した品3点はthree2fourスタート当初からお世話になっている方に納品させて頂きました。いつもありがとうございます。

 

POCKET -藍染エレファント x コードバン-

2019-04-17

 

鮮やかな藍染エレファントと繊細なネイビーコードバンを組み合わせたPOCKETです。容量と使い勝手の良さからコンパクト財布の決定版とも言えるモデル。名の通りヒップポケットに入れてカジュアルに使うことを想定しており、エレファントとコードバンという素材使いは商品特性と噛み合っています。

 

TISSUE CASE -黒桟 x スウェード-

2019-04-15

 

黒桟革のティッシュケース。表が黒桟の茶色で裏張りは赤のスウェード。アクセントとしてコバにスウェードの赤がのぞくようにしました。たまには自分のものも作ろうかな。

 

とんかつ檍 浅草橋店

2019-04-13

 

浅草橋にあるとんかつ檍さん。見慣れない字ですが”あおき”と読むそうです。ここのとんかつがメチャクチャ旨い。噛んだ瞬間のサクッとした食感の後に、とっても良い香りが口一杯に広がります。中はレアーな仕上がりで噛むほどに肉の旨味が溢れてくる。人生に於けるとんかつ観?が変わっちゃうお店。機会があれば是非一度行ってみてください!塩で食べるのがおススメです。

 

FLASH -croco x elephant-

2019-04-12

 

「無事flashが届きまして毎日使わせてもらっています。個人的には革巻きのシューホーンより使いやすいか、というか短靴を履くのにはflashで十分だなって思いました。ローテーションのスーツ分、少しずつ買い足そうかと思うくらい気に入ってます。」ありがとうございます。芯を含めて革だけで作っているので金属のような薄さや剛性はありませんが、フラットかつカードサイズで革の面白みもあり靴を履く補助道具としては十分機能すると考えてています。「松山さんの想定とは違いますが、タイトな靴を履く際に足抜けがいいので、辺の短い方を靴に入れるように使っています。」なるほど~。今度は革の向きを逆にしたものを作ってみます!

 

FLASH -ostleg x elephant-

2019-04-11

 

いつもお世話になっている革問屋さんが「面白い革があるよ」と出してくれたのがコチラ。ヌバックでピンク色のオーストレッグです。折角おすすめしてくれたので買ってしまったんですが、サイズが小さくて使い道が思い浮かばなかったのでエレファントと合わせてFLASHを作ってみました。個人的に好きなピンクとグレーの組み合わせです。

 

CLIP -RussianCalf x Horween Shell Cordvan- #3

2019-04-10

 

コインケースは見やすいボックスタイプで右手で開けやすい向けにつけてあります。お会計のときに札を数枚めくっておいてコインをピックアップして札と一緒に出すとスムーズに支払いができます。最初は札を仕舞うときのがやりにくかもしれませんが徐々に慣れてきます。 「念願のロシアンカーフ有難うございました。使いやすそうなマネークリップですよね。」ご注文ありがとうございました。

 

CLIP -RussianCalf x Horween Shell Cordvan- #2

2019-04-09

 

開くと左側がマネークリップ、右がコインケースとなっています。そしてセンターにはホーウィンスタンプ。このモデルを開発したのは札をめくる仕草を格好良くやりたかったから(笑)。なので右利き用と割り切って、右手で札をめくりやすいように札押えをつけています。札押えは内装のアクセントとして外装と同じロシアンカーフ。マネークリップ裏のフリースペースにはカードを2、3枚収納できます。

 

CLIP -RussianCalf x Horween Shell Cordvan- #1

2019-04-08

 

外装をロシアンカーフ、内装をホーウィン社シェルコードバンのバーボンで製作したCLIPです。ロシアンカーフは230年前の沈没船の船底から発見された世界で最も貴重な革素材。フランス革命やアメリカ独立戦争の時代に作られた革が海底で230年の時を過ごし現代によみがえったという嘘みたいな本当のストーリーを持った代物です。外装は贅沢にロシアンカーフの一枚革。なんとも言えないロマンですよね。

 

Tools Shoeshine

2019-04-06

 

今週ご紹介した黒桟シリーズをオーダーしてくれた彼のHP(コチラ)がいつの間にか出来ていたのでご紹介を。どんな若者なのかなと気になった方は是非会いに行ってあげてください。出勤スケジュールは コチラ でチェックできます。

 

TISSUE CASE -黒桟 x スウェード-

2019-04-05

 

