ジップ引手 - ロシアンカーフ -
4年前にブツ欲日記のMさんに製作したPOCKETのスライダーを交換しました(Mさんの記事コチラ)。引手はロシアンカーフ。とても小さな部品ですが技術はだいぶレベルアップしています。小さな部品にまで気を行き届かせる余裕がようやく出てきたような気もする。僕の人生が激変したここ5年間はあっという間に過ぎ去りました。
4年前にブツ欲日記のMさんに製作したPOCKETのスライダーを交換しました(Mさんの記事コチラ)。引手はロシアンカーフ。とても小さな部品ですが技術はだいぶレベルアップしています。小さな部品にまで気を行き届かせる余裕がようやく出てきたような気もする。僕の人生が激変したここ5年間はあっという間に過ぎ去りました。
いつもお世話になっている宇都宮の老舗印鑑店 鈴印さん(HPはコチラ)のお客様からのご注文。以前にも同じものをご注文されたとのこと。気に入って頂けたようでなによりです。表は上質な栃木レザー、裏は分厚いウルヴァリン社のピッグスウェードです。剛性のある栃木レザーが印鑑の面をしっかりと受け止めつつ、スウェードの沈み込みにより綺麗に捺印が出来るという組み合わせ。スウェードが滑り止めになりマウスパッドとしても使えるので机上にひとつ置いておくと良いですね。ありがとうございます。
会社員時代の同期が奥さんへのプレゼントにとオーダーしてくれました。外装は日本の真っ赤なコードバンで内装はイタリア産のビビッドなピンクのヌメ革。縫糸のピンクで中と外の色を繋げています。奥さんがピンク好きとのことで内装は全面ピンク、外装は汚れや耐久性を考慮して赤のコードバンにしました。動画はコチラ。開閉の容易なマグネットボタンの蓋を開けると直ぐにカードと紙幣の全体を確認でき、レシートなどは背面に入れておくことが出来ます。コインケースは真ん中。マグネットを開くとケース底が浮き上がり広くて浅いところにコインが見やすく並びます。カードスロットは出し入れのしやすい縦入れで12箇所と容量も十分。ご注文ありがとうございました。在庫(ポロサス黒、エレファント藍染、エレファント焦茶)もありますのでご検討ください。スマートな支払い動作をお楽しみ頂けることと思います。
マネークリップで紙幣をピラピラとめくる仕草に憧れて。紙幣を数枚めくりコインをピックアップして会計を済ませる、その動作を格好良く行うために開発した財布がCLIPです。マネークリップって慣れてくると使いやすい道具でコインケースもボックスタイプで見やすく出しやすい。外装は気軽に扱えるエレファントで内装はブライドルという組み合わせ。購入してくださったのはいつも東京ENLIGHTMENTに顔を出してくれるお客様。ご自身のブログ(コチラ)でご紹介いただきました。「迫力のあるエレファントとカッコいいデザインがマッチして楽しませて頂いております。」いつもありがとうございます。
ブランド黎明期から贔屓にして頂いているお客様。実は今回のENLIGHTMENTでも販売のお手伝いをしてくれました。その彼が気に入ってイベントの最後で購入してくれたのがリザードLIZ。リザードは薄くて表面が強いので最初からLIZの定番としてラインナップしてます。使うことで鱗の頂点が輝きを帯びて革に立体感が出てくるので、そこから漸く素材本来の魅力が明らかになってくる通好みな素材。「早速LIZを使ってますが、本当にストレスフリーで驚きです。コインスペースが特にスムーズです。」パターンの良さをまだまだお伝え出来ていないようですが、コインケースは別に持つ派の彼もLIZの機能性には納得してもらえたみたい。いつもありがとうございます。膨大な革の束の中から僕自身が選び抜いたリザード個体を使用したLIZの在庫(藍染、黒)もあります。薄くて使いやすい長財布をお探しの方はこの機会に是非ご検討ください。
「なんだこの迫力」外装に使っているポロサスを見つけた時に思わず口から出た言葉。TETORIさんが遊び心を発揮して作ってくれた黒豹とあわせて製作した振り切った最高峰モデルのLIZです。値段も値段なのでしばらくはイベントを一緒に旅することになるかと思っていましたが、まさかいきなり旅立っていくとは。「今、漸くLIZをじっくり見ていますが。。。このLIZは。。。すごいですね。「オーバースペック」「今の私の最上級製品」と仰っておられましたが、私には表現が難しく、"圧巻"の一言しかないですね。 」 拘り抜いた素材もさることながらLIZは基本性能に優れた財布なのでスマートな動作を存分に楽しんでください。いつもありがとうございます。
このトートの最大の特徴がモジュール設計であること。本体、ハンドル、内装ポケットの接続仕様を決めてパーツごとに製作。作る立場からすると製作効率が良く、使う立場からはハンドルをショートに付け替えたり内装ポケットを外したりとフレキシブルな利便性を実現するものです。「前回のバーボンとは異なる趣があり、これからの季節にピッタリです。今度は来夏に向けてネイビーのコードバンでお願いいたします。」気長にお付き合いくださりいつもありがとうございます。
内装には上下2段のポケット。バッグを開けると直ぐ財布や携帯などにアクセス可能。内縫いなのでサイズの割には容量もあります。反対側には2つのリング。これもアクセスしやすい位置で、キーホルダーなどを下げるものです。バッグの中で鍵が迷子になってゴソゴソ探す必要がありません。細々したモノは収納する定位置を確保してあるのでサッと取り出せて、大抵の荷物は雑把に放り込んでおける気軽さもある。そんな使い勝手のトートです。
ハンドルは手提げと肩掛けの2種。表は全てシェルコードバン#4を用いており、ブライドル(ワイン)で裏張りすることで引っ張り強度を確保しています。持ち手裏は鹿革を折り返し張り合わせたパッド。クッション性と吸湿速乾性に優れた素材で柿渋に浸けているので抗菌作用も期待できます。
1年以上前の宿題がようやく完成。シェルコードバン#4のトートバッグです。同型のバーボンのトート(ブログ2017-04-07掲載)に続いてご注文頂きました。大判のシェルコードバンを丸ごと前胴、後胴に1枚ずつ使った非常に贅沢なひと品。金具の付け根やハンドルの表もシェルコードバンを用いており正面から見える部分は全てシェルコードバン。極めてシンプルながら異様に存在感のあるバッグになっています。ブライドルレザーは#4にあわせて新たに仕入れたワインというカラー。引っ張り強度、水への耐性など素材の特性を考慮して底、マチ、ハンドルに使用しています。底にはしっかりとした芯を入れて鋲を打ってあるのでバッグを気兼ねなく床に置くことが出来ます。
今回も非常に沢山のお客様にご来場頂きありがとうございました。第一回を恵比寿で開催してから早2年。基本的には定番商品の中から特に人気の高いパターンをラインナップしていますが、気が付くとお客様からリクエスト頂いた仕様だったり、自分が使ってみたい素材や配色の組み合わせのものが増えていました。そういう商品が売れていくと素直に嬉しい。そこにあるのはコミュニケーションです。自分がモノを通じて表現したい価値観がお客様の生活をより豊かにするイメージを描けるかどうか。やりとりの中からどの商品が一番フィットするのかを探していく。上手に説得して売ることは苦手だけど、納得して買ってもらうのは自分にも出来そうだし向いている様な気がする。お客様と自分のコミュニケーションを成立させるのが僕の販売スタイルなんだと感じたENLIGHTMENTでした。※頂いているメール等は今週中に返していきますのでよろしくお願い致します。
ケツポケ財布の決定版といえるのがこのPOCKET。ブランドをスタートした当初に開発した独自パターンでブツ欲日記のMさんにもご愛用頂いています(記事はコチラ)。お渡ししてから4年間ほぼ毎日お使いとのこと。それだけの使用頻度となる理由はとにかく使いやすいということ。three2fourの製作指標である機能、デザイン、耐久性を備えたものは飽きずにずっと愛用できて長い目で見ると価格以上の価値をお返し出来るというのが僕の考えです。見た目はなんの変哲もないLジップですが機能的に一般的なものとは別物と言える程違います。様々なライフスタイルにフィットする柔軟さがあり、ひとつ持っていて損はないのでエントリーモデルとしてもオススメです。
