three2four

 

日常の出来事など含めて気ままに綴っています

 

LARGE TOTE -burbon x bridle- #5 module design

2016-12-30

 

本体、ハンドル、内装の接続仕様を決めることで、ハンドルをショートに変えたり内装を外したりする自由度を確保。製作を効率化出来るメリットもあるのがモジュール設計です。「思っていたより軽く、また自立して倒れないので使い勝手も良いです。仕切りのポケットも触り心地がよく単体でも使えそうで重宝しそうです。スタンプにはこだわりなかってのですが、あるとやっぱりうれしいですね。ドシドシ使って経年変化を楽しみたいと思います。素晴らしいものをありがとうございました。 」 大変長いことお待ちいただきました。そして早速次のオーダーも。ありがとうございます。

 

LARGE TOTE -burbon x bridle- #4 to go

2016-12-29

 

仕切りポケットの素材はウルヴァリン社のピッグスウェード。ほぼ丸一頭を潰してセンターから最高の部位を切り出しています。両端のDリングはボタンを外すときにも便利なものですが、仕切りポケットを外した際に本体のハンドルを取り外して接続することでショルダーバッグにもなるというアイディアです。ポケットには携帯や財布などを入れると思うので、貴重品だけ持っていくという使い方を想定したものです。単体で大きめのクラッチとして使うのもいいかもしれません。

 

LARGE TOTE -burbon x bridle- #3 inner

2016-12-28

 

今回取り組んだ大きな仕様は内装の仕切りを兼ねたファスナーポケット。マチの中央に取り付けたボタンで固定するようにしてあります。最初はナスカンで取り付けようと考えていましたが、やってみたらどうもしっくりこない。思い切ってやり直しボタンで留める仕様に変更しました。

 

LARGE TOTE -burbon x bridle- #2 handle

2016-12-27

 

ハンドルは表から見える部分をすべてシェルコードバンにしました。裏張りは厚手のブライドルで引っ張り強度を確保し、金具周りもシェルコードバンとブライドルの張り合わせ。持ち手の鹿革は2倍の面積を使って筒状にして縫い込んであり、コバの部分は折り返しとしています。

 

LARGE TOTE -burbon x bridle- #1 huge shell

2016-12-26

 

今年最後にご紹介するのは大物アイテム。巨大なシェルコードバンのバーボンで製作した45x30x15cmサイズのトートです。常連のお客様からご注文頂いたのは1年半以上前。最初はウィスキーでという話でしたが中々シェルが入手出来ず、そのうちウィスキーが廃盤に。ホントに長いことお待ちいただいてようやく後継カラーのバーボンで巨大なシェルを入手して製作となりました。

 

波の花

2016-12-24

 

友人に教えてもらった宇都宮の戸祭にある無化調ラーメン「波の花」さんが美味しい。運動がてら自転車を漕いでお昼を食べに最近よく行っています。左から塩、醤油黒トリュフ、海老トマト。身体への入りがどこまでも優しく素材感を存分に活かした味は食べ飽きずスープまで無理なく飲んでしまいます。食後に疲れた感じが残らないのも良い。まだまだ試したいメニューが沢山あってしばらく通っちゃいそうです。

 

POCKET -whisky + russian-

2016-12-22

 

遠方のお客様よりご注文いただいたPOCKET。デッドストックのウィスキーを贅沢に使用してロシアンカーフの引手を付けました。やっぱりウィスキーとロシアンは相性が良いですね。POCKETはブランド初期の頃から売れ続けている商品で、ENLIGHTMENTでも直接ご説明をするとお客様も納得して購入されていました。一見なんの変哲もないのですが実際に使ってみるとその差は歴然。「早速、中を入れてみたところ、使い勝手がとても良好で気に入りました。大切に使わせていただきます。今後の革の変化も楽しみです。」 ありがとうございます。#4と#8のバックスタンプの商品はストックがあり即納出来るのでご興味のある方は是非お問い合わせください。サブの財布としてもメインの財布としても使えるので生涯無駄にならないひと品です。

 

ENLIGHTMENTの御礼

2016-12-20

 

今回も沢山の方にご来場いただいて非常に盛況となりました。昨年のクリスマスからスタートしたENLIGHTMENTも早5回目。数年前に製作したアイテムを持参していただいたお客様も多くいらっしゃって嬉しかったですね。これも継続しているからこそ。毎回小さな進歩を遂げながらイベントの運営も少しずつ改善。アイテムもよりレベルアップしたものや新たに開発したパターンなどを出品しました。これからもより多くの価値をご提供出来るように努めていきますのでお付き合いの程よろしくお願い致します。

 

POCKET for ENLIGHTMENT@恵比寿

2016-12-17

 

たまには定番パターンで珍しいものも製作してみました。ネイビーと#8のバックスタンプとデットストックのウィスキー。引手はロシアンカーフという組み合わせです。今日と明日の2日間、恵比寿にてお待ちしております。

 

HORSE SHOE for ENLIGHTMENT@恵比寿

2016-12-16

 

馬蹄も製作。クロコ顎下のセンターを用いて斑の流れがケースの中に綺麗に収まるように切り出しています。裏張りは黒桟革。摩擦が少ないのでコインが流れるように滑り降りてきます。動画はコチラ。真ん中は巨大なポロサスの顎下で製作した馬蹄です。

 

ID CASE for ENLIGHTMENT@恵比寿

2016-12-15

 

新作その2。ID CASEも出品します。動画はコチラ。とりあえずスッキリしたデザインにしたかったのと、お昼休みなどに外に持っていく想定で紐を外せるようにキーリリースを使ったり裏にカードを数枚入れられるようにしたり。最初は革紐にしようかと考えていましたがやはりシャツに革の粉が付くのは良くないと思い直してシューレースを採用。エンドや長さ調整は金属パーツを用いて後ろ姿も格好良くなるようにしました。

 

2FACEplus for ENLIGHTMENT@恵比寿

2016-12-14

 

究極のミニ財布2FACEplus。両面ポケットに紙幣とカード、センターを開くとコイン収納。機能を実現する上で全ての部材が無駄のない重なりとなるように設計しています。動画はコチラ。実は某バイヤーさんに「コレは絶対に売れる」と言わしめたもの。これも現物を見ていただきたいひと品です。

 

LIZ for ENLIGHTMENT@恵比寿

2016-12-12

 

イベント用に製作したLIZ。リザード黒、チョコ、ネイビーとクロコの黒です。究極の薄さと開放感のある使い勝手を実現した独自パターン。一度現物を手に取ってご自身の目で確認してみてください。

 

Mario Stefanelli

2016-12-10

 

東京レザーフェアでゲットした伊タンナーMarioStefanelliのヌメカーフ。常連のお客様から経年変化が楽しめて荒さあるカーフとのご指定で探し当てたもの。近年のカーフはクロム鞣のものが殆どですが、タンニン鞣しでプルアップってかなり面白みのある素材。自分でも何か作って使ってみたいですね。

 

TISSUE CASE -elephant-

2016-12-08

 

ライトグレーのエレファントにブラックのスウェード裏張り。ステッチもライトグレー。柔らかで上品な仕上がりです。「予想以上の商品に満足しています。大事に使わせてもらいます。」 使い込んでいくと表面に光沢が出てきます。ゆっくりお楽しみください。ご注文ありがとうございました。

 

CLUTCH b -elephant- #2

2016-12-06

 