最後の5点目はティッシュケース。表が黒桟で裏張りは赤のスウェード。さりげないアクセントとしてコバにスウェードの赤がのぞくようにしました。「どのアイテムも、黒桟革と合わせた時の藍染エキゾチックレザーのハマり具合が絶妙で、どちらの雰囲気も損なうことのない良いバランス感になったので、非常に気に入っております。個人的にですが、財布等の小物に関しては、いくつも所有して中身を入れ替えながら今日はこっち!明日はこっち!とするようなタイプではないので、自分が本当に欲しいものを若いうちから持つことが出来て嬉しいです。」 ファッション好きで今どきの若者らしい柔らかな雰囲気をたたえつつ、どこかに芯を感じさせてくれるところが魅力的な彼。20も年下なのにしっかりしてるなぁと感心してしまう僕ですがこれからもよろしくです。

 

SICS -黒桟 x ブライドル + 藍染リザード-

2019-04-04

 

4点目はコンパクトなカードケースSICSです。合計で6枚のカード(SIx CardS)が入ることから名付けました。モデル名は短く響きが良い様にいつも適当につけてます。外装は黒桟でアメ豚裏張り、内装はブライドルで一部に藍染リザードを。お客様のご要望で開発したモデルですが、必要最低限のカードってこれくらいでおさまるのかもしれませんね。

 

DOUZE -黒桟 + 藍染シャーク-

2019-04-03

 

3点目は名作パターンをアレンジしたコインケースDOUZE。留め具をマグネットボタンにして開閉をしやすくしてあるのと、握りやすい形状にすることで自分の好みに寄せてあります。蓋裏は藍染のシャーク。PALMもそうですが蓋裏の革は折り返し張り合わせにしてあり、裏側を一部くり抜くことで金具裏の出っ張りを吸収してアタリが表にでないようにしてあります。表はやっぱりなるべくフラットなほうが好きなんですよね。ちなみにモデル名のDOUZEは24の半分の数字。オリジナルに敬意を表して。

 

PALM -黒桟 + 藍染シャーク-

2019-04-02

 

2点目は沢山のカードをコンパクトにまとめられるカードケースPALMです。マグネットで開け閉めが簡単で、上部が大きく開くためカードを探しやすいのが特徴。外装は黒桟革で裏張りはアメ豚。マチはアメ豚を極薄にして折り返し張り合わせたものを使用しており、薄さと強度を備えています。蓋裏は初めてトライした藍染のシャーク。かなり濃い色になりましたが、なかなか渋い仕上がりで気に入ってもらえました。金色のボタンがよく合います。

 

CLIP without coin -黒桟 x ブライドル + 藍染リザード-

2019-04-01

 

靴磨き職人をやっている若い友人がオーダーしてくれた黒桟のCLIP woc。内装はブライドルで札押えだけアクセントで藍染のリザードを入れています。札押えが少し低めの位置にしてあるのは財布を持った時の親指に位置に合わせるため。カードは使い勝手を優先して外向きにしてあります。以前にも黒桟革のブレスレットを製作させてもらったことがあり、黒桟で小物を揃えていきたいとのこと。今回は何点か製作させて頂いたので明日から続いてご紹介していきます。

 

LIZ -藍染エレファント-

2019-03-30

 

藍染を何度も繰り返して赤みを帯びる段階にまで育てた個人的な秘蔵革といえるエレファントを使用したLIZです。常連のお客様がガーゴイル金獅子とあわせてご購入頂きました。藍と真鍮も相性が良くて個人的に好きな組み合わせなんですよね。いつもありがとうございます。

 

LIZ -croco brown x green-

2019-03-27

 

たまたま手に入った茶色ツートンのクロコ。樹木から新芽がのぞく春の息吹を意識して内装はグリーンにしてみました。もともと7senseさんのファンのお客様だった様ですが、この色合わせが大きなポイントとなりガーゴイル金獅子とあわせて購入して頂きました。これからLIZの機能性もゆっくり味わってもらえたら嬉しいなと思います。ありがとうございます。

 

LIZ -porosus x bridle-

2019-03-25

 

「薄さと使いやすさを兼ね備えた財布を求めていたので、運よく買えてとても嬉しいです。早速家で眺めながらニヤついております。」LIZはまさにぴったりの財布じゃなかいと思います。仕立てや選び抜いた素材の良さも勿論ですし、使って頂くと薄くてコンパクトであることと開放感のある使い勝手が両立されていることを実感していただけることと思います。 ご購入ありがとうございました。

 

SEAL PAD

2019-03-22

 