究極のミニ財布2FACEplus。今回はご要望の多いシェルコードバン( バーボン #4 )とクロコxコードバン( ポロサス ポロサス ナイル )で製作しました。容量の制限は当然ありますが札、コイン、カードが入り使い勝手が良いので、予想以上にちゃんと財布として使えることに驚く方の多いアイテムです。
もう少し気軽に使いたい方には傷や水などのダメージに対して最強にタフな高級素材。個性的かつ上品なエレファントも藍染、黒、チョコと各色揃っています(画像 <藍染> <黒> <焦茶>)。同じシワの入り方が二つとないのも良いところですね。
久しぶりに程度の良い革が手に入ったのでポロサスでSWITCHを製作しました。SWITCHは各機能(札、コイン、カード)の切り替えが素早く出来ることを主眼において開発したモデル(動画はコチラ)。蓋はマグネット留めで開閉がカンタン。また蓋を開く動作の流れで直ぐに中身を見ることが出来ます。中は大きな部屋が二つと出し入れのしやすい縦入れのカードスロットが12個あり、レシートなどは蓋側のスリットに。コインケースはマグネット留めで横から指を割り入れて開くと底面が浮き上がるので、コインが平らな場所に並んで見やすく取りやすくなります。容量が欲しい方、財布をバッグに入れて使う方におすすめのモデルです。
お客様のご指定で製作してから気に入っている組み合わせ。黒桟革とシルバーのファスナー、ロジウムメッキしたガーゴイル豹が光に当たるとキラキラと輝きます(動画はコチラ)。イヤミのない渋くて派手な一本。黒桟革の漆は人工の光で強く輝くので、例えばBARに飲みに行った時にカウンターに置いておくと驚く程のきらめきを見せてくれます。財布を眺めながら一杯飲んで仕事の疲れを癒す静かな時間というのも良いのではないでしょうか。
鮮やかに濃く染め上げた藍染クロコLIZ(写真はコチラ)。右側は朝日に照らされた窓際で撮影した仕立て前の革です。鱗の谷間の彫りが深く存在感のある革。藍染は鱗の淵が濃くグラデーションがかかったような染まり方をするのでクロコの魅力がより一層際立ちます。光の反射で色がわかりにくくなってしまったのですが動画はコチラ。中身を入れた状態でも薄さがキープされていることがお分かりいただけると思います。現物の迫力は是非ENLIGHTMENTでご覧下さい。
TETORIさんが遊び心を発揮して1点だけ製作してくれたgargoyle黒豹(画像はコチラ)。silver925のボディを18金でメッキしてから口の中をマスキングしてさらに黒メッキを施してあります。そして両眼はイエローサファイア。ボディにたいして小さな眼と口のゴールドが効果的に効いているのがメチャ面白く格好良い。財布の素材もこの引手に見合うよう最高のモノを選びました。外装は入手困難な小型の極上ポロサス。モチモチとした手触りで立体感のある迫力に満ちた個体です。そしてファスナーのエレメントは引手に合わせた黒。光の加減によって黒豹とエレメント、コバが黒く輝きます。選び抜いた素材の良さを最大限に活かした究極にシンプルでエッジの効いた一本(画像はコチラ)。一歩踏み込んでこの味わいを堪能して頂けたらと思います。
「こんなに小さな物なのに、やはり迫力が凄いです。この前のように、手にとってしばらく眺めていました笑 クロコ×コードバンの面もかっこいいですが、斑のつき方が違うクロコ×クロコも面白いですね。早速昨日から使っているのですが、このサイズ、薄さ、シンプルさで、財布として十分使えることに驚きました。正直、想像していたよりも使いやすいです。」ブログ7/3-6でご紹介したクロコ1頭ビスポークで数点納品させて頂いた若いお客様。内容を理解し価値観を共有してくださりホントにありがたいです。
前回のイベント用に製作したINDIGO4DクロコダイルのLIZ。「想像以上の仕上がりに大満足です、思わず、開運!なんでも鑑定団の中島さんではないですが、「いい仕事してますね」と言いたくなりました。コバの仕上げ、縫製、染色のどれを見ても、仕事の真剣さがわかります。」 本当にモノが好きでLIZを購入された後も県外から宇都宮まで何回も足を運んで財布を数点お求め頂いたお客様。コレクションも色々と見せていただき良い刺激になりました。ありがとうございます。
極上のクロコダイルで製作したLIZ。非常にコンパクトで薄い構造でありながら窮屈感のないストレスフリーな使い勝手をもたらしてくれます。 「とにかくお札の出し入れがし易いのでびっくりしました。引手のガーゴイルが指にフィットし、ファスナーの開け閉めが楽しいです。クロコ革もダイヤもいやみがなく、とても気に入りました。」 僕が作るものは基本的にどれも至極シンプルなのでパッと見のインパクトはありませんが逆に飽きることもありません。gargoyleを製作したTETORIさんは元々原型師をしており、動物を得意としているので獅子の造形も非常にハイレベル。楽しんでお使い頂ければ幸いです。ご注文ありがとうございました。
漆の刷毛目が力強く凛とした気品のある器。写真ではなかなか良さが伝わらないんですが、池ノ上曙山氏(根来塗り公式サイトはコチラ)が財布のオーダーを下さったご縁で僕も個展にお伺いして酒器を購入させて頂きました。男性ものは赤なんだそうで「10年程使うと本来の美しさがようやくあらわれてくる」んだって。不思議と見飽きることがなく自分と器の将来に思いを馳せることができるし、軽くて木の温もりがあるのもイイですね。僕が死ぬまで余裕で使えるみたいなのでこれから30年くらい?人生を共にしていきたいと思います。
時計修理師のpoitiさん(ブログはコチラ)も50歳の記念にと黒桟LIZをお求め頂きました。黒桟の漆、ファスナーのエレメント、ガーゴイルのロジウムの輝きの組み合わせがキラキラと輝きます(動画はコチラ)。「予想以上にカッコよく美しいです。カードも入ってこの薄さはさすがです。相変わらずクオリティー高いですね。アンティーク時計が映えそうです。」 ありがとうございます。ENLIGHTMENTにも同じ仕様の財布を一本持っていくので是非お手に取ってみてください。
内装はイタリアのヌメ革。色はお客様のご職業にちなんでパープルです。タンニン鞣しの革というのはシブでどうしても茶色っぽくなることからアースカラーのようなくすんだ色合いのものが多くて日本では見つけることが出来ず、辿り着いたのは発色が非常に鮮やかなイタリアのヌメ革でした。海外の革は日本と比べると品質のブレが大きい場合があり、注文してから4ヶ月でようやく良い革がゲット出来ました。 「実物を見て触って、エレファントレザーの迫力、手触り、中のビビッドな紫とのコントラスト、全てに感動致しました。一見目立たないんだけど、よく見ると「何それ?」と会話に繋がる財布という私のオーダーを完璧に満たして頂きました。」ご職業や想定している使い方など、オーダーの背景を教えて頂き助かりました。ご注文ありがとうございました。
外装は黒のエレファント。LIZはコンパクトな財布なので細かい格子状のシワが入っている部分が財布に対して斜めに入るように切り出しました。この細かい格子状の部分は片面分位の面積しかなく反対の面は斜めにシワが入っている感じです。切り出し方はかなり迷いましたが片面ずつ雰囲気が異なるというのもエレファントの面白さと考えました。
黒桟の漆が放つ漆黒の煌きとシルバージップの金属的な煌きの掛け算はお気に入りの組み合わせ。引手はガーゴイル豹で両目にダイヤとサファイヤを埋め込んであり、昼も夜も環境光に応じてこの財布の中に存在する様々な光の表情を楽しむことが出来ます。「財布の中身を入れ替えながら使用感をイメージすると気分が高揚してきます。必要充分な機能を持たせつつも、財布の厚みは抑えられていることがよく分かります。黒桟革の感触、持ち手のサイズ、全てに満足です。」 素材感の良い服をシンプルに着こなしていたお洒落な若い男性のお客様。頑張って購入して下さりありがとうございました。