留め具は開閉容易なマグネットボタンをセンターにひとつ。外観をスッキリさせたいので、本体にボタンを取り付けて裏の金具は当て革で隠す仕様。小さな部品ですが藍染のリザードを使用しています。雑味が出ないように縫製はここだけベースカラーと合わせて黒に。「エレファントクラッチ受け取りました。ありがとうございます。最高です。今回も想像以上の作品でした。革の質感も縫製も全体の雰囲気も素晴らしいです。サイズ感もバッチリです。会った瞬間からかわいいですね。」 いつもありがとうございます。

 

CLUTCH b -elephant- #1

2016-12-05

 

常連のお客様からのご注文。メイン素材はブラックのエレファント。裏張りのスウェードと蓋裏ブライドルはネイビーでブルーの糸を通しています。黒に通した青糸はしっかりアクセントがありながらも、遠目で見ると違和感がなくおさまるので気に入っています。

 

のんき

2016-12-03

 

居酒屋のKちゃんから教えてもらった のんき さんは大のお気に入り。宇都宮の釜川沿いにある110年続くおでん屋さんで、チャーミングなおじい様が優しい笑顔と味でたっぷり癒してくれます。心をまあるくしたい時には最高のお店。夜8時過ぎには暖簾なので早い時間からがおすすめです。

 

2FACE plus -bridle x lizard-

2016-12-01

 

いつもお世話になっている居酒屋のKちゃんからのご注文。僕がカウンターで自分の財布をいじっていたら「それいいですね」と。両面に備えたポケットにカードと紙幣、中央を開くとコインまで収納できる究極のミニ財布。機能を実現する上で全ての部材を無駄のない重なりで配置しており、名刺入れよりも小さくシャツの胸ポケにスッキリと収まる程(詳細はコチラ)。ブルーのステッチで揃えた極薄長財布LIZと合わせてお使い頂いています。

 

HORZ -crocodile- #2

2016-11-29

 

内装は黒一色でブライドルと黒桟の組み合わせにより表情を出しています。並列のカード入れが両サイドで計12箇所。大きく開く2室の札入れは、マチが内側に折れ込んでいないため紙幣の端が折れません。「革も縫製もみんな綺麗ですねぇ。包みを開けると感動しました。遠くから見ても近くから見ても全く非の打ち所がないです。毎日が楽しくなりそうです。ありがとうございます。」 ご注文ありがとうございました。

 

HORZ -crocodile- #1

2016-11-28

 

極上のナイルワニ。非常に良い個体に出会えたときだけ購入してストックしています。なので、いつも製作できる訳ではないんですが在庫があるときは良いものを使うことが出来ます。

 

SUZUIN -ALL IN ONE-

2016-11-26

 

宇都宮の老舗印鑑店である鈴印さんから署名捺印に必要な道具一式を収納できるオールインワンという商品が発売されました(特設サイトはコチラ)。僕は印鑑マットを製作させて頂くことに。剛性があり繊維の緻密な極上の栃木レザーが印面を細部まで受け止め、裏張りのピッグスウェードは適度な沈み込みをサポート。綺麗に捺印するための道具として最適な組み合わせを考えたものです。良かったら是非ご検討ください。

 

ENLIGHTMENT vol.5 12/17-18 13:00-17:00@恵比寿

2016-11-25

 

販売会イベントENLIGHTMENTも5回目となりました。自ら主催しているイベントが継続的に開催できていることを嬉しく、またありがたく思っています。年内最後となりますので是非いらしてください。恵比寿でお待ちしております。

 

ID CASE

2016-11-23

 

以前から何件もご要望頂いていたのがIDケース。小さなアイテムですが相当な時間をかけてアイディアを練り上げ完成しました。極力スッキリとした外観を保ちながら、裏側には2箇所カード入れを備えています。金具はキーリリースなので、昼休みにちょっと外出する際にはストラップを外して持っていくことが出来ます。IDケースをお探しの方は良かったらご検討ください。

 

名刺入れ 通しマチ

2016-11-21

 

いままで名刺入れは下部を折り返しササマチをつけていたのですが、ご要望をいただいて通しマチで製作をしました。表はリザード、内装は黒桟とブライドルの組み合わせ。リザードは小さめの個体をセンター取りして鱗の変化がわかるようにしました。黒一色ですが異なる素材を組み合わせて表情を出しています。「すごく恰好良いですね。リザートにして良かったです。」 ご注文ありがとうございました。

 

AVENUE TRUCKS

2016-11-19

 

待ちに待ったAVENUE TRUCKSがようやく入荷。近年開発されてキックスターターで資金集めに成功し事業化されたサスペンション付きのスケボートラックです。トラックとは板とタイヤをつなぐ金具。従来のスケボーは衝撃や振動が直接伝わって来るのですが、コイツはサスペンションのお陰でふわふわした乗り心地。理系的な言い方をすると運動エネルギーのロスが少ない。タイヤもデカソフトに交換して安定した乗り心地を楽しんでいます。

 

colors

2016-11-18

 

眩しいほどに鮮やかな銀杏の黄色が青空に映え、紅葉は緑と黄色や赤が混ざりあい陽に照らされ。近所を歩くと秋はとてもカラフルな季節だと気づきます。今も忙しいのは変わらないけど、以前はそんなことを感じる心の余裕なく過ごしていたなぁ。

 

馬蹄 -シェルコードバンDC x 黒桟-

2016-11-17

 

全面的に型紙を見直した馬蹄。黒桟ライニングによりコインが流れる様に滑り下りてくるのが特徴です。シェルコードバンのダークコニャックと黒桟の茶が良く合いますね。「想像以上の出来でとても気に入りました。これから大切にして、相棒として日々使っていこうと思います。」 再設計から始まってメチャクチャ時間かかったのでご満足が得られて良かったです。いくらやっても次が見えてきて終わりは来ないんですが、three2fourの馬蹄も最終型に近いものになったように思います。

 

DOUZE -黒桟 x エナメルパイソン-

2016-11-15

 

こちらはアクセントを効かせた仕様。赤糸を通して蓋裏はエナメルパイソンです。外見はカラーが少し入っている程度の印象ですが、開けると思いのほかインパクトがありますね。

 

DOUZE -黒桟 x クロコ-

2016-11-14

 

常連のお客様からのご注文。以前イベント会場でDOUZEをお買い上げ頂いており、コチラはご友人へのプレゼントとして。黒一色で蓋裏はクロコのセンターを取っています。

 

TOTE BAG -藍染蝋引 超巨大コードバン- #4 モジュール設計

2016-11-12

 

本体、ハンドル、内装は接続仕様を決めて交換可能なモジュール設計です。ソフトウェア開発の世界では一般的な考え方で、それぞれの部品を個別に開発出来る、部品の入れ替えが出来るというのがメリット。このトートはハンドルをショートに交換したり、内装ポケットを外して使用したりと用途に合わせてお使い頂けます。「ほんとにすばらしいバックで、感動して眺めておりました。ほんとに良いものを、ありがとうございました。」 ENLIGHTMENT@名古屋にもお越しくださったお客様。まだ何点かご注文頂いているのでしっかり取り組んで行きます。ありがとうございます。

 

TOTE BAG -藍染蝋引 超巨大コードバン- #3 ペンとジップ

2016-11-11

 

マチにはペン挿しをつけています。素材は藍染蝋引コードバンと藍染リザード。ペンクリップ部分を折り返し張り合わせたリザードにすることでペンの出し入れが非常にスムースで耐久性も高くなります。なによりペンが収まった時に格好良い。鱗の谷間の色に合わせてここだけは糸の色をネイビーにしています。青系のペンでも良いし、暖色系のペンでもアクセントになって似合いそうですね。ジップ脇の革テープは裏まで全てアメ豚で革張りにしました。