宇都宮の老舗印鑑店である鈴印さん(HPはコチラ)に納品させていただいている印鑑パッド。表はタンニン鞣しの上質な栃木レザー。裏はしっかりと厚みのあるウルヴァリン社のピッグスウェード。表の栃木レザーが印鑑の面をしっかりと受け止め、裏のスウェードが適度な沈み込みをサポート。捺印がしやすくキレイに写るいうパッドの機能を実現するために、革ならではの素材の組み合わせにしてあります。

 

B5 NOTE COVER -Horween shell cordvan- #3

2019-03-20

 

栞は新しいアイディアで作りました。ノートを開く動作の中で最後のページに辿り着けます。 ※動画はコチラ。くったりとしたシェルコードバンを適度な厚みで用いているので、ノートを開いた時に変な癖がついて内側に戻り筆記の邪魔になることがありません。はじめてやってみたけどこれは使いやすそう。出張に合わせて宇都宮まで打ち合わせに来てくださった大阪在住のお客様。先日のイベントにもご来場いただきました。大変ありがとうございます。出会いからまたひとつ新たな引出しが増えました。

 

B5 NOTE COVER -Horween shell cordvan- #2

2019-03-19

 

開けるとこんな感じです。外装は裏張りなしの一枚革。内装はブライドルレザーでメモばさみとしおりをシェルコードバンのバーボンで。カバーはノートに対してタイトなサイズにしてありますが表表紙の差込み部は上下に細革を縫いこんであり、カバーが表紙を掴まないようにしてあるのでノートをスッと全開できるようになっています。※動画(コチラ)の最後の部分。

 

B5 NOTE COVER -Horween shell cordvan- #1

2019-03-18

 

外装にシェルコードバンの一枚革を用いたB5サイズのノートカバー。これだけ大きな面積を切り出せるシェルを手に入れるのがまず大変。さらに楕円形のコードバンから大きな長方形を切り出すと端材が多く出てしまうので非常に贅沢な切り出し方です。外装を継ぎにしたほうがパーツ面積が小さくなるため切り出し効率が良くなるんです。外装がコードバン一枚革のB5ノートカバーは市場ではまず見られないのでオーダーならではの一品です。明日から詳細をご紹介させて頂きます。

 

確定申告と経理業務の軽量化

2019-03-15

 

昨日無事に確定申告を終えました。個人事業主にとっては面倒な作業のひとつで毎年苦労されている方も多いはず。ただ、いくつかのツールを導入しておくと普段の経理業務を圧倒的に軽量化できて確定申告も一日あれば十分終わるのでご紹介を。普段の経理業務に使用しているのはfreeeというクラウド会計ソフトです。まず画面がわかりやすく取っつきやすい。こちらで何もすることなくソフトは年々アップデートされて使いやすくなっていく。銀行のクレジットカードや交通系カードと連動できるので、買い物をしたり電車に乗ったりすると自動的にデータが流れ込んできて仕訳してくれる。というのが主だった良いところ。事業用の銀行口座はジャパンネットバンクを利用しています。自分のパソコンの画面が銀行窓口のようなもので店舗に行ったり待ったりする必要がなくやりたいことがすぐできる。送金処理をするときにはトークンというカードに表示される番号が必要になるので安全性が高いのも大きな魅力。交通系カードをSMART ICOCAにしているのはfreeeと連動できるからです。ネットの恩恵を最大限に受けられるツールを導入して普段の経理業務を軽量化しておき、確定申告のときはマイナンバーカードをリーダーでパソコンに繋いでfreeeの画面に従って入力を進めていくと申告と納税まで完了できます。

 

ENLIGHTMENTの御礼

2019-03-13

 

ENLIGHTMENTでは初めての試みとなる大阪、名古屋の連続開催も無事に終了し、引き続き都内で用事を終えて昨日ようやく家に帰ってきました。疲れたー(笑)。でも充実したツアーになりましたね。大阪会場を素早く撤収して直ぐに名古屋への移動はちょっと大変でしたが、その分より多くのお客様との出会いがあり自分の思いや考えをお伝えすることが出来たことを嬉しく思っています。いつもありがとうございます。また今日から地道により良いものを目指して頑張っていきます。あ、その前に確定申告しなきゃ~汗。

 

SWITCH for ENLIGHTMENT

2019-03-07

 