仕切りもスタンプ部分を切り出し。また紐をつけたいとのご要望でリングもつけました。出来るだけ強度を出す為にマチの革を延長して折り返し、またリングサイズより縫製部を幅広にしています。そしてライニングは黒桟革。コインの滑りを良くするという機能性に加えてもうひとつの意味が。実はオーダー主が根来塗り(サイトはコチラ)の宗家である池ノ上曙山氏で工房に皇室の方がお見えになるような大先生。漆を扱う仕事をされている方なので、財布にも漆塗りの革を使うというストーリーを込めたかったのです。先日イベントで東京に来られていたので直接お渡しして大変喜んで頂けました。僕もいつか革製品の中に漆を使うことにチャレンジしてみたいなと思っています。ご注文ありがとうございました。
外装はHorween社シェルコードバンn4のスタンプです。デジタルスタンプと丸スタンプともにHorweenの文字列がギリギリで入る様に切り出すことが出来ました。コバはスタンプのインク色に合わせて黒にしています。
23x15cmのマウスパッド 兼 印鑑パッド。いつもお世話になっている鈴印さんからご注文頂きました。表はしっかりした栃木レザーで裏はウルヴァリン社の分厚いピッグスウェード。剛性のある栃木レザーが印鑑の面をしっかりと受け止め、ピッグスウェードの適度な沈み込みによって捺印が綺麗に出来るという組み合わせです。鈴印さんのブログ(コチラ)にも掲載して頂きました。ありがとうございます。
こちらもマルシン靴店さんの在庫として製作したもの。コードバンモデルのLIZも良いですね。お近くの方は是非ご覧になってみてください。来月のイベントにも作ってみようかな。
いつもお世話になっている宇都宮はユニオン通りマルシン靴店さんのお客様からご注文頂いたひと品。既にLIZをいくつか購入されていて今回は黒桟で製作させて頂きました。ポケットには少しだけ残っていたストック最後のセンザンコウを使用。楽しんで使っていただけたら嬉しいです。いつもありがとうございます。
今年最後のENLIGHTMENTvol.9。恵比寿はその落ち着きと力の抜けたお洒落さから僕が大好きな街でENLIGHTMENT第一回の開催地でもあります。ENLIGHTMENTとは辞書で引くと啓蒙。日本語にすると説教臭さがありますが、僕なりの語幹の捉え方では「光が差して景色が変わっていく」ようなイメージの単語です。会場に来てこんなものがあるんだなと知り、購入して使っていただく事でお客様の生活をより心豊かなものにしたいという思いでネーミングをしました。開催まであと一ヶ月。今回もキッチリ魂の入ったものを揃えたいと思います。
遠目にはわかりませんが実は縫い糸は鮮やかなロイヤルブルーでさり気なく洒落感を出せます。「開けた瞬間、「うわぁ、カッコ良いなあ。。。」とつぶやいてしまいました。グレーとネイビーの革にステッチや真鍮も相まって、爽やかで上品な雰囲気がたまりません。男性でも女性でも持てますね。ハンドルは思った以上に持ちやすく、本当にクッションが効いておりました。早速、いろいろとものを入れてみたところ、たっぷりの容量で、大体のものは持ち運べますね。便利です。」 ありがとうございます。エレファントトートをもってイベント遊びに来てもらえたら嬉しいです。
内装の片面には取り外し可能な上下2段ポケット。内縫いなので容量もあります。財布や携帯など、サッと取り出したいものを入れておくのに便利。反対側には2重リングが2つ。シューホーンなどを吊り下げておくとバッグの中を探す必要がないためスマートにお使いいただけます。
ハンドルはブライドルレザーの張り合わせで全周縫製しました。持ち手の部分は表にブライドルをさらに1枚重ねてしっかりと握れるように、裏は鹿革を折り返し張り合わせたもの。鹿革はクッション性とともに吸湿、速乾性に優れた素材でベタつかず快適なのです。それをさらに柿渋に付けることで抗菌性も持たせています。
僕の私物と同じ仕様でとご注文頂いたエレファントのトートです。ライトグレーのエレファントとネイビーのブライドルに真鍮金具を効かせた組み合わせです。黒、グレー、ネイビー、ベージュなどベーシックなカラーの服をお好みの方には良くハマるおすすめの配色。例えばネイビーのジャケットとグレーのパンツにこのトートを肩掛けするとか、全体をネイビーでまとめて靴をグレーにするとか。エレファントは非常に個性的でインパクトもあるのですが、優しい光の反射が上品で押し出しが強すぎないのも良いところ。胴体と底面は平らに縫い合わせており大きな革の真ん中を縫い進めていくので実はこれがかなり大変。ただ、そのお陰で底が内側に出っ張らず使いやすいのです。しっかりした底板を入れて底鋲を打ってあるためバッグを気兼ねなく床置き出来るので非常に快適です。
昨年撮影したプロモーションビデオ (コチラ) が遂に完成しました。きっかけは宇都宮のとある飲み屋でたまたま隣に座った同年代の男性。最初は気付かなかったんだけどよくよく話したら埼玉の田舎にある同じ高校出身で、更に2年生のときに同じクラスだったという嘘みたいな偶然の再会。今何やってんの?という話から「そういう仕事してるんだったら」と紹介してもらったのが映像製作してくれたSTUDIO ASTERISK(コチラ)の新田さん。プロって凄いですね。格好良くて驚きました。映像をご覧になるとthree2fourのアイテムをお持ちの方はより愛着が湧くのではないでしょうか。所有されていない方もwho am I?(コチラ)で僕がどんな考え方、価値観でモノを作っているかを映像と合わせて知っていただければと思います。
「膨らまずがさばらないので重宝しそうです。コードバン・ブライドルレザーの質感の違いも面白いですね。 」外装はブライドルレザーの老舗として名高い英国Clayton 社のコードバン。流通量が極めて少なくzinryuさんが個人輸入された初期ロットを一部分けて頂いた貴重な素材。繊維の詰まり具合は流石にブライドルレザーの老舗と思わせる仕上がりですね。内装は固すぎず小物に向いているため好んで使っているブライドルレザーのワインカラーで外装との相性はバッチリです。黒のコバとシルバーのファスナーの対比も美しいひと品になりました。
LIZのショートバージョン。LIZ同様にShort ZIpから3文字抜き出してSIZというモデル名にしました。外観はPOCKETとほぼ一緒ですが、中はシンプルな3室構造で使用動画はコチラです。「動き回る際に非常に使いやすい」ブランド当初からご贔屓にして頂いているお客様からのリクエストで作ってみました。
雨にもかかわらず沢山のお客様がご来場くださいました。コチラはスタッフとして協力してくれた菅原さんのレポート。アフターフォローまで本当にありがとうございます。正直なところ売上が伸びずに苦しい展開になってしまいました。しかし僕の会社員時代の同期、昔からの常連様や昨年大学を卒業して新社会人となった若者、菅原さんのご友人など様々な方が時間を割いて来てくださり、気持ちの面で人に救われたことを強く感じた展示会となりました。お客様の色々な事情をもっとしっかり汲まなきゃいけないなと思うところもありましたね。お客様はじめ菅原さんや共同開催の7SENSEさん、プロモーションのMさん、心よりお礼申し上げます。今日からまた新たにゼロから始める気持ちで一つ一つのアイテムに取り組んでいきます。
在庫につきましてはコチラでご確認ください。
いよいよ明日ですね。LIZも定番のリザードから黒桟、スタンプ、クロコINDIGO4Dまで多数ご用意しています。すべてのアイテムがひと針ひと針精魂込めて総手縫いで仕上げたエネルギーの固まり。アイディアから製作まですべての工程を自ら行い、自身の考え方や価値観を完全に反映した今の自分の分身とも言えるものです。今日から名古屋に移動。明日午後1時から会場でお待ちしております。