 

TOTE BAG -藍染蝋引 超巨大コードバン- #2 ハンドル

2016-11-10

 

ハンドルの本体はブライドルを張り合わせたもので全周縫製しています。金具周りは藍染蝋引コードバンをブライドルで裏張りして強度を出したもの。持ち手の表は藍染蝋引コードバンで裏は柿渋漬けの鹿革を使用しています。厚みがあり握りやすく汗を吸ってくれるので快適。真鍮金具の色味に合わせてナチュラルカラーのシニュー糸で縫製しています。

 

TOTE BAG -藍染蝋引 超巨大コードバン- #1 サイズ

2016-11-09

 

僕自身の手で藍染して、その後に蝋引き加工を施した超巨大コードバンを用いたトートバッグ。コードバンのサイズを活かすために型紙から新たに製作しました。サイズはなんと45cmx30cm強でコードバンのバッグとしては有り得ないような大きさになりました。

 

POCKET -whisky + darkcognac-

2016-11-07

 

定番商品のPOCKET。外装はシェルコードバンのウィスキーで中の仕切りをダークコニャックという組み合わせです。内部はコインで汚れがつきやすいこともあるので実用的な仕様ですね。「大変良い品を購入させて頂き、ありがとうございました。」 POCKETの開放的な使用感をご堪能ください。ご注文ありがとうございました。

 

TATZ MIKI Indigo Stole -CIEL-

2016-11-05

 

首に巻くと藍染の香りが心を落ち着かせてくれるストール。先月TATZ MIKIさんのスタジオに立ち寄った際に預けてまた染め足しをしてもらいました。2回目の染め足しで色は3段階目のCIELというカラー。折角だから1段階ずつゆっくり楽しんでいこうかな。

 

パターンオーダー再開のお知らせ

2016-11-03

 

おはようございます。本日からパターンオーダー受付を再開します。作品集をご覧頂いて気になるアイテムがありましたら是非ご検討ください。よろしくお願い致します。

 

ENLIGHTMENTの御礼

2016-11-01

 

今回も沢山の方にご来場いただいて非常に盛況となりました。お客様、関係者の方々に心より御礼申し上げます。名古屋は初開催ということもあり行く前はいつもよりもドキドキしていましたが、やっぱり実際に行ってみて良かったです。お客様の熱に触れて心のエネルギーが充電されると共に、その熱に応えたいという自分の気持ちも改めて確認することが出来ました。今の自分を捨ててゼロから始め新たな次元を目指したいと思います。

 

POCKET for ENLIGHTMENT@名古屋

2016-10-28

 

定番商品となるシェルコードバンのPOCKET。カラーはウィスキー、#4、ダークコニャックとネイビーをご用意しました。特徴はとにかく使いやすいこと。既製品と比べると別物と言える程の違いがあるので是非お試しいただきたいひと品です。いよいよ今日は名古屋に移動。明日、明後日と会場でお待ちしています!

 

CLIP for ENLIGHTMENT@名古屋

2016-10-27

 

ガルーシャとエレファント。どちらも傷を気にしなくて良い素材で製作しました。内装はブライドルで札押さえにポイントの革をあしらっています。(動画 エレファントガルーシャ)。ガルーシャは縫製用の溝を掘らずに総手縫いしてあります。

 

LIZ for ENLIGHTMENT@名古屋

2016-10-26

 

イベント用に製作したLIZがコチラ。リザード各色とクロコです。オプションの引手はTETORI製作のガーゴイルでダイヤモンド入りのスペシャルバージョンと通常のダイヤ無しバージョンです。

 

LIZ -whisky x black-

2016-10-25

 

以前二つ折り財布(コチラ)をご注文頂いたお客様からオーダー頂いたLIZ。外装は廃盤となったウィスキーをストックから贅沢に一枚革で切り出して製作しました。内装は黒のブライドルレザーでポケット部分に黒桟とリザードを入れてアクセントにしています。「実際に手に取ってみると・・・やっぱり完璧!!作品集で大体は想像出来ていましたが、やはり手に取ると違いますね!大きさや厚み、細かい仕様が見事で、なるほど〜と関心して想像を遥かに超えてました。今回オススメされたリザードと黒桟ですが表情が凄く良くて両方とも好きになりました。廃盤のコードバンウイスキーは知らなくて本当にラッキーでした。」 前回作がうまく行き過ぎちゃったので(笑)、よりプレッシャーのかかる製作となりましたがご満足が得られたホントに良かったです。ウィスキーと黒の合わせは潔くて格好良いですね。ありがとうございました。

 

Palosanto漉き器とヘリ落とし

2016-10-22

 

割と最近購入して気に入って使っています。Palosantoの漉き器とヘリ落とし。ハイス綱を用いた切れ味抜群の刃物で、なんといっても安定した加工が出来るのがポイント。段漉きも簡単に出来ちゃいます(動画はコチラ)。柄に使われているPalosantoという木材は非常にキメが細かく手触り最高。使う喜びを味あわせてくれる道具ですね。※ちょっと気になって調べたら「味わわせる」が文法的には正しいけど「味あわせる」の方がどちらかと言うと良く使われてるみたいです。

 

CLUTCH f -FrenchGoat- #2

2016-10-20

 

取手部分には軽くて丈夫なアメ豚革を挟み、裏側はゴートのオレンジ。しっかり握れるようになっています。「発色が美しく鮮やかでいいですね。」以前ご注文頂いたトートバッグ(コチラ)の内バッグとして製作させて頂きました。ありがとうございます。

 

CLUTCH f -FrenchGoat- #1

2016-10-19

 

手提げの折り返しタイプでA4ファイルが入り黄色というご要望でした。革はフランスから個人輸入したALRAN社のゴート。発色が非常に美しくて繊維もしっかりとした革です。ただ、A4サイズで折り返しとなると必要となる面積もかなりデカイ。1頭分ギリギリまで切り出して片側を折り返しにすることで容量を限界まで大きくしました。

 

CLIP -Elephant x FrenchGoat-

2016-10-17

 

製作を始めた頃に開発して未だに売れ続けている独自パターンがこのCLIPです。マネークリップは大人っぽいアイテムで慣れると使い勝手も良いもの。そのメリットを最大限に活かすための二つ折り財布です。既製品では財布を開けるとお札が左右にバラけるものが多いですが、CLIPは左利き右利きを作り分けてることで札がバラけずまためくりやすくしています。コインケースもボックスタイプを利き手で開けやすい向きに配置。開けるとコインが正面に並ぶため非常に見やすく取り出しやすい作り。カードもマネークリップの裏に数枚入ります。「黒とネイビーのコントラストは素敵です!エレファント面から糸とチラチラ見えるゴートのネイビーがアーバンな雰囲気醸し出しています。 」 今回は表革のエレファントと薄い革を一旦張り合わせてから内装のアメ豚と曲げ張りをしたので、よりしっかりとした手触りになっています。アメ豚の裏張りと斑の良いクロコ札押さえは黒。ネイビーのフレンチゴートを使用した内装は上品な雰囲気に仕上がりました。いつもご注文ありがとうございます。

 

KEY CASE plus CARD -藍染コードバン x エレファント- ボタン増設

2016-10-15

 

