three2four

 

minimize Maximum 最大限の機能を最小限のデザインで実現する

 

film by STUDIO ASTERISK

Why I Started?

 

財布や名刺入れって売り物は凄く沢山あるけど、何故か自分の気に入るものってないんですね。僕が欲しいのは機能性を追求しミニマルデザインで長く使えるもの。また、会社組織での制約の多さから自分のモノづくりを純粋に追求したいという思いが募っていたこともあり、一生付き合える総手縫いの革作品の製作を始めました。マスプロダクトに比べると生産数は少ないものの、使い手と向き合って個人の満足を最大限に高めうるのが魅力。僕がこれまでの人生で培ってきたものが、お客様のこれからの人生のお役に立てば作り手としてこの上ない喜びです。

Philosophy

 

コンセプトは minimize Maximum : 最大機能の最小化 です。機能性を追求しながらもミニマルなデザインにおさめる落としどころを探っていきます。より具体的な指標としているのは機能、デザイン、耐久性の3点。これらを満たすモノは長く付き合うことができるので最終的に価格以上の価値をお返しすることが出来ます。アイディアを練り、試作を繰り返しながらこれらの指標に照らし合わせて少しづつ改善の繰り返し。使用する人の利き手や、装い、利用シーンなども考慮に入れて設計しています。シンプルな美しさ、スタイリッシュな使い勝手とそこから生まれるスマートな動作、モノに込められたストーリーや素材の味わい・エージングなどその全てをゆっくりお楽しみいただければ幸いです。

Favorite Leather

 

基本、好きな革で縫っています。
ヌメ革:素上げのヌメ革は白木の家具のような美しさを感じます。
ピッグスウェード:珍しい国内原皮。高価ではないですが高級感があります。
国産コードバン:繊細かつ軽量でコシがある美しい革。蝋引きのモノは更に水や汚れへの耐性が高まっています。
黒桟革:美しい漆黒の輝きが魅力ですが、防具に使用される程の強度、耐久性を誇る突出したシボ革。
Horween Shell Cordvan : オイルたっぷりで色気があり、しなやかで重量があります。独特の香りも心地よい。
Horween Chromexcel : バーガンディーはとにかく重たい色で濃淡が迫力あり。プルアップなのも楽しい。
リザード:意外と強い革。独特の風合いと美しい色合いを楽しめます。
ダイアモンドパイソン:グレージングしてあるモノは網目模様と輝きが美しい。
クロコダイル:言わずと知れた最高級素材。存在感もさることながら、柔軟性にも優れた素材です。
ロシアンカーフ:200年前の沈没船から発見された幻の素材。繊維がしっかりしており独特のエージングを見せます。

履歴

 
1975
埼玉県生まれ
小さい頃から絵を書いたり工作したりするのが好きな子供でした。
1993
受験した殆どの大学に落ち、代々木ゼミナール原宿校で1年間を過ごす。高感度の街や人から刺激を受けつつみっちりと勉強。人生で初めて本気で取り組み、翌年に東京工業大学合格
2000
東京工業大学大学院修士課程修了
ほぼ落ちこぼれながらもなんとか修士課程を修了。大学院の勉強は僕には難しすぎました、、、
2000
某電機メーカ入社
主にTVソフトウェア開発に従事。その後、ソフト品質部門を経てアメリカのTV商品企画部に異動。
2012
自分の納得いくものづくりを追求するためthree2fourをスタート
2013
3月 香港APLF素材展ジャパンパビリオンに出品
5月 姫路市委託事業「姫路革ブランド化」メインデザイナー就任
6月 ロシアンカーフオーダー会実施

Interview

 
ブログ
機能的な財布あります