ミニ財布POCKET。実際に使ってみるとその快適さに驚く方が続出するthree2fourの独自パターンです。左はネイビーコードバン。中は日米英3国のコードバン、右は藍染リザードと藍染コードバンを使用したモデルです。実は中と右はお客様からオーダー頂いたのと同じ仕様で作ってみました。お客様からリクエストされているモノって外れないんですよね。僕のお客様頼りはこれに留まりません。イベントの販売スタッフとしてお手伝い頂くのもthree2fourのお客様で名古屋でパーソナルスタイリストをされている菅原トシヒロさん(HPはコチラ)。なんとイベントページ(コチラ)まで作って下さいました。彼は服飾のプロでメチャ気さくなナイスガイ。ENLIGHTMETN当日は会場にずっといるので、普段の装いからアイテム選びまでをトータルでアドバイスしてもらうのも面白いと思います。
札入れとコインケース、究極の薄々コンビがBITと2FACEplusの組み合わせ。紙幣とカードが入るBITは1枚の革のような財布で使う仕草も大人っぽく素材の良さを楽しめるアイテムです。究極のミニ財布2FACEplusは紙幣、カード、コインが収納できて単体でも財布として機能します。通勤時にパスケースとして使うのも良いですし、Yシャルの胸ポケにスッキリ収まるので建物の中で動き回る時にもおすすめ。ジャケットのサイドポケットにモノを入れたくない方にはぴったりな組み合わせと思います。
エレファントで製作したSWITCH。藍染と黒、焦茶の3色でシワの入りが特に良い部分を切り出しました。エレファントはワイルドかつ上品でとても頑丈なため個人的に非常に好きな素材。同じ模様が2つと存在しないのも良いところですね。SWITCHというモデル名は機能の切り替えが素早くできることを主眼にしていることに由来します。マグネットボタンで開閉がカンタン。蓋を開く動作の流れで全体を眺めることができて、コインケースは開くと底が浮き上がり見やすく取り出しやすくなる構造。カードは出し入れのしやすい縦入れで12スロット。使用イメージ動画はコチラです。
この仕事は作り手と使い手が直に繋がるので、良くも悪くも実力だけで評価される極めて平等な世界だと思っています。「あ〜、オーダーして良かったな」となるか否か。ダメなら次はありませんし、大変な思いをして稼いだお金を託してくれる気持ちに出来るだけ応えたい。だからモノが良くなりそうなら躊躇なく仕様や製作方法を変え続けています。変化はいつもほんの少しだけど実行するのは膨大なエネルギーが必要。変えないほうがよっぽど楽ですからね。でもやっぱりそれはできないし昨日よりもいくらか成長したモノを今日は作りたいしそれが明日に繋がるし。大変なことを続けられるのはフェアに評価されるということを信用しているからです。頑張っても報われるかどうか分からなかったらやる気でませんからね。
一枚の革の様な財布。革の良さを味わうというコンセプトで開発したアイテムで、紙幣やカードを収納すると見えるのは殆ど革だけ。紙幣は20枚ほど収まり、カードは直接指で押し出すことが出来ます。当然ながら薄くてコンパクトなのでスーツの内ポケットに入れるにはピッタリ。今回はイベント用に残り少ないロシアンカーフを1枚だけ放出します。他にもクロコダイルやシェルコードバンのスタンプ、藍染のセンザンコウ、リザード、エレファントなど超希少革を揃えました。イベント用のアイテムは日々製作を進めておりコチラにアップしていきますので是非ご覧になってみてください。
切り落としの断面に布の繊維が出ている状態なので、固めて磨くことで対応しました。カード段の部分は革や布の重なりが多くて真っ直ぐにカットしても断面がでこぼこしているため完全に真っ平らなコバには出来ませんでしたが、他の部分はほぼ綺麗に仕上がっていると思います。仕立て誤差や使用歪みがある製品を出来るだけ正確に仕立て直し強化することをテーマに捉えた今回の修繕。また新たな勉強になりました。ありがとうございます。
左側の札挟みは縫い目に正確に合わせるのとへり返しの糊がついた端の部分を切り落とす目的でオリジナルよりも少しだけ小さくしました。右側はカード段。1段あたり12mmだったのですが9段では誤差が溜まっていて108mm以上ありました。そこで各段でコンマ数ミリの誤差を取り入れながら穴を開けています。そうすることで表から見たときにほとんどピッチのズレを感じることなく内側もカード段にあった縫い目を作っています。
海外製のロシアンカーフ長財布。若いけれども革製品やファッションが大好きな常連様の持ち物です。へり返しの部分が痛み始めているので仕立て直して欲しいというご依頼。周囲をカットしてしまっても良いということで、ミシン縫いの部分を切り落としました。しかしこれがまず大変。縫い目の内側で、3mmピッチの縫い目を正確に作れる条件でなるべく大きい面積を残しています。開いた状態で真っ平らにならないのと、財布を折った時にピッタリと辺が合うようにするために何回かに分けてカットする方法を取りました。まず札入れ側の縦の辺をカットし、財布を折り返した状態で反対側の縦もそれに合わせてカット。横の辺は札入れ側を縦の辺に対して垂直にカット、財布を折り返した状態で反対側の横もそれに合わせてカットしました。
ENLIGHTMENTにてUS/UK/JP 3国コードバンのCLIPwocを購入されたお客様。今度はPOCKETのご注文です。米国Horween社、英国Clayton社、日本 新喜皮革の赤茶系のコードバンをそれぞれ外装、マチ、仕切りに用いており、それぞれのコードバンの質感やエージングの違いを同時に味わえるというアイディア。各国の国民性というか市場特性に由来するのか、一口にコードバンと言っても仕上がりにかなり違いを見て取れるのが面白いところです。「この仕様は本当に良いですね。狙い通り、想像以上です。とても心動かされる逸品です。 」ありがとうございます。ENLIGHTMENTvol.8にも3国コードバン、昨日の藍染リザードのPOCKETを持っていくので現物をご覧下さい。
ENLIGHTMENT vol.1でコードバンモデルのPOCKETを購入して下さった若いお客様。その後藍染リザードのLIZをお求めいただき、それに合わせて今回は藍染リザードPOCKETのご注文でした。「美しく手によく馴染み、満足しています。LIZの相棒としてこれから大事に育てます。」 マチや仕切りは外装に合わせて藍染コードバンを使用。2つ目なので使用性は納得されていると思います。three2fourのお客様には若い方も多数いらっしゃいます。若い時ってあまりお金がないですよね。それでもお求め頂く気持ちにモノで応えていきたいなと。いつもありがとうございます。
こちらは総シェルコードバン(バーボン)で製作した2FACEplusです。マチもシェルコードバンの1枚革なので折り返し部分を少しだけ薄くして開閉がスムーズになるようにしました。「こんなに薄いのに小銭がかなり入り、カード入れも付いていて大変使いやすいです。シェルコードバンの色合い、質感も気に入っております。これから経年変化していくのが楽しみです。」 変な言い方になりますが2FACEplusは使ってみると思ったよりも財布としてちゃんと機能します。支払いの時はお釣りを貰って財布に放り込みパタンと閉じるだけなので動作も非常にスマートです。ご注文ありがとうございました。
焦げ茶のリザードにオレンジを効かせた2FACEplus。マチは発色の良いイタリアのヌメ革を極薄にして折り返し張り合わせたもので刻印はここに入れました。落ち着いた色合いですが糸やチラリとのぞくマチのオレンジが華やかさをプラスしてくれます。注文してくれたのは飲み友のCちゃんで直接お渡ししました。残念ながらこの秋で転勤されることとなりましたがいつまでも元気でいてください!