もう少しピッタリ閉じるようにということでボタンを一つ追加しました。ボタン裏の金具が見えてしまうので長めに作り直した革パーツに付け替え。部分的に糸をほどくと終端処理が増えてしまうため半周分ほどいて縫い直しています。

 

KEY CASE plus CARD -藍染コードバン x エレファント-

2016-10-14

 

カードをちょっと入れられるキーケース。藍染コードバンを表革に、内装はボルドー色の裏張りとセンターはエレファント。外周はぐるりと青糸を通し、エレファント部分の縫製のみ黒。キーの台座兼カード入れは折り返しで上側だけ裏張りして剛性を出し、下側はカードを取り出しやすいようにカットをいれています。「マグネットボタンが強力で安心感がありますし、カード入れのエレファントもしっかり主張されててオリジナリティーが増し満足です!サイズも手にフィットして気持ちが良い!」 ご注文ありがとうございます。

 

超巨大コードバン 藍染後の蝋引き加工

2016-10-12

 

これも恐らく世界初じゃないでしょうか。藍染した超巨大コードバンを更に蝋引き加工して水への耐性を強化しました。薄めに藍染したのは蝋が入ると色がだいぶ沈むため。明るい場所で見ると藍染のテイストがありつつ、表面には白いブルームが出ています。滅多に入手できない巨大サイズなので通常よりも大きいトートバッグに仕立てるため新たに型紙を起こし中。使用頻度の低い型となるので恐ろしく非効率ですが、やはりこのこのコードバンの大きさは活かしたいという気持ちが勝ってしまいました。新しい型紙を起こすのってホントに大変なのでヘロヘロになってやってます。

 

FRISK CASE -lizard-

2016-10-10

 

必ず必要ではないけどあると少しの潤いを生活にプラスしてくれる。このフリスクケースもそんなアイテムですね。「リザードのパープルがとても綺麗です!今までリザード革は持っていなかったので、これからハマってしまうかもです(^_^; フリスクがピッタリ収まる精密さもとてもすごいですね!」 いつもありがとうございます。

 

Gargoyle Diamond EYEs

2016-10-08

 

お客様の財貨のお守りとして。機能、デザイン、耐久性という観点から究極の引手を作りたいという単純な思いから始まりその純度を貫いて完成した Gargoyle Diamond EYEs (動画はコチラ)。モチーフとして選んだのはノードルダム大聖堂からパリの街を見守るガーゴイル。人の暮らしを守る建築物の装飾的な意匠には災厄を寄せ付けず平和を保つという人の願いが込められていると僕は考えています。そこで財布という財産を司るアイテムを守る象徴としてガーゴイルを選択しました。打ち合わせを重ねて素晴らしい熱量と技術で形に仕上げてくれたのはTETORIさん。燻加工した重厚なsilver925と両眼に嵌め込んだダイヤが放つ強い輝き。引きやすい形状。取り外し可能なメンテナンス性。一切ダレの無い外観もさることながら、口の中の一本一本の牙やその先に乗った舌のうねりまでキッチリ作り込まれています。とても満足しています。ホントにありがとう。僕とTETORIさんの情熱のカタマリ。ENLIGHTMENT@名古屋に持っていくので是非現物をご覧ください。

 

TOTE BAG -黒桟 x ブライドル- #4 底パネル

2016-10-06

 

底面パネルはしっかりとした剛性を出すために芯材を2枚重ねて、上下はアメ豚でカバーして全周縫製しました。底鋲の部分は2つの目的で上段の芯材のみ大きくくり抜いています。1つ目は底鋲ネジの締め代を稼ぐこと。バッグ本体と底面パネルを合わせるとかなりの厚みとなるので部分的に芯材を一枚にしてネジを十分に締められるようにしました。2つ目はバッグ底面をたいらにすること。金具の頭がパネルに埋まった状態になるため飛び出しを抑えることが出来ます。「めちゃめちゃかっこいいですね!黒桟革を初めて目にしたのですが、ここまで美しいとは。控えめな漆の光沢がこれまたツボです(^^ )持ち手の長さやトート自体の大きさもちょうど良いです!このトートはシンプルさと機能性、どちらも兼ね揃えている素晴らしい逸品になっていました。チョコ×ネイビーの相性もかなり効いていて、黒桟革の美しさに拍車をかけています。間違いなく今年買って良かったものナンバーワンです!」 お陰様でまた少し進化出来ました。ありがとうございます。

 

TOTE BAG -黒桟 x ブライドル- #3 底鋲

2016-10-05

 

今回練り上げた新たなアイディアは底板。ネジ式の底鋲を採用することでしっかりと剛性のある底板を取り付けられるためバッグの床置きが可能。底鋲を取り外せば底面パネルと本体底の掃除も出来るメンテナンス性も考慮した結果の構造です。

 

TOTE BAG -黒桟 x ブライドル- #2 ハンドル

2016-10-04

 

ハンドルの本体はブライドルを2枚張り合わせて全周縫製しています。革は表面に緻密な繊維が密集しているのでより強くしなやかになります。持ち手の裏にはクッション性、吸水性、速乾性に優れた鹿革を柿渋に浸けて抗菌作用を持たせたもの。本体の裏張りは雰囲気たっぷりのネイビーのスウェード。落ち着いた焦げ茶に精悍な印象のネイビーと真鍮は最高の相性です。

 

TOTE BAG -黒桟 x ブライドル- #1 モジュール設計

2016-10-03

 

久しぶりに内縫いタイプのトートバッグを黒桟革で製作しました。ハンドルは引っ張り強度の高いブライドルレザー。黒桟の裏張りはネイビーのスウェードです。ハンドル、胴体、内装の接続仕様を決めて取り外すことの出来るモジュール設計なので、後からショートのハンドルに変更したり内装のポケットを変えたりすることが出来ます。パーツごとに作っていけるという製作上のメリットも大きい手法です。

 

Italian Bar Roberto

2016-10-01

 

宇都宮の県庁前にあるBarロベルトさん(サイトはコチラ)。友人の紹介で行ってみたら一発でファンになってしまいました。オーナーさんが一人で切り盛りするカウンター7席のこじんまりとしたお店で、とても丁寧に作られた料理や飲み物がリーズナブルに楽しめます。雰囲気も良くて一人もしくは少人数で静かに楽しむにはもってこい。結構混んでいるので予約がベターです。

 

CLUTCH b

2016-09-30

 

自分でも気に入って使っていて、行く先々でもかなり評判がいいのがこのクラッチです。財布や携帯などをポケットに服の仕舞わずまとめて入れるのにとっても便利。素材は頑丈で上品なウルヴァリンのピッグスウェードで、ブラシをかければ綺麗になるメンテナンスの容易さも嬉しいところ。留め具は開閉の容易なマグネットボタンです。僕は急な雨に備えて薄くて軽いwaterfrontの折り畳み傘も入れています。いつもお世話になっている鈴印代表の鈴木さんにも製作させて頂きました。感想はコチラです。

 

超巨大コードバン 藍染後

2016-09-28

 

先日入手した染色前の非常に大きなコードバン。藍染後が右側です。意図があって普段より少し薄めに染めてみました。※お陰様で行き先は決まりました。

 

名刺入れ shellcordvan whisky

2016-09-26

 

2年程前のオーダー会にてお買い上げくださったお客様からの名刺入れのオーダーです。それ程時間が経っていないのに記憶の中では遥か遠い昔のことのようで、しかし当時の不安や緊張がありつつワクワクしていた気持ちが鮮明に蘇ってきました。素材は外装から内装まで全て廃盤となった貴重なウィスキーです。「やはり実物を見るといいですねー。革自身の存在感と機能的な作りに大変満足です。きっと長く所有できると思いますし、どんな感じで変化していくかも楽しみです。」 これからどんなストーリーを刻んで行くんでしょうね。N様、ありがとうございました!