バッグに入れて使う大容量の財布として開発したSWITCH。留め具は開け閉めの簡単なマグネットボタン。開けると大きな2室とカード入れが現れます。カード入れは出し入れのしやすい縦入れで12スロット。コインケースはマグネット留めで開くと底が浮き上がりコインが平らな場所に並ぶ仕組みです。素材は個性と上品さを併せ持つエレファント。傷や水に強いタフな素材で僕自身大好きな革です。

 

2FACEplus for ENLIGHTMENT

2019-03-06

 

究極のミニ財布2FACEplus。藍染などのクロコ各種、シェルコードバンやスタンプものなど豊富に製作しました。使い勝手やお客様の感想など商品の詳細はコチラをご覧ください。写真右は新喜皮革のコードバンに白糸を通し黒コバの個人的な趣味で仕上げたもの。白と黒のコントラストが日本の繊細な革の美しさを引き立ててくれます。写真だとカッコよさがあまり伝わらないんだけど、、。

 

POCKET for ENLIGHTMENT

2019-03-05

 

コチラはコンパクト財布の決定版POCKET。外観は普通のL字ミニ財布ですが、大きなマチと仕切りがあるだけの他で見ない構造。これが抜群に使いやすくシンプルで飽きが来ない。コードバンとエレファントで製作をしました。

 

LIZ for ENLIGHTMENT

2019-03-04

 

イベントに向けて製作した在庫のご紹介です。まずはLIZ。マチのない独自構造により、薄さだけでなく見たいところを好きな具合で開けるストレスフリーな使い勝手を実現。コインケースは浅い舟形にしてあるので見やすくコインが隅に引っ掛かることがありません。カードは縦入れで4か所。幅にゆとりを持たせてあり1か所に3,4枚程度はいります。カードの露出面積が大きいため出し入れがしやすいのが特徴。財布を開くところから中身を確認し取り出してお釣りをしまい閉じるまで、すべての動線が滑らかに繋がるように考え抜いて設計したコンパクトな極薄長財布。素材はポロサス、エレファント、シェルコードバン、リザードなど希少な極上素材が揃っています。構造や質感がわかりやすいように動画も載せてあるので是非ご覧ください。

 

NEAL'S YARD REMEDIES

2019-03-02

 

友人からの頂き物。キャップを開けると先端にボールがついていて、手首や首筋に押し付けてコロコロとやると心地よいハーブの香りが立ち上がります。いわゆる香水を自分がつけるのってちょっと気恥ずかしいような気もするんだけどこれなら気兼ねなく使うことができますね。コンパクトで見た目もスッキリしてるからカバンの中にいつも入れておきたい。Travelを気に入ってStudyを買い足しました。恵比寿駅ビルの6Fにお店があります。Nちゃん、気の利いたものをありがとう!

 

Gargoyle獅子DiamondEYEs by TETORI

2019-02-28

 

ノードルダム大聖堂からパリの街を見守るガーゴイル。人の暮らしを守る建築物の装飾的な意匠には災厄を寄せ付けず平和を保つという人の願いが込められていると僕は考えています。そこで財布という財産を司るアイテムを守る象徴としてガーゴイルを選択しました。製作はTETORIさん。燻加工した重厚なsilver925と両眼に嵌め込んだダイヤが放つ強い輝き。引きやすい形状。取り外し可能なメンテナンス性。一切ダレの無い外観もさることながら、口の中の一本一本の牙やその先に乗った舌のうねりまでキッチリ作り込まれています。

 

LIZ without coin -nubuck lizard x bridle-

2019-02-27

 

3点目は極薄コンパクトなLジップ長財布LIZ。外装は胴体センターで内装はネイビーのブライドルです。マチのない独自構造により、見たいところを好きな具合で開けるストレスフリーな使い勝手を実現。カードは縦入れで6か所。幅にゆとりを持たせてあり1か所に3,4枚程度はいります。カードの露出面積が大きいため出し入れがしやすいのが特徴。引手はTETORIさん製作のGargoyleDiamondEYEs。コチラは明日紹介させて頂きます。以上3点で納品させて頂きました。「超カッコイイです」ご注文ありがとうございました。

 

POCKET -nubuck lizard x bridle-

2019-02-26

 

2点目はPOCKET。開放感のある使い勝手とコンパクトな見た目以上の容量を併せ持つミニ財布の決定版です。外装は胴体センターで、内装やマチはワインカラーのブライドル。ご要望でマチにはカードポケットを一つ設けました。また、引手はちょっと長めでコードバンとのコンビ使いに。革を分厚く重ねているので非常に引きやすいのです。

 

CARDCASE -nubuck lizard x bridle-

2019-02-25

 