仕事道具として前から欲しかった指貫をTETORIさんに製作して頂きました。早くも傷だらけになっているけどリアルな道具だから気にしない。定位置は左中指と右薬指の第2関節でそれぞれを採寸してジャストサイズ。ブランド名である"3 4 "とコンセプト"minMax"の彫りにカシューを入れて、半面は針を受け止める窪みで埋めています。仕事中は窪み面を表に、プライベートでは彫り面を表に。見た目も超格好良いんだけど特筆すべくはその機能性。内甲丸といって内側がかまぼこ状に盛り上がっているのでエッジ部分で指の肉が逃げるため着け心地が良く着け外しもカンタン。強度計算された必要十分な厚みになっていて指を握って開いても違和感がありません。すごく気に入っていつも着けています。さすがTETORIさん、ありがと!!
指輪を収納したいとのご要望でポケットをつけました。「さっそく中身を入れ替えましたが、指輪も収納できました」伸縮性のあるクロコの脚の付け根部分を使用。下部を折り返しにしており下から押すと指輪が出てきて取り出せます。伸び縮みするのでコバは染色のみで仕上げています。 「本当にありがとうございました。全てに満足した作品が届いて心から感謝しています。」ホントに長いことお待ちいただいてありがとうございました。カードや紙幣のサイズ・革の厚み・想定容量などの数値をベースに、狙った機能を実現する上で無駄のない構造となるように弾いた設計値がうまくハマった新作。超苦しかったけど終わって良かった。
「カードを出し入れする時に引っかかる」と聞いていたので、ファスナーと干渉しない中央部に縦入れのスロットx12を作りました。「収納力は変わらないのに、薄さにびっくりです。カードはこの向きの方が断然使いやすいですね。」両サイドの壁面には領収書などを入れる想定で長めのポケットをつけています。
5点目はラウンドジップ。これまでずっと手をつけてこなかったアイテム。クラシックなパターンを自分が焼き直すだけだとあまり作る意味がないという考えからです。今回はお客様のご要望や抱えている課題が明確で自分なりのアプローチが出来そうだったのでトライさせて頂きました。外装は良質なポロサスをセンター取りした贅沢な1枚革。入手しにくい小さめの個体を使っているので中央の竹斑と両サイドの丸斑のバランスはポロサスならではのものであることがわかります。
LIZをお使いの方から写真の赤丸部分の縫製につきご質問を頂きました。ファスナーを手前にして開いて右側はフルオープンになるのに対して、左側は下部を少し縫ってあります。実は左側はレシート入れとして使用する目的で、意図的に1.5cm程縫い込んであります。試作段階では左も右と同じようにフルオープンにしていたのですが財布を左右に開閉する際にコインケースがぶらついて不安定でした。そこで左側だけ下部をすこし縫うことで動作を安定させたという経緯があります。縫う距離はいくつか試して使用性と安定性のバランスをみて1.5cmとしました。もしかしたら同様の疑問をお持ちの方がいらっしゃるかも、と思い記載させて頂きました。
4点目は2FACEplus。「2FACEは一番驚きました。全面が総クロコなのが、驚きです。6月の出来事を覚えていてくれて、作品に盛り込んでいただけるそんなお心遣いうれしい限りです。毎日スーツなので、薄さが病みつきになりますね。最初に買った小銭入れの出番が無くなりそうです。」6月のイベントにお越し頂いたときにクロコの2FACEplusを購入されたご友人にかぶるよと仰っていたので(笑)なるべく違いが出るように考えてみました。外装は胴体センターの前足の間の部分を含んで表と裏で異なる表情が楽しめるようにしてあります。
3点目は名刺入れです。「オーダー通りの内容で、ポケットも使いやすそうです。」外装はナイルのセンター。裏張りとマチはアメ豚。内装は黒桟とブライドルです。こちらは打ち合わせの時と同じ内容になっており、フラップ裏が黒桟なのは摩擦を減らしてカードの出し入れを容易にするためです。マチは極薄のアメ豚折り返し張り合わせです。
2点目はシューホーン。「するっと革靴がはけて、クロコの質感もなんとも言えず、朝からニヤニヤしてました。」ポロサスの尻尾の先の方を使いました。クロコはアメ豚の床で裏張りをして革のみで仕上げてあります。つなぎの無い一枚革で見た目も強度も良いと思います。かかとの石膏型に押し当てて張り合わせて足にフィットする形状になっており、張り合わせている2枚の革の大きさが微妙に異なるためカーブが維持されます。使い込むと革はツヤピカに、真鍮金具は落ち着いた色合いになっていきます。
1点目はフリスクケース。ポロサスの尻尾の付け根を使いました。蓋は模様の面白い部分を切り出して裏張りをし両面テープで貼り付け。単純ですが粘着の劣化等を考えると意外とこの方法が良いのかなと思っています。 「嫁もフリスクケースは気に入ったようで、近々没収される予感がしております。」フリスクをクロコのケースに入れている人はまずいないので面白みはあるかと思います。
ポロサス1頭、ナイル1頭を使ったビスポークです。昨年のイベントの際に直接お会いして詳細打ち合わせしたものをようやく納品出来ました。流石に一回のご注文で2頭使うのはこれが初めて。「5つアイテムが並んでいると存在感に圧倒されました。」ここまでクロコアイテムが並ぶとド迫力ですね。明日から詳細ご紹介させて頂きます。
黒桟革で製作したLIZwoc。「大変、気に入っております」ありがとうございます。「カードが、多少斜めになるとジップが引っかかり開かなくなるのですが対策等ありますでしょうか?」 一箇所に2、3枚のカードを入れる想定で余裕を持たせた幅にしてあります。逆にぴったりにするとズレがなくなる反面でカードの収納枚数が減るのと出し入れがしづらくなってきます。財布の機能をトータルで考えて幅広にする選択をしておりますので、物理的にはカードを下まで押し込む運用で対応して頂ければと思います。「磁気カード(を重ねて入れること)で、昨年もトラブルに見舞われました」wikipediaによると(コチラ)磁気カードの国際規格は2つあり低保磁力の磁気ストライプは明るい茶色で、高保磁力の磁気ストライプは黒に近いそうです。僕自身はカード枚数が少ないので基本的にトラブルがないのですが”明るい茶色”のカードがある場合は防磁シートを使ったりケースに入れたりするなど別の対策をする必要がありそうですね。
藍染リザードで製作したLIZ。内装はネイビーのブライドルです。「機能や収納性を確保しつつ、これだけスマートな形で使えるデザインには感激致しました。他のブランドにはない、素晴らしいものだと思います。」LIZの使い勝手の良さや藍染リザードが見せてくれる表情などこれからゆっくり楽しんで頂ければ嬉しいです。支払いでもたつくことがないので動作もスマートになることと思います。ご注文ありがとうございました。
いつの間にかトップに表示されるようになっていました。googleで”総手縫い”の検索結果。自分がよく表示しているせいかなとも思ったんですが、three2fourを知らない人のスマホで検索しても同じ。総手縫いのブランドとしての認知度がこんなに上がってたんですね。製作を始めた頃は検索上位に表示されたいとか思っていたんですが、一つ一つのオーダーに必死に取り組んでいるうちにそういうのが心底どうでも良くなっていきました。よりお客様の満足を得られて自分が納得の行くものを目指したい。理由はそのほうがやってて楽しいからです。
4点目はSHOEHORNです。クロコは表から裏まで折り返し部分で繋がった1枚革で金具は真鍮無垢。自分の踵の型に押し当てて貼り合わせており、表と裏でサイズが微妙に異なるのでカーブが維持されます。以上ウィスキー3点とクコロ1点で納品させて頂きました。「本当に素晴らしいものを製作して頂き有難うございました。」総ウィスキーの総裏張りはこれまでやったことのない仕様だったのでまた一つ勉強になりました。ご注文ありがとうございました。