 

ENLIGHTMENT vol.4 10/29-30 13:00-17:00@名古屋

2016-09-24

 

とうとう名古屋に行きます!4回目を迎える販売会イベントENLIGHTMENTを来月末10/29-30に開催。場所は地下鉄東山線『東山公園駅』から徒歩3分のギャラリー東山さん(リンクはコチラ)。高速のインター近くで車でのアクセスも良好なので近県の方も是非お越し下さい。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

 

TOTE HANDLE long -クロコ x ブライドル x 鹿-

2016-09-23

 

エレファントのトートバッグを所有されているお客様から追加でご注文頂きました。初回オーダー時のショートハンドルに加えて今回はロングのハンドルです。本体はブライドルの張り合わせ。革は表面に緻密な繊維が密集しているのでより強くしなやかになり、床面が荒れる心配もありません。金具周りは彫りの深い大型のスモールクロコを用いています。また持ち手の裏はいつも使用している鹿革。金具は真鍮です。いつもありがとうございます。

 

miniTOTE -エレファント x 栃木レザー- #3

2016-09-21

 

内装のポケットを無しにした代わりに製作したのがコチラのクラッチです。先日お客様とお会いした際に細々とした物を入れている袋がキツめだったを見かけて、それよりも少し大きめのサイズにしました。使用したのはウルヴァリン社のピッグスウェード。大人っぽい落ち着きと高級感を備えた頑丈な革で、ブラシをかければ綺麗になるメンテナンスの容易さも秀逸。トートバッグの中に放り込んでおき、車から出るときはこれだけ持ってといった使い方も出来ます。宇都宮駅前の老舗印鑑店である鈴印さん経由のご注文。お渡しはまだみたいです。

 

miniTOTE -エレファント x 栃木レザー- #2

2016-09-20

 

ハンドルは2枚張り合わせた栃木レザー。金具周りと持ち手にはエレファント。持ち手の裏は柿渋に浸けた鹿革です。鹿革はクッション性があると同時に吸湿速乾性に優れているので持ち手の裏には最適な素材。これを柿渋に浸けることで抗菌性もプラスしています。箱の出し入れがしやすいように内装のポケットは無しの仕様にしました。

 

miniTOTE -エレファント x 栃木レザー- #1

2016-09-19

 

いつも持ち歩く荷物に合わせた小さめのトート。地元のお客様からのご注文でエレファントで製作させて頂きました。合わせた素材は特に上質な栃木レザーです。胴は33x24cm程度。14cm程度の幅のある箱を入れるとのことで、バッグも幅広にしています。底鋲も気持ち多めで真ん中を2つ。いつも台形にしているマチは箱の出し入れがしやすいようにストレートです。

 

LIZ -黒桟- #2 コインケースの仕切り

2016-09-17

 

今回新たに追加した構造(オプション)は1円、5円を分けられるコインケース内の仕切りです(写真左)。10円以上はそのままピックアップ出来るように左側に、そしてケースが舟形なので上部に仕切りをつけています。コインは当然ながら下に溜まるので、上部の邪魔にならない位置に1円、5円を避けておけるのは便利そうですね。靴屋さん経由でご注文頂いたので、もしご覧になっていたら感想を教えて頂ければ幸いです。ご注文ありがとうございました。

 

LIZ -黒桟- #1

2016-09-16

 

随分お待たせしてしまいました。久しぶりに黒桟革で製作したLIZ。内装はブライドルでカードポケット部分に深いグリーンのリザードを使用しています。お客様たってのご要望で今回だけririのファスナーを使用しています。素材使いもこだわりの仕様ですが構造もひと工夫入っていますので明日ご紹介致します。

 

藍染リザード

2016-09-15

 

アップも載せておきます。今回はかなり濃くて強い色を出すことができました。

 

LIZ -藍染リザード-

2016-09-14

 

昨年から東京会場でのイベントENLIGHTMENTに遊びに来て下さる若いお客様。前回のイベントでご注文頂いた藍染リザードのLIZが完成し納品させて頂きました。「発色が美しく、サイズもちょうど良く、満足しています。」 開放感のある使い勝手と究極の薄さを両立した独自パターンに、藍染リザードという独自素材の組み合わせ。実は昨年のイベントでかなり悩まれた末に購入見送りとなったのですが、半年の期間を経て受注となりました。見ていてくれる人がいるのって嬉しいですね。ご注文ありがとうございました。

 

DOUZE -kurozan-

2016-09-12

 

黒桟革で製作したDOUZE。蓋裏は蝋引きのコードバンです。「コンパクトな上に重量も軽く、小銭もたくさん入って驚きました!裏蓋も素材違いでかっこいいです。」 実際に使ってみるとその機能性に驚かされる名作パターンですね。国内でもいろんな工房が作っていますが、three2fourのものはボタンをマグネットに変更。蓋を近づけると留まってくれるので便利です。ご注文ありがとうございました。

 

POCKET -elephant

2016-09-10

 

飲み屋で久しぶりにお会いしたMさん。彼氏とご一緒で、その彼へのプレゼントにということでその場でオーダー頂きました。ご本人ともお話したところ扱いが楽で使いやすいものをご希望だったので、エレファントのPOCKETがぴったりだなと思いコチラを製作させて頂きました。来年にはご結婚されるそうです。おめでとうございます。末永くお幸せに!

 

LONG WALLET -shell cordvan colors- #3

2016-09-08

 

長財布でボックスコインケースをつけたのは今回が初めて。すっきりしたデザインにするため、本体と縫い付けてからマチの部分を縫製する必要があるのでかなりやりづらい。ボックスのマチを少し伸ばしているのはカードケースの下部の蓋にするためで財布の長さを抑えるアイディアです。下部を縫製すると収納したカードがそこで止まってしまいますが、縫製がないのでカードがコインケースの際まで到達します。結果として5mm程財布の長さを短くすることが出来るのです。カードケースの内側の縫製を少し短めにしているのはカードの出し入れが容易になるように。毎回革を引っ張って出し入れをしているとどうしたって痛んでくるので、カードのホールド性を損なわない範囲でストレスなく出し入れが出来るようにしました。地元のお客様なので直接お渡し。「想像していた以上に良いですね。スーツの時期に内ポケットに入れるのが楽しみです。」 苦労が報われる瞬間。ご注文ありがとうございました。また少し頭が鍛えられました。

 

LONG WALLET -shell cordvan colors- #2

2016-09-07

 

札フラップはスタンプ、その下のカード入れにダークコニャック。コインケースは#8、その上のカード入れは#4。革の表情をそのまま活かすため、紙幣やカードを入れた時に隠れるサイズとしています。札フラップの下のフリースペースはカードをわけて入れられるように2室に分けました。

 

LONG WALLET -shell cordvan colors- #1

2016-09-06

 

シェルコードバンの長財布。表は昨年廃盤となった貴重なウィスキー、内装はダークコニャック、#4、#8と代表的なカラーを使い、スタンプも配置しています。なんとかご要望にお応えして良いものになりました。そしてとにかく疲れた(笑)

 

CARD CASE -all whisky-

2016-09-05

 