近県から仕様の相談に来てくださったお客様。とても革好きな方で打ち合わせの間は楽しい時間となりました。今回は3点ほど製作させて頂いたのですが、素材として選んだのはヌバックのリザード。個体が大きめで革に立体感があるのと、ヌバック仕上げなので上品な雰囲気が漂っています。まず一点目は頭部のセンターで製作したカードケースです。形状はオーソドックスで片側はマチがあって大容量、もう片方はシンプルな段のカード入れ。上品で優しい印象のカードケースになりました。

 

WATCHBELT -shellcordvan#8 x kurozan- #2

2019-02-21

 

2本目はコチラ。#8を黒染料で染めたものです。オーダーは1本だったのですが実は仕上げの工程でベルト穴のコバに色を入れている際に染料がはみ出してしまい取り返しはつかず、、、。たまたま時計の文字盤は黒だったのであっさりと割り切って、#8のベルト全体を黒に染めました。レバー付きバネ棒を組み込んであるので気軽に交換して楽しんでいただければと思います。「また、革製品オーダー致します!」ご注文ありがとうございました。

 

WATCHBELT -shellcordvan#8 x kurozan- #1

2019-02-20

 

5年程前にシェルコードバン丸一枚から財布など3点を製作させて頂いたお客様からご注文の時計ベルト。ついこの間の様な気もするけれど、あれから随分時間が経ったんだなと驚かされます。表はシェルコードバンの#8で、裏は黒桟革です。時計はハミルトンのベンチュラ。個性的な面白いデザインですね。文字盤に合わせて糸とコバは黒にしました。バネ棒はレバー付きでベルト交換が簡単。もう一本製作したので続いて紹介させて頂きます。

 

WATCHBELT -russiancalf x kurozan-

2019-02-18

 

こちらは友人の依頼で製作。全部お任せだったので僕なりにやってみました。まず革は枯れた古時計と抜群の相性を見せてくれるロシアンカーフ。縫い糸は盤面にあわせてナチュラルのシニュー糸。バックルは針に合わせて金色を選択しました。表面に目の細かいヤスリをかけて少し光沢を落としました。裏張りは黒桟革。時計本体が小さいものでレバー付きバネ棒はサイズがなかったので通常のバネ棒を使用しています。なかなかタイミングが合わずにまだ渡せていないんだけど、なるべく早めに届けたいなと思っています。

 

WATCHBELT -russiancalf x kurozan-

2019-02-15

 

2点目はロシアンカーフを使ったベルトです。230年前の嵐の夜に沈没したキャサリナ号が英国プリマス湾海底で発見されて船底からサルベージされたのがロシアンカーフ。フランス革命やアメリカ独立戦争など激動の時代から200年も海底で静かな時を過ごし再び奇跡的に地上に顔を出した、言うまでもなく世界で一番希少な革素材です。その歴史を自分の手首に巻けるなんてこの上なくロマンチックですよね。以前から贔屓にして沢山のご注文を下さる地元のお客様。直接お渡ししてとても喜んでもらえました。いつもありがとうございます。

 

WATCHBELT -crocodile x kurozan- #2

2019-02-14

 

裏張りは黒桟革。丈夫であるとともにサラッとした着け心地になります。バネ棒はレバー付きで工具なしで簡単に取り外しできてベルトを痛めることもありません。もう一本製作させていただいたので引き続き明日ご紹介いたします。

 

WATCHBELT -crocodile x kurozan- #1

2019-02-13

 

大型のクロコの顎下部位。センターから最も斑が美しい部分を切り出して製作した超贅沢な時計ベルト。彫りが非常に深く、明らかに異質な存在感を放つ一本に仕上げることが出来ました。時計本体との相性も最高です。時計ベルトの製作も新たな領域にちょっぴり踏み込めた様な気がします。

 

ENLIGHTMENT vol.14&15 3/9,10 12:00-16:00 大阪、名古屋連続開催

2019-02-11

 

次回の展示販売イベントENLIGHTMENTは大阪、名古屋の連続開催です。色々な都市に行きたいということと、今年は名古屋のお客様にもお会いしたいのもあって初めての試みにトライすることになりました。また今回はパティーヌのスペシャリストである佐藤氏が代表を務める「BRUSQUE HOUSE」さんの参加も決定。7senseにもthree2fourにもない独自の個性を持った商品がイベント会場に並びます。貴重な一点物のサンプルなども販売されるとのこと。お客様の日常をより楽しくするモノをご提供できるよう参加者一同しっかりと準備を進めていきます。名古屋会場ではパーソナルスタイリストの菅原さん(コチラ)がスタッフとしてお手伝いしてくださるので気軽にスタイリングの相談も。皆様のご来場をお待ちしております。