3点目はPOCKET。その名の通りthree2fourの財布の中で唯一ヒップポケットに入れることを想定しているアイテムです。そのまま座った時にグニャグニャな方が違和感がなくて良いので、一枚革で作っています。
2点目は名刺入れ。こちらも見える部分は全てシェルコードバンのウィスキーで、内装パーツはアメ豚で裏張りしてあります。開いて右側に名刺を一時的に挟むフラップ、左はマチ付きポケットです(※写真は天地逆)。左側の収納をメイン機能と考えて右手で出し入れしやすい左側に、右のフラップは出し入れが容易なので右側に配置しました。右側のフラップも裏張りをしてあり剥がれ防止の為に斜め部分だけ縫製をすることが多いのですが、今回はデザインを優先して縫製なしで作りました。
お客様からのご要望で今回は内装のウィスキーも全てアメ豚で裏張りをしてあります。カード入れの口の部分は負荷のかかる部分ではないので、相談のうえデザインをスッキリとさせることを優先して縫製なし。多い部分で8枚の革が重なっており、コバは竹の断面の様な雰囲気に仕上がりました。
1点目はBILLFOLD。内装も外装もHorween社シェルコードバンのウィスキー。見えるところは全部、惜しげもなくウィスキーを使いまくりました。両サイドに外向きポケットが3つずつ。その裏のフリースペースが2つ。札入れ内部は機能を考慮して滑りの良いアメ豚。仕切りは極薄のアメ豚を折り返して張り合わせたもので薄く強くなっています。
Horween社シェルコードバンのレアカラーであるウィスキー。一昨年末の入荷を最後に廃盤カラーとなり、今はもう幻の革となりましたがこれは手持ちのストックです。名刺入れ、POCKET、札入れのウィスキー3点セットとクロコのシューホーンを合わせて製作しました。光の当たり方によって色味が全く異なって見えますが全てウィスキー。詳細は明日からご紹介させて頂きます。
来月末10/28にENLIGHTMENT vol.8を名古屋で開催させて頂きます。今回は土曜日のみの開催となりますが名古屋駅に近い会場で時間は13:00-18:00となります。年4回のペースで開催しているので今回でちょうど2年間、継続して開催できていることをとても嬉しく思っています。本当にありがとうございます。
3点目はLIZコインケースなし。外装はリザードでアメ豚裏張り、内装はブライドルです。スーツの内ポケにスッキリ収まる薄さ、ジップを開いた時の開放感と各機能へのアクセス性が特徴です。お客様は知り合いの方なので納品は直接お渡しとなりました。ありがとうございます。
2点目はカードケース。外装はリザードで裏張りとマチはアメ豚、内装はブライドルです。マチのある方のポケットはブライドルを折り返して作っているので容量があり、閉じた時の見た目もスッキリとしています。
1点目は究極のミニウォレット2FACEplus。外装はブライドルと一部リザードでマチはアメ豚です。一部リザードを使っているのはカードを入れるのに摩擦を少なくするのと面を区別する意味があります。マチのアメ豚は極薄にして張り合わせ。非常に薄く強くできるのと、曲げ伸ばし部分は革が繋がっているので剥がれるリスクがないのがメリットです。この薄さと機能のバランスは一度体験すると手放せません。
リザードの3点セット。名刺入れと2FACEplus、LIZという組み合わせです。リザードはエキゾチックレザーとはいえマットの黒なので非常に落ち着いた雰囲気。しかし使い込んでいくとウロコの頂点が輝きを帯びて革に立体感が出てきます。明日から詳細ご紹介させて頂きます。
ベルトシリーズもこれでようやく最後。面白みのあるものを作りたいと考えて、巨大なクロコの脚から菱形と小丸の斑が繋がった部位を切り出して使用しました。剣先に菱形が、バックには小丸が入るようにして表と裏で全く異なった表情を楽しむことが出来るというアイディアです。「いじるのに夢中になって気付いたら今の時間でした。手縫いのフルオーダーのベルトは初めて手にしましたが、素材が良いのは勿論の事、造形と仕上げも素晴らしいです」「ペンダントも素晴らしいです。良くぞこの形に落とし込んで頂けたと感じ入っています。」 素材の準備から試作・設計までは初めてトライする要素の掛け算となる部分があり中々前に進むことが出来ませんでした。でもある程度考えたら正直言ってやってみないとわかりません。やったことないわけですからね。製作もアイディアを練り具合を見ながら進めたので非常に時間がかかりましたが、全体を通して妥協せず完成に漕ぎ着けられたと思います。「バックル自体は一生物と考えて持っていた物ですが、それに合うベルトを探せずにおりました。しかし今回作って頂きましたベルトと合わせると、存在感が一つも二つも上がった様に思えます。大切にします。ありがとうございました。」 本当に長いこと気長にお待ちいただいたので自分の中でしっかりとアイディアを練って製作に集中できました。お陰様でまた一つ新しい扉が開いたような気がします。いつもありがとうございます。
外した時の表と裏です。表は革が回り込む分だけ長めで裏はストレート。革に糸が食い込んで立体感が出るのでシェルコードバンは手縫いとの相性が良いですね。
ベルトから取り外したバックルをペンダントとして使えるようにするアダプタ。ボタン留めで上部に紐を通して使用します。素材はベルトに合わせて表がシェルコードバンの#8で裏張りが黒桟です。
クルミボタンは剣先に合わせて#8で包んでいます。最初のボタンの位置はバックル内側のヘリにぶつからない様にするため折り返し部から少し離してバックルの裏に隠れる場所に、残りの二つはお客様から頂いたイメージ図になるべく近くしました。ループも#8。黒桟で裏張りをして外周縫製しています。 実はこのバックルを活かすアイテムを合わせて製作したので引き続き明日から紹介させて頂きます。
まずは全体像から。素材はHorween社シェルコードバンの#8と黒桟革の焦茶という組み合わせ。ベルトを身につけた時に身体の中心に大きなバックル、その両サイドに#8、更にその脇に黒桟がバランスよく見えるように設計しました。シェルコードバンの剣先と比べて、黒桟は少し幅広にして芯をいれることで変化をつけています。このベルトもクルミボタンが終わるあたりから裏張りの厚みを増して芯材も滑らかに盛り上がるように繋いでいます。#8と重なる部分はかなり厚みが出るため芯材ナシにしています。
2点目はコチラのバックル。「オーバルのバックルの作者はずば抜けており本当の意味での頂点だと言われている方」だそうです。手作業と思えない正確な細工がビッシリ。影になる部分にまで徹底的に惜しみなく力が注がれています。
ベルトが段差のある状態で剣先の中に入っていくのは違和感があったので、直前で革の厚みを全て5mm厚フラットに戻して縫製もそこでストップ。ベルトの先端は剣先と同じ形状にカンナで削りました。また、通常は表から縫い穴を開けますが今回は裏側から縫い穴を開けています。その方が糸が裏側の見た目が良いのと糸が裏張りのベンズレザーに食い込んで摩擦を受けないという考えです。 もう一本新しいベルトを別のバックルに合わせて製作したので来週ご紹介させて頂きます。
ベルト本体は芯と黒桟と裏張りをあわせて5mm厚で これは剣先の内寸と同じにしてあります。芯の厚みは1mm強。クルミボタンが終わるあたりから裏張りの厚みを増しており、芯材も滑らかに盛り上がるように繋いでいます。
バックルとサルカンはボタン留めです。ボタンはベースの黒桟革にあわせてくるみボタン。この折り返し部分の革厚はボタンがしっかり固定出来る程度の厚みで表と裏張りをあわせて2mm強としています。