総ウィスキーのカードケース。イベントで初めてお会いしてシューホーンやPALMを既にお使いになっているお客様からご注文です。PALMはいつの間にか増えてしまう沢山のカードを収納し、こちらはビジネス用途です。「以前使っていたものと同じくらい収納出来るけども、より薄い」とのことでした。非常に革好きなお客様で長財布も製作させて頂きました。明日からご紹介させて頂きます。

 

STUDS BELT appendix #3

2016-09-03

 

ふたつ目のアイディアはベルトの穴を留め具の穴として利用するというものです。ベルトの先端は特に使い込まれておりエッジはボロボロ。ここを中央部だけ残してサイドを切り落とし、巻いた時にベースの革との対比がわかるようにしました。ここまで使い込まれた革の存在感は非常に大きく、装飾がなくても十分存在に耐えられるという考えです。良い感じに仕上がってこっそり自分のものにしたいくらいでした(笑)

 

STUDS BELT appendix #2

2016-09-02

 

穴の空いた革をどう活かすか。考えがまとまるまでかなり時間がかかってしまいました。一つ目のアイディアは穴を玉カシメの取り付けにそのまま利用すること。中央2列は中くらい、外側2列は小さなカシメにしています。また、カシメの隣は留め具の穴に。どの穴に留めるかによってサイズを調整したり、革をずらしてはめたりすることが出来ます。

 

STUDS BELT appendix #1

2016-09-01

 

長年大切にされていた品とのことで最初から何らかの形でご本人に戻したいと思っていました。ブログ7/20に掲載したスタッズベルト。ボロボロになっていた元の革を洗浄、加脂してからブレスに仕立て直し。玉カシメをいれてゴツゴツにしたタイプと革だけのアッサリしたタイプ。とりあえず完成形を。

 

A5 NOTE COVER -choco x orange- #2 flat loop

2016-08-30

 

今回のアイディアはフラットになるループ。ブライドルをリザードで縫いつないであるので上から押すとぺたんこに。レーザポインタを引き抜いてノートを開いた時に、表表紙の下にあるループがフラットになるので筆記の邪魔になりません。外装が男性的なので内装はステッチの色で少し可愛さをプラスしています。「使い勝手の良いポケットやポインター挿し、見た目は大人ですが開くとオレンジが映えるコントラスト!仕事へのやる気が下がった日でも 手帳を開くと元気が出ます。お気に入りの物を使うことが凄く大切なことだと気付かされました。」 これから長くお使い頂くことで毎日少しずつ、価格以上の価値を返してくれることと思います。ご注文ありがとうございました。

 

A5 NOTE COVER -choco x orange- #1

2016-08-29

 

若い女性のお客様からA5ノートカバーのご注文。A5ノートとペン、カード、それにプレゼンで使うポインターを入れたいとのご要望でした。ビジネスアイテムなので表は黒桟の茶とブライドルに焦茶の糸を通してあくまでもシックに。中を開けるとブライドルと鮮やかなオレンジのフレンチゴートとの対比が印象的なひと品です。

 

WatchBelt -russian x kurozan-

2016-08-27

 

2本目はロシアンに黒桟の裏張り。尾錠も穴あけも不要とのことでプレーンな状態での発送です。バネ棒はレバー付きなので爪で引っ掛けて簡単に取り外しが可能。ベルト交換時に時計本体に傷をつける心配がほぼ無いので通常はコレを組み込んでいます。「今回も思っていたとおりのイメージで、秋冬になって時計につけるのが楽しみです。こげ茶のベルトも雰囲気があってとても良いですね!気に入りました。 」 時計ベルトは技術がそのまま出るアイテムなので、リピートでご注文頂けたことをとても嬉しく思っています。いつもありがとうございます。

 

WatchBelt -chocolate-

2016-08-26

 

常連のお客様からリピートでオーダー頂いた時計ベルト2本のうちの1本目。オイル多めのタンニン鞣しの牛革を用いて裏張りはいつもの様に黒桟。糸はナチュラルのシニュー糸を通してあります。時計ベルトとしてはこれまで作ってこなかったシンプルな組み合わせですが、出来てみるとなかなか良い感じになり自分でも気に入っています。

 

LIZ -Black x Navy-

2016-08-24

 

LIZをお使いのお客様からご注文その2でご友人の分です。黒マットのリザードにネイビーのブライドル、糸を合わせています。ブライドルはネイビーといってもかなり濃い色なので、黒と合わせるとさりげない感じです。薄さと開放感のある使い心地をお楽しみいただければ幸いです。ご注文ありがとうございました。

 

LIZ -Choco x Orange-

2016-08-22

 

LIZをお使いのお客様から奥様にとご注文を頂きました。焦げ茶にオレンジという組み合わせ。落ち着きがあり華やかさもある好きな色合わせです。表は焦げ茶のリザードにステッチやコバのオレンジを効かせて、内装は印象的なオレンジ。実は一回オレンジの革を買ったのですが届いてみたら朱色、、、。その後イメージしていたオレンジの革を無事に入手して製作しました。

 

WATCH BELT -Russian-

2016-08-19

 

お客様から写真を送って頂きました。堪らなく格好良いですね!見てるだけで癒されます。淡色と濃色の時計との相性もバッチリ。最高です。時計ベルトは難しいアイテムで小さな改善を膨大に積み重ねてレベルアップしてきたので喜びもひとしおです。

 

WATCH BELT -Russian-

2016-08-18

 

ロシアンの時計ベルト2本目。こちらは濃色の部位で、同じく裏張りまで総ロシアン仕様です。「こちらも素晴らしいです。チョコレートブラウンと打ち合わせさせていただいた通りの色合いの素材を選んでいただき、当方のイメージとぴったりでした。松山様の経験とセンスに驚いております。沢山のオーダーをこなされてきた賜物なのだと感激しております。革の色と絶妙にマッチした色の丁寧で細かいステッチが、革素材の背景から来る独特の雰囲気に品を添え、ひとつ上のものへと昇華させていただけたと思っております。ありがとうございました。」 とにかく嬉しい。ありがとうございます。

 

WATCH BELT -Russian-

2016-08-17

 

ロシアンの時計ベルト1本目。淡色の部位を選びました。最近は裏張りを黒桟革にして耐久性や着け心地を上げることが多いのですが、お客様から拘りたいというご要望を頂いて裏張りまで総ロシアン仕様です。「素晴らしいです。革の色合い、ステッチの細かさ、丁寧なコバの処理、松山様の職人としての仕事ぶりが感じられました。当方が想定、構想していたものが実体化されていました。特に革の色が気に入りました。これからのエイジングが嫌に感じるくらい想定していたままの色合いでした。ありがとうございました。」 とても嬉しい。ありがとうございます。

 

WATCH BELT -センザンコウ-

2016-08-15

 

ロシアンの時計ベルトを2本ご注文頂いたので技術確認の為に製作しました。どうせなら面白みのあるものをと思い、手持ちのセンザンコウを使用。ちなみにセンザンコウとはアリクイの仲間で2000年からワシントン条約で輸入禁止となっています。つまり使えるのは過去に輸入した国内在庫のみで、それがなくなったら終わりという非常に貴重な素材です。裏張りは黒桟で肌にサラっとした着け心地。ベルト自体が存在感がかなりあるので、シンプルで上質な時計に合うんじゃないかと妄想しています。

 

MOLESKIN cover -Russian x Cordvan- #2

2016-08-13

 