 

POCKET -shell cordvan navy-

2019-02-08

 

Horween社シェルコードバンで製作したPOCKET。three2four創業当初から存在する定番中の定番と言えるアイテムです。「まだ手に馴染んでいませんが、ポケットに入れた際に邪魔にならない薄さで日常使いに最適なサイズ感ですね。」ミドル財布VIEWのオーダーも頂いております。ご注文ありがとうございます。

 

POCKET -crocodile x cordvan-

2019-02-07

 

クロコダイルとコードバンの組み合わせで製作したPOCKET。通常使っているクロコは顎下部位がPOCKETのサイズには足りないのですが、たまたま切り出せる個体があり製作することが出来ました。竹斑から細かい丸斑への変化がバランスよく収まったひと品。カード入れもご注文いただいております。ありがとうございます。

 

FLASH -crocodile x elephant-

2019-02-06

 

靴好きなお客様。「現在携帯用の靴べらは水牛なのですが、是非FLASHを携帯して使用したい」とのことでご注文いただきました。もともとZinRyuさんのTwitterから僕のページも御覧いただくようになったそうです。N様、ZinRyuさん、ありがとうございます。

 

FLASH -crocodile x elephant-

2019-02-05

 

コチラはたまたま手に入った焦げ茶の素材で在庫として製作しましたが、丁度良いタイミングでお問い合わせがあり直ぐにご購入いただきました。ありがとうございます。FLASHは尻尾のセンターから、角がウロコの谷間にかからないように切り出しています。

 

FLASH -crocodile x elephant-

2019-02-04

 

カードサイズのシューホーンFLASH(FLAtSHoehorn)。表は踵の滑りが良いクロコで裏は靴との摩擦が得られ頑丈なエレファント。芯材となる革に溝を彫り、ウロコの谷間で折れ曲がるようになっています。通常はフラットで財布などにしまうことができますが、使うときは踵に合わせて折れ曲がるというアイディア。昨年購入されたお客様から2点目のご注文。ありがとうございます。

 

森平の爪切り

2019-02-02

 

仕入れのためレンタサイクルで浅草界隈をまわっていると色々な老舗店に出くわします。今回見つけたのは創業80年の刃物の専門店である森平さん(HPはコチラ)。刃物や砥石の品揃えが非常に豊富。若く穏やかで誠実なご主人が丁寧に質問に答えてくれます。今回購入したのは850円の黒い爪切り。切れ味が良いためパチンという音がせずに、スッと刃が入っていくのは新鮮な使い心地。切った爪は飛び散らず本体に収納されるので使い勝手も良好。お気に入りの刃物を手に入れたい方は一度訪れてみてはいかがでしょうか。

 

ONEPIECE SHOEHORN -crocodile-

2019-01-31

 

クロコ尻尾のセンターを継ぎ目なしの一枚革で使った贅沢なシューホーン。表と裏の革の大きさが微妙に異なり踵に合わせたカーブ形状になっています。 BITと2FACEplusをお使いのお客様に納品しました。装いを崩さないアイテムの組み合わせで非常にスタイリッシュですね。ご注文ありがとうございます。

 

TISSUE CASE -藍染リザード-

2019-01-29

 

2点目は藍染リザードです。独特の色合いが美しい一品。ちょっとしたことですが凝ったティッシュケースを使っている方を見かけたら心にゆとりがあるな~となりそう。「とても気に入りました。また機会があれば、次は別の商品もお願いしたいです。」ご注文ありがとうございました。

 

TISSUE CASE -elephant-

2019-01-28

 

ご自身用とプレゼント用にとティッシュケースを2点ご注文いただきました。1点目はエレファント。豪華ですね。小さいアイテムですが非常に迫力があります。上品で個性もあり水や傷に強くて扱いが楽なエレファントは僕自身とても好きな素材です。

 

TOTE -elephant x bridle x brass- #4

2019-01-24

 

このトートの最大の特徴がモジュール設計であること。本体、ハンドルの接続仕様を決めてパーツごとに製作。作る立場からすると製作効率が良く、使う立場からはハンドルをショートに付け替えたりフレキシブルな利便性を実現するものです。three2fourを創業するときに色々と相談に乗っていただいて以来、ゆるりとしたお付き合いのある女性のお客様。お会いするといつも明るくて元気をもらいます。「軽くて 格好良くて 丈夫で…私自身とても気にいってますし、家族にも「超高級そう!」と高い評価を受けています。」バッグの存在感が大きいので服の方はあっさりとしてても様になりそうですね。色んな合わせをこれから楽しんでください。 ご注文ありがとうございました。