お預かりした金具。僕はインディアンジュエリーは良くわからないのですが、モノから伝わってくるエネルギーがすごいなと感じました。のびのび、生き生きとしていて力強く生命感に溢れた素晴らしい品ですね。お客様曰く「まさにエネルギッシュな生命感と自然への崇拝が盛り込まれているのが彼らの真骨頂です。 」作り手の魂の入ったモノを目の当たりにすると感じるものがあります。ありがとうございます。
1年以上前の宿題をようやく納品できました。バックル、ループx2、剣先の4点からなる金具はナバホ族トップアーティストの手によるもの。初めて製作するベルトでまずは全体像を。詳細は明日からご紹介させて頂きます。
僕はここの醤油ラーメンが大好きで、最近は仕入れに浅草に行くといつもお昼はコレ。具材も全部美味しくて磨き抜かれたクリアで奥行のある味わいと鼻腔から抜ける香りは一口目から最後まで食べ飽きません。夏場の暑い時期は冷やしラーメン。もし機会があれば一度お試しになってみてください。
外装は焦げ茶のリザード、内装はブライドルの名刺入れです。リザードは100%野生個体なので成長に従ってどうしても傷が増えてくるため綺麗な個体を入手するのが大変。これは選び抜いたリザードをセンター取りしています。写真ではよくわかりませんが現物は良い雰囲気で革の良さを十分味わっていただけると思います。いつもありがとうございます。
中はこんな感じです。開くと大きな札入れが2室、出し入れがしやすい縦入れのカードスロットが12、レシートなどは背面に入れておくことが出来ます。マチに指を割り入れてコインケースを大きく開くと底が浮き上がり、コインが平面に並びます。ボタンは開け閉めがが楽なマグネット。蓋を開けてから中を見るまでがワンアクションで行えて、閉じるときも蓋を近づけると勝手にカチッとくっついてくれます。イベントで現物を確認して後日購入してくださったお客様。いつもありがとうございます。
エレファントで製作したSWITCH。内装はブライドルでマチや裏張りはアメ豚です。外装はぐるりとエレファントの一枚革。エレファントの特徴であるシワを財布の中にどのように収めるのか、いつも悩みながら切り出します。
毎週日曜日は夕食当番。先日は料理本やネットでよく紹介されている落合シェフのレシピでミートソースを作ってみました。スーパーに行くと牛ひき肉ってちょっとしか入ってないし結構高いんですよね、、、。でも肉々しい(?)ソースにしたかったのでひき肉ではなくステーキ用の安い外国の赤身肉を粗く切って使いました。レシピ自体ひと手間かかりますが本格的な味で好評。週に一回、日曜の午後にお酒を飲みながら作る料理は気分転換にもなっています。
中身を入れたイメージです。動画はコチラ。縦入れのカードスロットx12。メインの部屋x2とコインケース。レシートなどを裏に入れておくことも出来ます。「仕上がりに感動しています。ただいま、5時間ずっと眺めています 笑 」 ご注文ありがとうございました。様々なパターンを開発するに従って自分の製作の考え方もどんどん変わり続けて仕様変更を繰り返してきたSWITCH。毎回最終型と思って作っていますがコレが最終型になるかどうか。
クロコダイルで製作したSWITCH。外装は胴体から蓋まで繋がったセンター取りの一枚革です。蓋の部分に斑の細かい部分が入るように切り出しました。問屋さんに積んである山の様な束の中から時間をかけて選び抜いた信頼できる一枚。何回やっても切り出しはいつも緊張します。
飲み友が彼氏へのプレゼントにと購入してくれたエレファントのPOCKET。ずっとヒップポケットに入れて愛用してくれているそうで物凄い光り方をしています。やっぱりエレファントは頑丈ですね。使用期間はおよそ1年です。
外装は黒のエレファント、仕切りとマチは藍染コードバンという組み合わせ。藍染にあわせてファスナーのテープと縫糸はネイビーです。いつもありがとうございます。
Horween社シェルコードバン#4のバックスタンプと引手にロシアンカーフを使用してイベント用に製作した特別仕様のPOCKET。6月のENLIGHTMENTにて下記のCLIPと同時にご購入頂きました。「今使用しているPOCKETのデザイン、使い勝手がとてもよく、それを見ている/実際に使ってみた方から"これいい!! これほしい!!"とほぼ毎日言われている」とのこと。ありがとうございます。POCKETは僕が開発した中でも古くから売れ続けているパターンのひとつ。外見はこのうえなく普通ですが使ってみると使用性が全く異なることを実感していただけると思います。
CLIPコインなしVerを赤茶系の3種コードバンで製作した特別仕様です。外装は日本の新喜皮革、内装カード入れはアメリカHorween社、マネークリップ部はイギリスClayton社のコードバンを使用。一口にコードバンと言ってもタンナーによって個性が相当に異なります。そしてコードバンを知るには実際に使ってみるのが一番。世界を代表するタンナーのコードバンの味わいやエージングを1つの財布で同時に楽しめるというアイディアです。「本当に面白いアイディアだと思いました。あれっ?こんなすごい財布何で残ってるの???と。よくぞ私のところに来てくれたという思いです。」 3種コードバンを使用した革製品というのは前代未聞でイベント用のスペシャルアイテムとして製作。1年程経ってからようやくオーナー様に巡り会えました。「半年ほど散々財布を探してきたのですが、やっと私好みの素晴らしい財布を見つけることができました。」ありがとうございます。ストーリーのある楽しいひと品。またイベントの時にでも製作できればと思います。
吸水力が凄くてメンテナンスが楽。風呂上りはジメジメしがちな洗面所の床ですが、珪藻土が足裏の水分をしっかり吸い取ってくれます。立て掛けておくだけでカラリと乾いているのでメンテナンスも楽チン。何年か使うことを考えて一応国産のものにしておきました。我が家はマンションで冬場は玄関の結露がすごいので安いモノを除湿用に置いておくのも良いかもしれませんね。
あまり出回っていないタンニン鞣しのカーフ。国産らしい繊細な品質でカーフの肌理細かい手触りが気持ち良いです。「今持っているカードをまとめられて便利ですね。今回のCLIPと合わせると鬼に金 棒な感じがします。」 ありがとうございます。一枚革の独自パターンで沢山のカードをコンパクトにまとめられて、上部が大きく開くのでカードを探しやすいのが特徴。自分でも使っていますがひとつ持っておくと便利なアイテムです。
こちらもイベント用に製作したスペシャルアイテム。総シェルコードバンのセンタースタンプ入りで札押さえにロシアンカーフを用いた特別仕様です。ENLIGHTMENTで現物をご覧になって熟慮のうえ後日お求め頂くことになりました。「ENLIGHTMENTで2FACEを購入し、実際に使用してみて、想像以上の使い勝手 を感じたので、CLIPの購入を決意したのですが、どれも薄いのに機能的で自分の理想の製品だと思います。」 ありがとうございます。バーガンディで製作したスペシャル仕様のCLIP(コチラ)も1点在庫がありますのでご興味のある方はお問い合わせください。
ジップに合わせロジウム鍍金したsilver925のガーゴイル豹。LIZとあわせてお求め頂きました。「凄くいい太さ、大きさで持って引く時の感覚が絶妙に良いです!シルバーのジッパーとマッチしてバランスが取れ、一言で言うと「鬼に金棒」みたいな感じです(笑)」 ありがとうございます。ガーゴイルを引手のモチーフに選んだのはお客様の財産のお守りになるようにという願いを込めたもの。それをTETORIさんが素晴らしい技術と熱量でカタチにしてくれました。格好良くて引きやすい引手です。