「凄い存在感。温もりが感じられますね〜。素晴らしいです。想像を大きく上回り本当に気に入りました!」 プレッシャーを感じながら製作をして最終的にご満足を得られた瞬間は何度味わっても堪りません。「つけていただいたポケット最高ですね。早速使い始めましたが、仕事中も満足感がとても高くて本当に良かったです。これから丁寧に使い込んだらどんな風に風合いが増すか楽しみです。」 ご使用になるデルタ社のトゥアレグと一緒に写真を撮って頂きました。ペンホルダーは保護の目的で長めで、上側のループを短くしてあるのは開いて筆記するときに邪魔になりにくいようにする為。もう堪らなく格好良いですね。僕の中でも思い出のひと品になりそうです。

 

MOLESKIN cover -Russian x Cordvan- #1

2016-08-12

 

本作として製作したロシアンカーフのMOLESKINカバーです。内装はコードバンで裏張りは滑りの良いアメ豚を使用。ペンホルダーの位置や長さなどはご使用になるペンのデザインに合わせました。裏表紙の方はしっかりとカバーに掴まれて、表表紙の方はスライドしてぺたっと開けるようになっています。 事前に試作した黒桟バージョンからサイズをほんの少し詰めるため型紙も切り直し。非常に手応えを感じて送り出すのが名残惜しいものになりました。

 

黒桟MOLESKIN cover -スライド構造の試作-

2016-08-10

 

黒桟で製作したモレスキンのカバー。内装はブライドルでカードポケットは黒桟です。今回新たに考えたのは手帳をペタっと開くときに表紙がスライドする構造です。動画はコチラ。実はロシアンで製作依頼を頂いたのですが、さすがに新しい構造はロシアンで試せない。そこで動作確認のため事前に黒桟で仮縫いしたのです。結果は良好。※こちらの仮縫い品は完売済です。

 

マネークリップの緩みを直す方法

2016-08-08

 

「最近、どうにも抑える力が弱くなっており、札をうまく収められません。」とお客様からご連絡を頂きました。ご不便おかけしてしまい申し訳ありません。緩みを直す方法は・クリップを引き抜く・ネジを締めなおす です。動画はコチラ。ご購入のお客様に前もってお伝えしておくべき内容でした。クリップが緩んでいるけれども引き抜けない場合はお手数ですがお知らせください。

 

超巨大コードバン 染色前

2016-08-06

 

未染色の超巨大コードバンを入手しました。しっかりと繊維の詰まった良い革です。最近のコードバンのサイズは23dcくらいあればそこそこ良いサイズですが、コチラはなんと31dcと34dcの超巨大コードバン(※dcとは10cm四方で革の面積の単位です)。34dcは僕が今まで見た中でも一番大きいサイズ。コードバンの入手そのものが困難になっている昨今、ここまで大きなサイズは極めて希少で数千枚に一枚とかのレベルというか殆どないに等しい。藍染して更にある加工を施してからトートバッグにする予定。行き先は決まっていないのでご興味のある方はお問い合わせください。

 

スケボのキャリア

2016-08-05

 

東京オリンピックの種目になったそうですね。製作で凝り固まった身体をほぐす為にやっているスケボー。息子と近所の公園に行くのに使う簡単なキャリアを作りました。一枚革にハンドルをカシメで留めただけのシンプルな構造で2枚運べる為なかなか便利です。今回使用したのはHorween社のzugという革ですが日本未入荷なので、ウルヴァリンのピッグスウェードで作ると傷や汚れの観点からイイかもしれません。

 

LOF -黒桟 x ブライドル-

2016-08-03

 

久しぶりに写真を取り忘れて、お客様に送って頂きました。黒の黒桟とブライドルの組み合わせに青糸を通したLOF。僕自身の会社員時代の経験を元に徹底的に考え抜いて開発したA5ノートカバーです。合わせて自作したフォーマット 30年の人生年表(コチラ)、月の繋がったカレンダー(コチラ)、2週間見開きのスケジューラ(コチラ:A4片面2ページで印刷し折り返し張り合わせ)も商品サイトからダウンロード出来るので良かったら試してみてください。POCKET、LIZ、、時計ベルト、トートバッグに続いて5点目。いつもありがとうございます。

 

WATCHBELT -エレファント x 黒桟-

2016-08-01

 

時計ベルトの組み合わせとして特に気に入っているエレファントと黒桟の組み合わせ。ワイルドかつ上品なエレファントにサラッとした肌触りの黒桟を裏張り。コレがしなやかで着けやすいのです。バネ棒はレバー付き。突起を爪で引っ掛けて押すことでカンタンに付け外しが出来ます。いつもありがとうございます。

 

POUCH A5 -黒桟- #2

2016-07-30

 

内装はTHE SARTORIALISTで見かけて感銘を受けたスタイリング(コチラ)を参考に。深いグリーンで内装全体を裏張りし、焦げ茶のブライドルを合わせボルドーを差し色にしています。ポケットは1st作オーナーのお客様からのコメントを受けて少し大きめに。マチの上部は中央を少し下げてファスナーと当たらないようにしています。「良いです。想像よりもスッキリしていながら収納力も〇です。ボルドーもアクセントで効いてますね。ファスナーも不便無しです。」 次のご注文はエレファント。いつもありがとうございます。

 

POUCH A5 -黒桟- #1

2016-07-29

 

以前製作したA5サイズのポーチ(詳細はコチラ)の黒桟バージョンです。今回はファスナーの幅を本体と同じにしました。1st作オーナーのお客様から「ファスナーを最後まで引くとファスナーエンドを持って(本体を持っている手をエンドに持ち替えて)引かないといけない」とご指摘頂いた為です。確かにそうですね。エンドの部分はマチが内側に入るのでファスナー幅が本体と同じでも特に不便はなさそうです。ただ、縫製はファスナーの最後の繋がった部分をくぐるように針糸を通していくので中々手がかかります。明日は内装についてご紹介致します。

 

NATO STRAP -elephant x kurozan-

2016-07-27

 

表革はエレファント、裏張りは黒桟というお気に入りの組み合わせで製作したNATO STRAP。時計のデザインに合わせて赤糸を通しています。ご注文は宇都宮の老舗印鑑店 鈴印代表の鈴木さん。同世代ですがいつもお世話になってます汗。ブログ(コチラ)にも掲載して頂きました。気持ちの入ったものを一つ一つ丁寧に作っていくのがやっぱり僕の性には合うんです。ありがとうございます。

 

RHODIA #11 CASE -Lizard x FrenchGoat-

2016-07-25

 

表は傷に強いリザード(黒)で内装は上品なフレンチゴート(ネイビーとグレー)。赤い糸が外装と内装の両方ににうまく効いています。中はニューバランスのスニーカーっぽい色合わせですね。お客様が指定されたこの色合わせは自分では考えつかないもので、とても面白いアイディアだなと思いました。「狙い通り、想像以上です。赤いステッチのバランスが絶妙です。リザードも本当に綺麗なモノを選んで頂きありがとうございます。見事です。指定したペンにもマッチしています。とにかくカッコ良い。今もカッコ良いです。」 うまくハマって本当に良かったです。嬉しいなぁ。いつもありがとうございます。

 

WATCH BELT -エレファント x 黒桟-

2016-07-23

 

常連のお客様からのご注文その2。Dバックル用の時計ベルトです。それぞれ65mm、75mmで製作しました。素材は表がエレファント、裏張りは黒桟で赤糸を通しています。「時計バンドを交換するのは秋になります、交換したら写真送付します。」 楽しみにしていますね。ご注文ありがとうございました。

 

DOUZE -黒桟-

2016-07-22

 