 

TOTE -elephant x bridle x brass- #3

2019-01-23

 

内装は紫のピッグスウェード。エレファントのボルドーと相性抜群です。片側にはアクセスしやすい位置にリングが2つ。キーホルダーなどを下げておけば、バッグの中で鍵が迷子になってゴソゴソ探す必要がありません。反対側には財布や携帯などを入れるポケットをつけることもできますが今回は無しの仕様となりました。クラッチなどを入れて使う方はそれでも良さそうですね。

 

TOTE -elephant x bridle x brass- #2

2019-01-22

 

ハンドルの表は全てエレファントを用いており、ブライドルで裏張りすることで引っ張り強度を確保しています。持ち手裏は鹿革を折り返し張り合わせたパッド。クッション性と吸湿速乾性に優れた素材で柿渋に浸けているので抗菌作用も期待できます。

 

TOTE -elephant x bridle x brass- #1

2019-01-21

 

ボルドーカラーのエレファントを外装に使用したトートバッグ。引っ張り強度、水への耐性など素材の特性を考慮してマチ、底、ハンドル裏にはブライドルレザーを使用しており金具は真鍮製。底にはしっかりとした芯を入れて鋲を打ってあるのでバッグを気兼ねなく床に置くことが出来ます。胴体と底をフラットに縫い合わせてあるので底が内側に出っ張らないのも大きな特徴です。

 

POCKET -shell cordvan #4-

2019-01-18

 

Horween社シェルコードバン#4で製作したPOCKET。「これからのキャッシュレス社会にはうってつけの財布だと思います。」もともとコインケースとして開発したモデルですが、構造物の少なさによる薄さと容量の両立はキャッシュレスの使い方でもメリットがありますね。シェルコードバン財布を愛用されているお客様。これから素材も使い勝手もゆっくりお楽しみください。ありがとうございます。

 

2FACEplus -crocodile x bridle-

2019-01-16

 

顎下部位を用いた2FACEplus。表と裏で斑の入り方が異なるのが面白いところです。「もう、感動しかありません。鳥肌立ちました。」しばらくお使いになってからまたご連絡を頂きました。「使い勝手も良く、ますます魅力にとりつかれています。」ありがとうございます。

 

POCKET -shell cordvan bourbon-

2019-01-14

 

「先月、POCKETを購入しました。素材はもちろんですが、丁寧な仕上げにも大変満足しています。また、とにかく薄く・軽く使い勝手も気に入っております。そこで、もう一つPOCKETをオーダーお願いします。」今度は黒のコードバンでご注文を頂きました。気に入って頂けているようで何よりです。お使いになる方の生活がより楽しくなったら作り手としてそれほど嬉しいことはありません。 本当にありがとうございます。

 

TOTE shell cordvan #4 x bridle x brass #4

2019-01-12

 

このトートの最大の特徴がモジュール設計であること。本体、ハンドルの接続仕様を決めてパーツごとに製作。作る立場からすると製作効率が良く、使う立場からはハンドルをショートに付け替えたりフレキシブルな利便性を実現するものです。昨年末のイベントにこのバッグを持ってお客様がご来場くださいました。マチまですべてシェルコードバンなので迫力が凄まじい(笑)。服好きな若き経営者にこのバッグは良く似合ってました。ありがとうございます。

 

TOTE shell cordvan #4 x bridle x brass #3

2019-01-11

 

内装にセンターにはホーウィンスタンプを配置してあります。片側にはアクセスしやすい位置にリングが2つ。キーホルダーなどを下げておけば、バッグの中で鍵が迷子になってゴソゴソ探す必要がありません。ぶら下げているのは一枚革で製作したシューホーン。継ぎ目なくリング部分で折り返し繋がっており、スッキリとしたデザインで鍵をつけておくと毎日玄関で便利にお使い頂けます。

 

TOTE shell cordvan #4 x bridle x brass #2

2019-01-10

 

ハンドルの表は全てシェルコードバンを用いており、ブライドルで裏張りすることで引っ張り強度を確保しています。持ち手裏は鹿革を折り返し張り合わせたパッド。クッション性と吸湿速乾性に優れた素材で柿渋に浸けているので抗菌作用も期待できます。

 