LIZのコインケースなしバージョンを黒桟革で製作。内装はブライドルでジップはシルバー色です。「(シルバーのジップは)私の想像通りで黒桟にも良く合います。LlZの方も完璧で問題なしです。」 実はジップをシルバー色でとのご要望をいただいていた事が頭から抜け落ちていてアンティークシルバーで製作したものを発送してしまったのです。何故か発送した後にミスに気づいて直ぐに再製作の旨をお伝えしようやく納品。メールもそうですが送る前にチェックしたつもりでも何故か送った後におかしな点に気づくことってよくあります。肩の力が抜けると目の届く範囲と深さが増すんでしょうね。どこかで焦りもあったのかもしれないので落ち着いて製作を進めていきたいと思います。以前コチラのショート財布を製作させて頂いたお客様。LIZwocはコチラに続いて2点目です。いつもありがとうございます。
愛用しているPalosantoさんの刃物です。切れ味も使いやすさも抜群で柄に使われている高密度な木材の手触りも心地よい。以前は入手しづらかったのですがminneさん(コチラ)で購入出来るようになり早速買い足し。佇まいからして雰囲気があり持った瞬間に使いやすさを直感、革に刃を入れると切れ味に驚きます。設計が良く練られているので使いこなすのもカンタン。製作をされている方は一度お試しになってみてはいかがでしょうか。
コチラは定番のリザードLIZ。リザードは薄くて強い革。最初に製作したLIZはリザードを用いたものでした。「とても気に入っていて、毎日大切に使わせて頂いております。本当に使いやすく、とても重宝しております。」鱗の頂点は摩擦がかかって輝いて来るため革に立体感が出て迫力を増してきます。「いい感じにツヤが出てきて、すごく愛着が湧いてきましたよ。」 ご注文ありがとうございました。定番として即納出来る在庫(コチラ)もありますのでご興味のある方はのぞいてみてください。
イベントでも注目度が高かったセンザンコウLIZ。イベント用にスペシャルアイテムとして製作したのですが、イベント終了後に常連のお客様からのお問い合わせで購入頂くことになりました。既にクロコLIZを所有されていますがLIZの使用性を本当に気に入って頂いてるのだと思います。競争率もかなり高かったこのアイテム。流石に僕のストックもこれが本当に最後で今後もう製作できるかわかりません。もし国内デッドストックのコンディションの良い革が見つかれば是非とも確保したいところ。当たり前ですが革は生体につき同じものが2つとないので出会ってピンと来た時がベストのタイミングなのだと思います。
常連のお客様からのご注文。藍染リザードのLIZにガーゴイル獅子の引手付きです。ご自身のインスタ(コチラ)に写真やコメントなど掲載して頂きました。「藍染リザードは手染め特有のムラ感がとても美しく出ており、自然光下だと鮮やかに輝きます。外観の美しさもさることながら、内装もとても機能化されており、こんなに軽くて使いやすい財布は初めてです。引き手のガーゴイルはTETORIさんの作品です。燻加工のsilver925は重厚で、細かいところまで作り込まれており迫力があります」 夜室内で見たときの雰囲気や昼間の屋外での色合い、ガーゴイルのディテールなど、モノの表情を非常にうまく捉えて撮影して下さいました。大切にされている気持ちまで伝わって来るような写真ですね。いつもありがとうございます。
夏の味覚として大好きなのが岩牡蠣。夏になると魚屋さんから取り寄せて自分で殻を剥いて食べる程。小さい頃はその見た目から敬遠していましたが大人になって岩牡蠣の味を知ってからはすっかり虜に。そんな大好物を心ゆくまで味わえるのが築地にある地下の粋さん。日本各地の素晴らしい岩牡蠣を生、焼き、蒸し、アヒージョなど様々な調理法で楽しませてくれます。口の中に広がる芳醇な味わいを堪能し、その余韻をキリッと冷たいシャンパンで洗い流してまた次に手を伸ばす至福の時間。お好きな方は自分を甘やかしに行ってみてください。予約不可なので早めの時間がおすすめです。
3点目はシューホーン。継ぎ目のない耐久性の高い構造。表と裏で革の大きさが微妙に異なるためカーブが維持されます。「芯材がなく、一枚革なので踵へのあたりも良く、仕事柄靴を脱ぐ機会が多いので重宝しそうです」 ご注文ありがとうございました。
2点目は馬蹄。「形はシンプルですが、素晴らしい技術と素材の特性を活かした作品で、コインの出し入れが本当に早いです」 斑が綺麗に入るように顎下センターを切り出し。黒桟で裏張りすることでコインが流れるように滑り降りてきます。クラシックな馬蹄の機能を少し進歩させたひと品です。
1点目はLIZ。「財布に求められる機能が全て詰まっている財布だと思いました。薄いことはもちろんですが、ストレスなく快適に紙幣とコインが取り出すことが出来て、また受け取ってから収納するまでもスムーズです。基本的な動作がこれほど快適に思うことに感動しました。これはずっと私の相棒になると思います」機能として自分が表現したい内容をここまで汲んでいただいていたらもう説明不要ですね。僕とお客様の思想が合致した結果。幸せです。ありがとうございます。
ポロサス1頭を使ったビスポーク。顎下は馬蹄、胴体はLIZ、尻尾はシューホーンに仕立てました。「まさにこのような財布とコインケースが欲しかった!という感想です。また斑も小さく良質な革であることから、作品として見た時に、何処と無くセクシーな雰囲気もあって、イメージをいい意味で裏切られました。」 明日から詳細ご紹介させて頂きます。
TETORIさんに彫りを入れてもらった私物のメジャー。力強く滑らかな曲線で描き出された植物は生き生き、のびのびとしています。もともと腕のある人だけど出会った頃より確実にスキルが上がっていますね。製作ごとに自分を更新し続けているからだと思います。素敵なものをありがとう。
3点目はPASSCASE。外装は尻尾の付け根のセンター、内装はコードバンと一部クロコです。開けて左側はカード取り出し用のカットがついたクロコの2段カード入れ。右側はフラップという構造。写真だとよくわからないのが残念ですが現物はメチャかっこいいんです。「クロコダイルもコードバンも初めての素材でしたが、満足感がものすごいです。手に取って使うたびに笑みがこぼれてきます笑。手縫いも技術を磨いていくと、この様に美しいものになるのですね。革小物で、縫い目がきれいと感じるものがあまりなかったので新鮮でした。使い始めて数日ですが、どれもとても使いやすいです!CLIPはやはり慣れが必要に感じますが、POCKETは異次元の使いやすさです。」 喜んで頂けるものに仕上がって何よりです。ご注文ありがとうございました。
2点目はPOCKET。外装はクロコのセンター取り、縫糸はネイビー。内装の仕切りはネイビーのコードバンでマチはリザードです。小さめ個体のリザードの胴体センターをまるまる使って折り返し張り合わせにしてあるので、薄く強く丈夫。左利き仕様につき右手で本体を持ち左手でファスナーを開けると手前にコインスペースが広がります。
1点目はCLIP without coin。外装はクロコのセンター取り。内装はコードバンでカード段の一列だけネイビーで縫糸もネイビーにしてあります。左利き仕様なので通常と逆配置でマネークリップが右側、カード段が左側。カード入れは外向きにしてあります。カードの落下防止という観点から内向きにするのが一般的ですが、普段の使い勝手を優先して外向きにしてあります。
クロコ1頭を使ったビスポーク。胴体はCLIPとPOCKET、尻尾の付け根はパスケースに。左利きのお客様なので通常とは左右逆配置で仕立てました。「開封してまず、迫力に圧倒されました。クロコとコードバンの組み合わせが、最高にかっこいいです!そして手に取ってみて、作りの美しさに感動しました。これって、本当に手縫いなのですよね?特に縫い目の精確さには驚きました。見とれているうちに、1日が過ぎてしまいました。」明日から詳細をご紹介させて頂きます。