常連のお客様からのご注文その1。以前ご注文いただいたマネークリップに合わせる小銭入れとして。一枚革折り返しの名作パターンをマグネットボタンにアレンジしてより開閉をしやすくしました。黒桟にアメ豚で裏張りをして青糸を通しています。蓋裏は何か見栄えの良いものをとのことで少しだけ余っていた蝋引きコードバンを使用しました。

 

STUDS BELT repair #2

2016-07-20

 

一箇所少しでもずれると全てが台無しになるため、全てのスタッズを正確に敷き詰めていく必要があります。服に引っかからないように裏側の脚はきっちりと折り返して革に食い込むように。革はベルトに最適な昭南皮革のヌメを使用し、抗菌、防臭のために裏面に柿渋を塗布しました。尾錠の部分だけは半分の厚みにして折り返し縫製。全体をフラットにして使用の際の引っ掛かりをなくすためです。 色々と勉強になりました。ご注文ありがとうございました。

 

STUDS BELT repair #1

2016-07-19

 

なんだか畑の畝のような。スタッズの脚をひとつひとつ起こして取り外しゴミを取り除いていきます。表は四角い跡が付いていてレンガ積みの塀のようですね。

 

STUDS BELT repair #0

2016-07-18

 

以前からやってみたいと思っていたスタッズもの。リペアの依頼で対応させて頂くことになりました。ただスタッズがビッシリと並んでいて、初めて取り組むアイテムにしてはかなり特殊なタイプ。革がボロボロなので金具を外して新しい革に交換です。

 

リザード入荷

2016-07-16

 

都内でコンディションの良い艶消しのリザード黒、茶を入手してきました。リザードは養殖ではなく全て野生個体を採集しているため、サイズが上がると必然的に傷が増えます。なので綺麗な革を手に入れるのは割と大変。艶消しのリザードって最初はちょっと地味に見えるんですが、傷に強いのでメンテナンスを気にせず使っていくうちに自然な艶が出て革に立体感が出てきます。写真左はリザードのLIZ(詳細はコチラ)。薄い財布なのでリザードとの相性もバッチリ。糸や内装の色を指定してパターンオーダー可能ですので良かったらご検討ください。

 

竜頭の防水機構

2016-07-15

 

「何だか変わっているな、、、」時計修理師のpoitiさんがしていた腕時計が気になって見せて頂きました。竜頭がやたらとデカイ? いや、実はなんと竜頭の防水機構としてネジ式のキャップが付いているものだったのです。当時の最新技術だそうですが、今の時代となってはなんとも愛嬌のある一本に感じられますね。

 

MULTI CASE -黒桟 x suede-

2016-07-13

 

Black & Blueは好きな組み合わせ。黒桟革に青のファスナー、糸、裏張りを合わせたマルチケースです。iPod nanoをイヤホンを付けたまま入れられるケースです。右側の写真はお客様のDJ Yoshifumiさんが送ってくださった収納写真。「サイズもバッチリです。黒桟もこんなに柔らかいと思ってなかったのでビックリしました。クリーム等つけなくても、良いつやが出そうですね。黒と青のバランスも良いです!!こういうシンプルなケースは、探すとないので、今後定番になるといいなと思います。」 底が折り返しでサイドが内縫いなのでコンパクトな割に容量がありますし使い勝手がいいですね。僕自身がずっと欲しかった携帯や財布を入れられるものなどサイズ展開も考えたいなと思っています。ご注文ありがとうございました。

 

POCKET -ostleg-

2016-07-11

 

グリーンのオーストレッグを使用したPOCKETです。僕が開発した独自パターンの中でも古くからあるアイテム。外見は何の変哲もないL字ファスナーのコンパクト財布ですが、実際に使用してみると機能性の面で既製品とは別物と言える程の違いがあります。「コンパクトながら、お札・小銭・カードが入り、非常に重宝しています。」 購入してくれたのはスクルージ君(ブログはコチラ)。イベントでもスタッフをやってもらったり、いつもお世話になっています。オーストレッグのPOCKETは赤と青の在庫があり即納可能ですので良かったらご検討ください。サブの財布としてもメインの財布としても使えますし、価格的にも手を出しやすい商品と思います。

 

PALM & FRISKCASE -cordvan-

2016-07-09

 

赤がよく似合う男性。昨年僕のスーツを作ってくれた仕立て屋さんからのご注文で奥様へのプレゼントだそうです。ご本人はマネークリップの財布を愛用されています。薄く漉いた赤のコードバンにチョコのアメ豚を裏張りして金のマグネットボタン。王道の色合わせはやっぱり好きです。忙しい方なので今回は慌ただしくお渡しのみでしたが、今度はゆっくり話したいなぁ。また注文する服を考えようっと。

 

7月パターンオーダー受付のお知らせ

2016-07-07

 

おはようございます。宇都宮は気持ち良く晴れました。今日から7月末までパターンオーダーを受付致します。作品集をご覧頂いて気になるアイテムがありましたら是非ご検討ください。よろしくお願い致します。

 

PENCASE single -croco x suede-

2016-07-06

 

一本挿しのペンケース。柔軟性とクッション性に優れたクロコの脇腹をスウェードで裏張りし、糸の色は内装と合わせています。「早速ボールペンを入れてみましたが、ばっちりです。色合いもかなり良い感じであっています。斑もとてもキレイですね!!」いつもありがとうございます。

 

LIZ -crodo x bridle- 即納品のお知らせ

2016-07-04

 

6月開催のENLIGHTMENT@恵比寿にて非常に好評だった極薄Lジップ長財布LIZ。リザードバージョンを購入されたお客様から「LIZを溺愛しております」「いやー、めっちゃ気に入りました。このサイズで、これだけの収納力と使いやすさは予想以上でした。ホント画期的です。」とコメント頂いております。見たことのない形で手を出しづらいかも知れませんが、LIZは薄さと快適さを両立している本当に優れたパターン。画像のクロコバージョンは1点のみ即納可能です。革も非常に良いもの(画像<1><2><3>)でお得な価格設定にしておりますので、ご興味ある方は是非お問い合わせください。

 

CLIP -蝋引きコードバン x 昭南ベンズ + 黒桟-

2016-07-02

 

久しぶりに入手出来た蝋引きのコードバンを表革に。内装はこれも大好きな昭南ベンズで、札押さえの部分のみを黒桟にしています。よく触る部分なので手触りが良いことと汚れが目立たないことからの選択です。「シンプルな構成だからこそ、縫い目・コバのキレイなところがより際立ってますね。ほんと黒とヌメ革の成長が楽しみです。」 作ってみて僕もコバが好きだなと思いました。表革は透明感のある黒になり、内装はヌメらしい変化が期待出来ます。また成長した姿にいつか会える日を楽しみにしています。

 

FRISK CASE -enamel python-

2016-07-01

 

こちらはフリスクケースです。革の端と端をつなぎ合わせるように縫っているので耳が出ずにコンパクト。「こちらもすごく格好良い!!ティッシュケースと揃いで大事に使用させていただきます。」

 

TISSUE CASE -enamel python-

2016-06-30

 

久しぶりに製作したエナメルパイソンのティッシュケース。表面がコーティングされておりウロコが立たないので表革として使用しています。「色柄がちょっと派手かもしれないと思っていましたが、完成品はイメージしていたよりもダークな色調でとても格好良いです。」 写真映りは派手ですが以前問屋さんで見かけて一目惚れ。無理言って譲ってもらった素材なんですが、ようやく出番が来ました!ありがとうございます。

 

次の記事

前の記事