TOTE shell cordvan #4 x bridle x brass #1

2019-01-09

 

入手困難な大判のシェルコードバンを丸ごと前胴、後胴に1枚ずつ。今までブライドルを使用していたマチまでシェルコードバンにした超贅沢なトートバッグです。金具の付け根やハンドルの表もシェルコードバンを用いており表から見える部分は全てシェルコードバン。極めてシンプルかつ存在感のあるバッグです。ブライドルレザーは胴体にあわせてボルドー。引っ張り強度、水への耐性など素材の特性を考慮して底、ハンドル裏に使用しています。底にはしっかりとした芯を入れて鋲を打ってあるのでバッグを気兼ねなく床に置くことが出来ます。胴体と底をフラットに縫い合わせてあるので底が内側に出っ張らないのも大きな特徴です。

 

手帳のフォーマット

2019-01-05

 

年が明けて新しい手帳を探している方もたくさんいらっしゃるかと思いますので僕が使っている手帳を紹介させて頂きます。手帳とは言っても自作フォーマットをA5ノートに貼るだけ。※フォーマットはコチラから無料でダウンロードできます。人生年表(30年)、カレンダー(1年)、2週縦(1ヶ月)という3つの時間軸。人生年表は自分の人生をイメージするためのもので、主に使うのはカレンダーと2週縦。動画(コチラ)にあるように2ページをA4用紙1枚に印刷して二つ折りにして周りをすこしカットし貼り合わせてA5ノートに貼ります。カレンダーは月ごとに分かれていない連結したカタチなので距離感が把握しやすいのがメリット。2週縦は横、縦に線を引くだけでさっと出張や会議の予定が書き込める。月替わりで新しい月間スケジューラを貼るので 1日の内容は記載容量の制限なく書き込めるのが良いところ。仕事の議事録もプライベートな日記も全てを書き込むライフログ。あのデータはどこだっけ?にならないのはこの上なく安心で快適。ノートとして自分史が積み上がっていきます。この手帳を最も快適に使用するための手帳カバーLOFの設計思想(コチラ)も良かったら眺めてみてください。何かしら皆様の参考になるものがあれば幸いです。

 

FLASH

2019-01-04

 

財布の中に入れられるシューホーンが欲しいとのご要望を頂いてい開発したのがFLASH(FLAtSHoehornから抜き出し)です。クロコの尻尾センターはカーブが作りやすく踵の滑りが良いのでシューホーンに適した素材。カットを変えて上下を識別できる形状にしてあり、鱗の谷間に沿って自然に曲がるように芯となる革に溝を掘っています。裏面のエレファントは靴の内側との摩擦が得られるため足を入れる時にシューホーンが滑らないようにする意図で使用。カードよりもすこし小さいサイズで邪魔にならず革の特性と機能を結びつけた、シンプルこの上ないけれども僕らしいひと品。実際に使ったモノを紹介されている革製品のレビューサイト機能的な財布ありますさんにてご紹介頂きました(記事はコチラ)。動画まで入っていていつもながら内容が非常に濃いですね。ありがとうございます。

 

Sew BEYOND

2019-01-03

 

新年あけましておめでとうございます。例年通り年明けから縫いまくり一瞬で過ぎ去った2018年。積み上がったオーダーにひたすら取り組んで来たのですが、その中でも既存のパターンや技術の見直し(TOTE フルFLAT縫製、PALM構造変更、CLIP曲げ張りのフラット化)、何故か新規パターン開発(BLOCHE、FLASH)、新規素材やアイディア(紫藍、紫根、シェルコードバンのロシアン型押し、ガーゴイル黒豹)などチャレンジも数多くありました。事業は市場で成立する商品開発をしてそれが陳腐化する前に次なる新規商品を投入して継続していくのが一般的。ですが僕の場合は頭をひねって新しい機能を産み出すこと自体が凄く好きなんですよね。とんでもないエネルギーが要るけど新しいモノを作ることで得られる技術の広がりが自分の中に眠っているアイディアを刺激してまたやりたい事がどんどん増えていく。いつも今の自分をちょっぴりハミ出していく、そんな小さなチャレンジを気軽にたくさん積み重ねて使う方の生活をより豊かにする品を届けられるよう努めたい。これは実は全く優等生的なコメントじゃなく、そのほうが自分の人生が楽しくなるというのがホントに正直で単純な理由です。モノを通じてお客さんと心が繋がる瞬間を味わいたい。2年振りのパターンオーダーも承っておりますので本年もどうぞよろしくお願い致します。

 

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